PART.1 基礎理論 05休符(Rest)
休符:音の休止の長さを指示する記号
①単純休符
全休符(4/4拍子での4拍分)を基準とし、
その2等分割を続けてできる休符
②付点音符
単純音符の右上部に点の付けられた休符
元の休符の長さにその半分が加えられ1.5倍の長さとなる
③複付点休符
単純休符の右上部に2つの点が付けられた休符
元の休符の長さにその3/4が加えられ1.75倍の長さとなる
④小節全体の休止
拍子に関係なく小節全体の休止には全休符が用いられる
⑤1小節以上の休止
休止となる小節数を数字で示す
下段の様に全休符を重ねて示す場合もあるが
ポピュラー音楽ではほとんど見られない
小節数が不定なときの休止には、
全休符、フェルマータ、G.P.の略号を用いる
※G.P.は演奏者全員の休止部分を指すこともある