見出し画像

Sadowsky “Metroline”(Made in Germany)について

みなさま、こんにちは。今回はハイエンド・ジャズベースのブランドとしても知られる「Sadowsky」の中からドイツ製(Warwick製)に変更した「Metroline」を見てみたいと思います。(画像多めです)

画像1

画像2

画像3

ヘッドです。ヘッド裏には「Made in Germany」の刻印が光っています。

画像4

ただ、刻印よりもペグのほうが光っています。「Sadowsky」の刻印入りのコンパクトなペグです。以前とはメッキが違うような気がします。

画像5

1弦から3弦にかけてテンションピンが取り付けられています。(5弦モデルは1弦から4弦まで)

画像6

ヘッドの厚さは約16mmです。この辺りは従来のモデルとほとんど変わらないですね。

画像7

ドイツ製になり変わった点として挙げられるナットです。6角レンチで上下させることが可能です。(Just-A-Nut III)

画像8

画像9

外してみるとこんな感じです。

画像10

指板は「モラード」です。「パーフェロー」や「ボリビアン・ローズウッド」とも呼ばれています。インディアン・ローズウッドと比べると色が赤茶色で明るめです。Sadowskyでは定番の素材です。インディアン・ローズウッドよりも硬質なサウンドに感じます。

画像11

指板は21フレット仕様でつば出しです。トラストッドはホイール・ナット仕様ですのでネックを外さなくてもネック調整が可能です。

画像12

ピックアップはハムキャンセル仕様になっています。

画像13

コントロールはボリューム、バランサー、マスター・トーン、2バンド・イコライザーです。イコライザーはブーストのみとなっています。

画像14

ノブが新しく変わっています。目印となる部分が白い塗料からシルバーに変更になりました。

画像15

画像16

バックパネルはWarwick同様に爪で引っ掛けることで開けれるようになりました。「Sadowsky」のロゴがありますが、パネルの裏には「Warwick」と表記があります。

画像17

画像18

画像19

コントロールパネル内は導電塗料が塗られており、整然とワイヤリングされています。プリアンプの基盤には「Sadowsky」の表記入りです。また、Warwickのファクトリーで製作されているので電装パーツ(ポット)がMEC製になっています。トーンポットのプッシュ/プルのクリック感が強めになっており、ストロークは短めです。

画像20

ネックジョイントはプレートを介さない4点のブッシュ留めです。

画像21

ストラップピンはシャーラー・タイプのストラップロックが標準装備です。ストラップ側の金具も付属しています。

画像22

ブリッジは従来通りです。表通しのみになりますがサドル側からも通せるクイックリリース式のブリッジで弦交換が楽になっています。

画像23

細かい点になりますがフレットの足が見えない「インビジブル・フレットワーク・テクノロジー」を採用しており、サイドのポジションマークは蓄光素材になっています。


ドイツ製(Warwick製)になり気になっていた方も多いと思いますが、いろいろと細部がアップデートされており好感が持てる仕様です。


今回もお付き合いいただき、ありがとうございます。次回もお付き合いいただければ幸いです。


八坂
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
Twitter
https://twitter.com/bass_gp

Instagram
https://www.instagram.com/bass_guitarplanet/

Youtube
https://www.youtube.com/channel/UC0kQe1mjJsJb2KSo4MxZ5wQ

Guitar Planet Official HP
https://www.guitarplanet.co.jp/

※こちらに掲載されている文章や写真等の無断転載、転用はご遠慮ください。
※掲載内容は投稿時の情報です。予めご了承下さいませ。