脱力9 歌詞の意味 withoutyou その4
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すこしペースアップ。
雨上がり空を駆ける
星の光を指でなぞると
雲間に隠れた月は幼い頃の僕ら
空のほしとほしを指でなぞって遊んでいると月が目に入りますね。弱々しく光る月は雲に隠れてしまいます。祖母の陰に隠れながらビクついた僕と、盾になってくれた祖母のようで。
いつまでも続くような
気がしてた夏の日も終わって
枯葉が舞い散る空は
寂しさを匂わせた
大人になり、少しふてぶてしくなったオレ。怖がりな春の雨はやっと待ち望んだ春、夏を謳歌しました。ずっと続くような気がした人生の夏。しかし年月は人を待ちません。
冬入りを待つ秋時雨
そっと
川辺に愛を描いた
冬の予感が漂う人生の秋口。春生まれの雨も今や秋模様。
花に囲まれ微笑む君と
戸惑う僕が居た
もっと話がしたかった
棺に沢山花を入れました。花は三途の川を渡りきるまでのあいだ、喉を潤す水の代わりだそうです。現実感がなく、自分を見下ろしているかのような感覚でしたが、祖母が喉乾かないよう願いを込めて。そういえばしょっちゅうお茶を飲んでたな、などと回想してしまいます。
この坂を駆け上った先に何が見えるだろう
多分そこは孤独の朝
人生の坂を無理やり駆け上った所で、逢いたい人には会えません。長い年月をかけ、地道に歩んだ先でやっとあえるのだろうと思います。
長々と脱力といいつつシリアスに書いてきましたが、やはりとりとめはないので「脱力感」はあったんじゃないかなと。笑