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高齢者向け音楽教室を開く5つの手順

こんにちは!かたつむりです。
今回の記事は、「高齢者向け音楽教室を開く方法」をお届けします。

自分で教室を開くのって大変そうと思っている方に超簡単に低コストで教室を開く方法を知ってもらうための記事です。

「自分で教室持ちたいけど場所代が高そう」
「自宅でできたらいいけどそんな場所ない」
と思った経験ありませんか?

教室を開くのって大変そうですよね。
でも実際のところ教室を開くのは全然大変ではありません。

私も過去に自分で教室を持ちたくてネットで場所を探していましたが、賃料が高い所ばかり。

テナントを借りると毎月の家賃代は必ず払わなければなりません。
生徒さんが全く集まっていないのに家賃だけは毎月引き落とされる状況を想像すると安心して教室を始めることもできませんよね。

ただ今回紹介する誰でも教室が開ける方法を実践していただければその悩みはなくなります。

実際に私も、この方法で現在、高齢者向け音楽レク教室を4教室開講しております。
累計150名以上の方にご入会していただいております。今年で6年目の教室もあります。集客に成功すれば1教室5〜10万円の売上も不可能ではありません。


いきなり結論なんですけど「公民館の会議室」で教室を開いてください

公民館は高齢者と非常に相性の良い場所なんです!
・介護予防や地域の集まりで普段から行き慣れている場所、安心して入れる場所
・地域の方にとって知られている場所なので友達も誘いやすい
・公民館内の掲示板を見て催しを探している方もいる

費用面でも
・テナントを借りるより圧倒的に安い
・もし集まらなかったらキャンセルすれば返金してもらえる(規約があります)
など低コストで始めることができます。

あなたの街の公民館にもヨガ教室や太極拳など高齢者に人気のイベントがありませんか?

つまり公民館って高齢者がもともと集まりやすい場所で低コストでテストができると言えることができます。
ただ注意していただきたいのは公民館によって使用率は全然違うので必ず受付の方に聞いたりして調べてくださいね。

始め方を順番に見ていきましょう

①近隣の公民館を調べる

公民館も大きい施設や誰も使っていないような小さな施設など色んなものがありますね。
選ぶ上で大事なことは
・普段からご利用者数(来場者数)が多いか?
→私の経験上、普段から来場者が少ない会館は集客が難しい印象です。できる限り人の出入りが多い会館を選んでください。

・音楽系の利用禁止ではないか?
→音楽を扱う教室は他の会議室ご利用者からのクレームの原因になることがあり、会議室での音楽教室を禁止している会館もあります。

・営利目的禁止ではないか?
→「お金のやり取りがある場合は貸出禁止」としている会館も結構多い印象です。

・会議室の広さなど
→最低でも15名ぐらいは入れる会議室が好ましいです。あまりにも狭すぎたり、
窓がなかったりすると圧迫感があって参加者の居心地も良くない。
私が借りてる会議室も15〜30名が入れる会議室が多いです。

・自分でポスティングできそうな場所か?
→これ結構大事だと思っていて、自分でポスティングするのって費用を大きく抑えることに繋がるんです。業者に配布を頼んだり新聞折込を頼む場合と比べると料金が全然違ってきます。低コストでテストするなら自分でポスティングしましょう!
ポスティングについては④で説明します。

②会館周辺の高齢者の数を調べる

会館周辺住所の高齢者の数は市のホームページなどから調べることができます。
少し古いですが令和2年の国勢調査(町丁別)で60歳〜80歳の人数を調べることができます。
自分がターゲットとする年齢層の周辺人数が多い方が集まっていただける可能性が高いです。

③チラシを作る・発注

施設営業でもお伝えしましたが大切なのはチラシです!
チラシに何を書くのかによって反応率は大きく変わります。
教室コンセプトやキャッチコピーがターゲットに刺さる内容を書きましょう!
・コンセプトやキャッチコピー
・お客様が教室を楽しんでいる写真
・魅力的なオファー特典
・締切日
・教室の日程や電話番号
・行動を促す言葉
 
など文章を考えてチラシを作りましょう。

チラシはラクするがオススメです。↓

④会館周辺に鬼ポスティング

チラシができたらポスティングは自分でやりましょう。
先ほども書きましたが、業者に頼む場合と自分でポスティングするとじゃかかる費用が全然違います。
ウォーキング感覚でできますのでいい運動にもなります!
私は市営住宅を中心にポスティングしてたくさんの方にご入会していただけました。市営住宅やマンションはポストが集まって並んでいるので、慣れてくるとめちゃくちゃ速く配布することができます。市営住宅、超オススメです。
しかしながら、市営住宅のみ配布というのは違います。
時間はかかりますが一軒家にもお客様は必ずいますのでしっかり配布していきましょう!私は3000〜5000枚を発注することが多いです。
真夏のポスティングは避けましょうね。自分も危険ですし、シニアがターゲットなら特に、熱中症が心配で外出を控える方が多いです。
これまで私がポスティング成功した時期は1〜6月、10月あたりです。

⑤集まらなかったら次の場所探す

地域によってチラシの反応はさまざまです。集まらない場合もあります。
落ち込みますが次の会場を探しましょう!
失敗と考えなくても大丈夫。
集まるまで続ければ必ず成功します!

公民館で教室を開くデメリットは・・・


・会館によって予約を取るのがすごく大変
→ネットで予約を取れる会館だと良いのですが、未だに紙と鉛筆で予約管理している会館、結構多いです。予約のたびに「グループ名」「代表者名」「代表者住所」「電話番号」「使用においての注意事項署名」など紙2〜3枚にわたり書かなければならない会館もあります。電話予約もできず、必ずその会館に行って紙を記入しないと予約が完了しません。めっちゃ大変です。

・他の会館ご利用者と予約の取り合いになる。
→予約は早い者勝ちなので、先に取られたら日程変更しなければならなくなります。会館は3ヶ月先や6ヶ月先まで予約OKと決まっているので、その辺りもしっかり調べておきましょう!

・自分が住んでいない市の会館だと市外加算を取られる場合がある。
→めちゃくちゃ近所の会館だけど自分が住んでいる市ではないので「市街加算料金」を払わなければならない会館も結構あります。通常使用料の50%というのが多い印象です。(例えば、会議室使用料が2,000円なら市街加算は1,000円。市街に住んでいるというだけで1,000円の追加料金は痛いです。。)

・営利目的で借りる場合は営利加算も。
市街加算に加え、営利目的で借りる場合は営利加算も支払わなければならない会館も多いです。こちらも使用料の50%というのが多いです。
自分が住む街で探すのが一番低コストですね!

まとめ

高齢者向け音楽レク教室を開くなら公民館で開きましょう!
ちなみに今回の方法は高齢者向け音楽レク教室だけでなく、さまざまな教室開講時に役立つことばかりです。私は同じ方法で高齢者向けウクレレ教室も開講し合計50名以上の生徒様にご入会いただいております。
時にはポスティングすごく頑張ったのに全く反応がなく、開講中止にしたこともありましたが、場所を変え何度もチャレンジしてすることで必ずヒットする場所が見つかります。諦めずに低コストで挑戦していきましょう!自分の音楽レク教室でたくさんの方と出会い、一緒に歌ったり笑ったりできることで本当にやりがいや幸福感が増えました。収入面に関しても公民館の会議室で1教室5〜10万円の売上を出せたら、副業としても大成功ではないでしょうか。

①近隣の公民館を調べる
②会館周辺の高齢者の数を調べる
③チラシを作る・発注
④会館周辺に鬼ポスティング
⑤集まらなかったら次の場所探す

5つの手順を参考に
自分で教室を開いてみたい方は是非、公民館でチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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ということで今回も最後まで見てくれてありがとうございました。
もしこの記事が少しでもためになったと思ってくれた方は
感想やいいねをしてもらえればと思います!

それでは次回の記事もお楽しみに!


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