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俺の神社巡り_12 (徳島県)大歩危、伊射奈美神社(美馬)、西照神社(大滝山)


徳島空港からレンタカー

徳島空港到着、今回もカースタレンタカーを利用。空港近くに拠点があるレンタカー会社のうち、最も安いカースタレンタカーだった。車両の指定は基本できないが、当店で空いてる車両はソリオのみだったようで、無事ソリオに決定した。2日間、すべてフル補償付きで計10,000円。大手レンタカーでは1.5~2万円のため、ガソリン満タン分安い。

道の駅 公方の郷 なかがわ

鰻弁当と和菓子「はんごろし」を目的に立ち寄る。まずは、鰻弁当、お店に誰もおらず、購入できず残念。はんごろし(きな粉をまぶしたおはぎの一種)を探すことに。 ちなみに「はんごろし」とは炊いた米をすりつぶす際に、米粒が残る程度に“半分だけすりつぶす”ことから、はんごろしというネーミング。日本では徳島と長野でこの名称で売られているとのこと。長野のはんごろしは名探偵コナンでも登場している。 話を戻して、JAの施設内ではんごろしを無事購入。今夜のツマミにする予定。

気前よくきな粉をまぶしてるため、おはぎの大きさがわからない

大歩危へ

徳島は仕事でしか来たことがなかったため、徳島観光といえばまずは大歩危(おおぼけ)へ。大歩危は四国の吉野川中流域のV字谷で構成され、国の名勝であり、日本三大秘境の一つとされる。9月上旬でまだまだ残暑が厳しく、緑鮮やかな渓谷が広がる。

↑ 駐車場からの風景
↑ 左側の施設は道の駅 大歩危

道の駅 大歩危は漫画家水木しげる先生の妖怪が描かれており、駐車場からの景色もなかなか良い。

↑ 入口では一つ目入道がお出迎え

水木しげる先生の妖怪たちがお出迎え。かなり不気味な感じ。施設をぐるっと探索、お土産屋さんと店内で食事ができる喫茶店もある。ジビエ料理が美味しいらしい、だが時間が無くなったので、すぐに次の場所へ移動。その日は伊射奈美神社と西照神社にお詣りして、17時までに徳島市内に戻るという強行スケジュールになってしまった。

伊射奈美神社(美馬市美馬町)

美馬郡にある式内社として記録があり、現在、論社として4社がある。このうち、美馬市にある同名神社が2つあり、今回はなぜか導かれて伊射奈美神社 (美馬町)にご参拝。

↑ 当社の場所  徳島県美馬市美馬町中鳥589

一般的にはイザナギ神を祀る神社にはイザナミ神が祀られていることが多いが、当社はイザナミ神のみであり、何らかの理由、由緒があると思われる。土手沿いにあり、氏子さんが使う施設と合わせた無料駐車場に駐車。時間がとまったように全く人の気配はない。夏空のもと、誰にも邪魔されずゆっくりイザナミさまを参拝することができた。

鳥居前に可愛らしいイザナミさまがお出迎え、伊射奈美神社の説明をしていた。ここに御朱印がもらえる場所(大滝山春日神社とあるが、後述の西照神社がある大滝山と異なる)も記載されている。

階段をのぼって、鳥居をくぐる。神額には「伊射奈美神社」、鳥居前の狛犬は逆立ちしている。逆立ち狛犬は石川県に多いらしいが、全国にある模様。

鳥居をくぐると、2対の狛犬がお出迎え。

手水舎には「古文書解説」が掲げられている。

↑古文書解説を拡大
↑ 由緒
↑ 記念碑

西照神社

西照神社を選んだ理由はツクヨミ神を主祭神であることがその理由。ツクヨミ神を主祭とする神社がとても珍しく、徳島に数ある式内社(論社)で当社を選んだ。延喜式神名帳に記された田寸(たき)神社の論社となっている。 社伝によれば、夜の食国(よるのおすくに)を統治する月読尊が、大和国方面の監視役として田寸津姫命(配神の宗像三女神の一柱、宗像大社 中津宮に鎮座)を大滝山に遣わし、ここから瀬戸内海の監視をさせたとする。宗像三女神は当社の配神。

西照神社へのアプローチは県道のみとなり、山の細道を10km程走行しないと到達できない、かなりの難所にある。

↑ 鋭角鋭い道は山道特有のもの。
車の時は、すれ違いとなれば数十m以上山道を後退する覚悟が必要。

嫌な汗をかきながら運転し、ようやく西照神社に到着。境内には人の気配が全くなかった。

鳥居前の狛犬には写真のような伝説がある。

狛犬と拝殿

階段を上り、鳥居をくぐると拝殿に到着。授与所に神職不在の以外の際はこの拝殿でお守りや御朱印などを授かることができる。

↑ 授与所不在の際は、拝殿の階段向かって左側におみくじ、
右側にお守りや御朱印。御朱印は数種類あり、気に入ったものを取り出し、賽銭
↑ 本殿と月の木馬絵

御朱印

伊射奈美神社

後日、大滝山春日神社にて授与

西照神社

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