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俺の神社巡り_13(徳島)天石門別豊玉比売神社(眉山)、大麻比古神社、霊山寺


天石門別豊玉比売神社(あめのいわとわけとよたまひめじんじゃ)

式内社「天石門別豊玉比賣神社」の論社の一つ。美馬市美馬町の伊射奈美神社案内より、伊射奈美神社の御朱印を授かるために徳島市眉山麓の大滝山春日神社にお詣り。
敷地内の春日会館にて御朱印をいただくことができる。
伊射奈美神社だけでなく、豊玉比売神社の御朱印も授かることができた。

↑ 徳島市内 眉山北東側麓 地図最上部に和歌山ラーメンのいのたに本店
赤いポイントが豊玉比売神社(徳島県徳島市眉山町大滝山1−2)
そのすぐ南東の建物が春日会館(伊射奈美神社、豊玉比売神社、春日神社の御朱印授与所)

授与時の宮司さんがかなりお話好きで、独特の訛りで聞き取りづらい部分があるものの、丁寧に説明してもらえる。トヨタマヒメが大綿津見神(海神)の娘であり、神武天皇の父方の祖母であること、妹の玉依姫が神武天皇の母であること、春日大社(奈良)の神様、蜂須賀家正公など軽く予習してから、訪ねるとなお良し。

↑ 大滝山春日神社の鳥居、奥は拝殿
左の手水舎の奥に摂社 天石門別豊玉比売神社
その奥に御朱印授与所の春日会館

大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)

阿波国一宮。阿波・淡路の総鎮守とされていた。主祭神は大麻比古神、配神は猿田彦大神とされている。主祭神については諸説(天日鷲命もしくはその子、天太玉命など)ある。

↑ 注連柱
「神徳高哉」(神徳のなんと高いことか)、「億兆景仰」(天下の万民が慕い仰ぐ)と刻まれてる

駐車場から注連柱(注連石ともいう)をくぐり神域へ。

↑ ご由緒

参拝後、第二鳥居を通過し、参道を南へ。参道には多くの灯篭が配置されており、荘厳な雰囲気をさらに深めている。

↑ 祓川橋にある社号標
ここを南下すると灯篭の参道
↑ 参道の両側に灯篭が続く
↑ 社号標と大鳥居

竺和山 霊山寺(じくわさん りょうぜんじ)

四国八十八か所の一番札所。この霊山寺から時計回りに順番に巡拝することを「順打ち」、88番札所から反時計回りで巡拝することを「逆打ち」という。 大麻比古神社 大鳥居から参道を350m(約徒歩5分)南進すると、霊山寺に到達する。霊山寺は当社の別当寺(神宮寺:神仏混合により、神社に奉仕、管理する寺のこと)とされる記録もあり、別当寺を不詳としている記録もあるが、阿波一宮大鳥居から南進して徒歩5分程度の場所に真言宗(現在は高野山真言宗)の別格本山があるのは、何かしらのご縁があると思われる。ちなみに1番札所などの順番が記載されたものは17世紀であり、弘法大師さまではない、らしい。

↑ 山門
↑ 多宝塔
↑ 太子堂
↑ 本堂

当寺の納経所(御朱印授与所)は売店となっている。お遍路巡りの起点のため、お遍路グッズなどの電話照会がひっきりなしにあり、なかなか授かれないもどかしさ。これもまた一興。

御朱印

豊玉比売神社

大麻比古神社

霊山寺

墨書き
右:「奉納」
中央:釈迦如来を表す梵字「バク」と「釈尊(しゃくそん)」
左:「霊山寺」

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