『肩書きと屋号と思考がアップデートし続けるプランナー』 たけうちのぶおさんのインタビュー
今回のインタビューのお相手は、『肩書きと屋号と思考がアップデートし続けるプランナー』たけうちのぶおさんです。
企画を仕事にしている方々の中には、アイデアを出すところまでを担当し、あとは実務に任せたり、デジタル領域のみを担当するという方も多いですが、たけうちさんは、実際にイベントを実現する制作部分までを知っていて実際に携わることが出来るという、素晴らしいキャリアの旅をしてきた方です。
たけうちさんとは、𝕏(Twitter)で繋がって、リプなどで交流をさせていただいているのですが、日々、どんどん思考するスキルレベルが上がっている印象を受けています。
実際にお話ししたことは初めてで、テンション上がってしまい、いきなりインタビューをしてしまいました🤣
●たけうちさん ビジョンが読める note記事
あっ。自己紹介がまだでした。
どうも、ギルドプロジェクトのカヤバアキヒコ1031です。
このインタビューでは、Twitterで繋がっているかっこいい働き方をしている人を紹介しています。
それでは早速、インタビューをご覧ください!
0.はじまり
カヤバ
「たけうちさん!初めまして!」
たけうちさん
「実は、初めましてですね、初めまして!なんか初めての感じしないですね🤣」
カヤバ
「Twitter(𝕏の旧称)時代から、リプでちょこちょこやりとりさせてもらってますもんね!チカイケさんのインタビューの時も掲載許可ありがとうございました!🙏」
たけうちさん
「いえいえとんでもないです!原体験ドリブンに書いている、原体験ワークは僕も何度もやったことがあるので、名前を出してもらってよかったです!」
カヤバ
「わぁ!嬉しいです!今日は、タイムラインの流れで、お話しするという感じでお時間をもらってたんですが。いきなり、インタビューしちゃっていいですか!?」
たけうちさん
「え?w 全然いいですよ🙂」
カヤバ
「ありがとうございます!ダメもとで準備だけして来たんですよ!🤩」
たけうちさん
「是非是非!お願いします。」
カヤバ
「では、早速よろしくお願いします!😇」
1.自己紹介(フリースタイル)
カヤバ
「では、これから、10個の質問をしていきますね。
まずは、自己紹介をフリースタイルでお願いします!🤩」
たけうちさん
「自己紹介は、苦手なんですw」
カヤバ
「www ノリで大丈夫です!🤣」
たけうちさん
「はい。では、いきます。
僕は、フリーランスのプランナーです。
壮大な何でも屋さん。
イベント、ワークショップ、空間装飾、デザインのディレクション、社会問題を解決するシリアスゲーム作ったり色々しています。」
カヤバ
「おお、色々やってるから、説明むずい系っすね!🤩」
たけうちさん
「はい、そうなんですw」
カヤバ
「どんな感じで仕事を選んでるんですか?」
たけうちさん
「なんだろなぁ。
僕は、おもしろがりで、天邪鬼なんです。
これ本当にそうなんかな?と疑問に思ったことを。
自分で見つけて追求していく。
そんなことばっかりやってます。」
カヤバ
「偏って尖っていく感じですね!」
たけうちさん
「はい。どんどん、思考が偏っていっています😊」
カヤバ
「特に、イベント企画って、出来事を企画するって事なんで、無限すよね!w」
たけうちさん
「間違い無いです!やること無限にありますね。
仕事の相談を受けても、毎回その着地が謎でw
例えば、『会議用資料作ってくれ』という依頼があって、最終的な着地は、組織のビジョンを作っていた。なんてこともあります。」
カヤバ
「謎ですねw
イベント以外は結構イメージしやすい仕事とかだったりするんですか?
建物の利活用とか?」
たけうちさん
「いえ、基本、謎着地w」
カヤバ
「🤣🤣🤣」
たけうちさん
「実は、イベント屋や空間装飾屋など『場をつくる仕事』がベースなんです。
この空間ってなんのためにあるの?っていうのから考えていくんです。
だから『この建物を有効活用したい』なんていう、ざっくりした依頼とかの場合は、むっちゃ困る。
なので、『そもそものところ』から詰めていくところから企画をやっていくアプローチになるので、最終的な着地が全く見えないんです。」
カヤバ
「地方の綺麗な建物、なんやねんw みたいなやつを実際に解決してる人の一人がたけうちさんだったんですね!むっちゃすげぇ!!🤩
何目的で作ったのか分からない建物とかって結構世の中にいっぱいありそうですもんね🤣」
たけうちさん
「そうなんですよ!そういう案件もありますよね。
そういった、仕事をしてるので、自己紹介で「何してるんですか?」と聞かれることが困るんですよね。」
カヤバ
「僕も、企画屋なんですごく分かりますw」
2.スキルアップの旅
カヤバ
「企画をフリーでやっている企画屋さんって、スキルを身につけていくのが人によって全然違うイメージなんですが。
今に至るまでの、スキルアップの旅を聞いていきたいのです。
まず、たけうちさんのスキルアップってどんな感じでやってるんですか?」
たけうちさん
「僕の性格が「おもしろがり」と「天邪鬼」なんですが、これがスキルを得ることのベースになっていると感じています。
けど、そのさきにスキルと呼ばれるモノをどうやって身につけているのか分からない。っという感覚がリアルです。」
カヤバ
「え?w」
たけうちさん
「自分だけで面白がる、天邪鬼やるんじゃなく、みんなでやるとおもろい。っていうのが根底にあるんです。
だから、そういった体験から自然とスキルが身についてきた感じですかね😊」
カヤバ
「すげぇ!ナチュラルボーンな企画屋さんなんですね!🤩
(僕は、コミュ障で引きこもりさせてもらっていたから、全然違う旅をしてきたんだなぁ🤔)」
▼初体験 編
カヤバ
「一番最初、イベントとかの企画で、みんなでおもろいこと、やったなぁという企画の初体験はどんな体験でしたか?」
たけうちさん
「最初のきっかけは大学。学園祭ですね。
学園祭を作っていくチームの先輩がおもろくて、アイデア出しまくる。
おもしろくて熱中しました。
『こんなことやっていいんや!?』みたいな。
制限の無いアイデアがポンポン出てくる感じ。
興奮しましたね😍」
カヤバ
「(あ、リア充の人だ🙄)」
たけうちさん
「当時はブレストという言葉を知らなかったけど、実際やっていたのはブレストだったんです。
先輩方はおもろい目線を持っていて、それは借り物ではなくって自分の視点で見ていた。
僕自身もあらゆるアイデアを出しまくりながら、心が湧き立ちゾクゾクする体験をしました。
『こうやったらおもろい、皆んながおもろい!』という感性の部分がベースになっていた。」
カヤバ
「では、経験したことや体験したことを、その後に体系化していくタイプですか?🙂」
たけうちさん
「まさに、そうです。
直感でやっていって、徐々に体系化していってスキルとして身につけています。」
▼社会人編
カヤバ
「たけうちさんは、そのあとは、就職して社会人やったんですか?」
たけうちさん
「はい。就職をしました。
就活時は、ものを考えてなかったし、世の中にどんな仕事あるのかも知らなかったです。何となく就活してうまく行かないなかで、改めて何をしたいか自分と向き合う時間を作ってみました。
学園祭の企画をした体験ががやっぱり楽しかった。
そこで『よし、イベントだ!』となって、東京のイベント制作会社に入りました。」
カヤバ
「おお!学園祭がトリガーに!!🤩」
たけうちさん
「はい。企画の楽しさが、根っこにありました。」
カヤバ
「東京のイベント制作会社の、印象はどうでしたか?」
たけうちさん
「関西と関東では、感性がだいぶ違うという印象でしたね。
関東では面白いと感じたときに『ウケる』というワードを使うけど、関西では『おもろい』と言う。その『ウケる』っていうワードにドキッとしました。
言葉から受け取る感性の違いに、にびっくりしましたね。」
●たけうちさんは言葉に繊細でその辺りを書いたnote記事
言葉の捉え方の記事
カヤバ
「方言として違うというよりは、感じ方や表現が違いますよねw
イベント制作会社ではどんなスキルが身に付いたんですか?🤩」
たけうちさん
「イベント制作会社では、企画のスキルという意味では、身に付いていないですね。」
カヤバ
「え!?😮」
たけうちさん
「最初に入ったイベント制作会社は制作が中心の会社でした。
だから、企画のスキルっていうスキルは付いてないですね。」
カヤバ
「そうなんですねー!
(え?どういうこと?🤔)
結構ハードでしたか?」
たけうちさん
「キツイはキツいですね。
ただ、やりがいはありました。
代理店を挟むよりも、制作会社には珍しく直接クライアントと取引することが多い珍しい制作会社でした。
組織が持つ文化というのを初めて体験したのもこの会社です。
社長がパッションで推し進めて、副社長がバランス取り整えていく。
そんな感じの組織で、プロ意識持っていて現場でいい仕事すること自体が営業だというスタンスの会社でした。」
カヤバ
「おおー!王道な組織のですね😇
働く人たちは、イケイケでセンス溢れる感じですか!?🤩」
たけうちさん
「センスでガンガンいく感じではないかもしませんw
堅実というか、腕で仕事を取る。
というか、いい仕事を現場をちゃんとやっていると、次の仕事につながるという姿勢で仕事をしている感じの空気感でした。」
カヤバ
「おおーかっこいい文化ですね!
(ザ・職人💪💪💪)
一社目で企業文化がある会社っていい経験でしたね。」
たけうちさん
「実は、一社目で、素敵な企業文化と出会うというのは、辞めたあとすぐには、気づけなかったんです。。。
後々、その凄さがわかった時は、いい経験ができたと痛感しました。」
カヤバ
「それは、結構やりがいがあって、後々のキャリアで気づきがあるというのは、かっこいい会社ですね!!🤩」
たけうちさん
「本当に、いい会社でした。
ただ、僕自身は、自分体力がないなと感じていて、ずっと続けるのが無理だと感じて辞めました。」
カヤバ
「体力に関しては、なんともならないこともありますもんね。」
▼芸術祭編
カヤバ
「次はどんな仕事をしたんですか?」
たけうちさん
「次、おもろいことがある場所を探していたら。イベント→アート→芸術祭というのに行き着いて。
神戸ビエンナーレという総合芸術祭のスタッフとして働くことになりました。
当時は横浜トリエンナーレ、越後妻有アートトリエンナーレ、神戸ビエンナーレなど、各地で芸術祭が生まれ始めていた時代で、おもろい流れがありました。
今は、当時よりは芸術祭は全国的に下火になっているけど。やはり根強く魅力がありますよね。」
カヤバ
「おお!むちゃくちゃいい時代じゃないですか!!すげー!!!🤩
なぜ、神戸だったんですか?」
(マザーベースプロジェクトでやっている十日町の越後妻有のやつ!大地の芸術祭のやつだ!😍)
たけうちさん
「地元が神戸なんです。
その地元で芸術祭が生まれたと聞いて、これはおもしろそうだなと。」
カヤバ
「そうだったんですね。アートとの出会いってどんな感じだったんですか?」
たけうちさん
「僕が行った大学は、芸大ではなかったけど、学科の中で芸術に関する論理を学んだりできるところだったんです。
なので、親しみがありました。」
カヤバ
「そういう大学があるんですねー!
卒論とかってどうなるんですか?アート論文を書くんですか?🤔」
たけうちさん
「卒論ではなく、卒業制作なんです。
制作がとにかくおもろかった。」
カヤバ
「芸大以外で、そんな形式の卒業までのカリキュラムを初めて知りました!
アートの世界を理論と制作両方で体験してたんですね。
それで芸術祭ブーム!最高だなぁ😇」
たけうちさん
「いい流れに乗れました😆✨
ビエンナーレの運営に携わって、アートの世界はおもしろいと。
さらにそう、思うようになりました。」
カヤバ
「スタッフの方は、結構クリエイティブな感じなんですか?」
たけうちさん
「自治体が主催のイベントなので自治体の職員さんとイベント運営・アート分野のコーディネーターなどの合同チームでした。単なるクリエイティブのイベントではなく、自治体としてのあり方とクリエイティブを融合させていく仕事でした。」
カヤバ
「1社目のスキルはアートの運営組織に役立ちましたか?」
たけうちさん
「他の企業(1社目)で、3年やった分、基本的な力は付いていたので貢献できました。
イベントの基礎基本、企画があって、それを形にする「制作」のプロセスが身についていたのが良かったです🙂」
カヤバ
「おお!3年しっかりやって、基礎基本を身につけると言っていたの、やはり重要なスキルを得ることができたんですね😇」
(やっぱり!一社目でしっかりスキルを身につけてる!🤩 なんでスキルが身に付いていないって言ってるんだ?🤔)
たけうちさん
「いえ、「企画」のスキルは身についていませんでした。身についていたのはあくまでも「制作」のスキル。
本当の企画のスキルを身につける経験っていうのは、一社目でも少なかった。
クライアントワークで、予算があって。という感じだった。
0から企画を作り込んだ物を形にはしていないので。」
カヤバ
「なるほど。そうだったんですね。
(そうか。力とスキルを分けて使ってるのか。たけうちさんは、仕事の本質のところを身につけて初めて『スキル』って言っているのか。すげぇ😭)
2つ目の組織での仕事はどんな感じの内容だったんですか?」
たけうちさん
「神戸ビエンナーレでは、アーティストの作品づくりに市民ボランティアが関わる機会を作ったり、アーティストとまちが関わって一つの作品を作ったり、もちろんイベント運営的にメイン会場の運営をするなど、様々な仕事をしました。」
カヤバ
「アーティストのサポートをする時のポイントは何かありましたか?」
たけうちさん
「人と人との対話ですね。
アーティストと作品を作る時は、対話で着地させていくことがポイントです。あくまでアーティストとボランティアを「つなぐ」役割だったので。」
カヤバ
「対話で着地?」
たけうちさん
「はい。対話で着地です。
どういうことかというと、アートは設計図を形にする作業のような制作とは違い、不確定な所が多い。一直線に完成まで突き進むのではなく現場で試行錯誤しながら作品を作り上げていく。
特に、こだわりや想いを持つアーティストは、時間軸を長めに設定して対話をしながら、一つ一つのこだわりを理解できるよう丁寧に言語化していくなかでお互いの納得を作っていったような気がします。対話はすごく大事です。」
カヤバ
「なるほど、結構、アーティストの人とバチバチとやり合ったりはしたんですか?」
たけうちさん
「いいえ。
アーティストの方は、モチベーション高く取り組んでもらうためにサポートするので、バチバチとやり合うというシーンはあまりはなかったです。
その人の想いを形にするためのやり取りは想いを汲み取れるように気をつけていました。
逆に、制作スタッフや運営スタッフとは、バチバチすることがありましたね。
総合プロデューサーもいたり、行政の意向を持っている人がいたり、いろんな人の立場や意見のせめぎ合いの中でやっていたので意見の衝突はもちろんありましたね。」
カヤバ
「おおー!!現場っすね!!!カッケー!!!🤩」
たけうちさん
「そうですか?w 熱量が高い現場で、楽しかったのは間違いないです🙂
実際の期間としては半年の話なんですけどね。(派遣社員)
運営チームの人たちは濃かった。濃縮された半年間。 2009年のことでした。」
▼遊び人編
カヤバ
「濃密な半年間を過ごした後は、どんなことをしたんですか?😇」
たけうちさん
「その後、遊びます。😎」
カヤバ
「えっw」
たけうちさん
「遊びましたw
アートに携わって、もっとアートのことが好きになって。
アートはおもしろい!よし、アートスクールに通うぞ。という流れで遊び期間を過ごしました。」
カヤバ
「あー!なるほどw
(学ぶことが、遊びって。すげぇまっすぐな人なんだぁ😆)」
どんなスクールだったんですか?」
たけうちさん
「デザイン会社がやっている一風変わったアートスクールです。
一線で活躍しているアーティストやクリエイターのところに行って、話を聞いたりワークショップしたりしながら学ぶんです。」
カヤバ
「おお!今で言うプロジェクト型の学び?ですね!😇
よく見つけられましたね!!
僕も、分野が固定される専門学校よりも広い領域を自由に学びたいタイプなので運がよかったです。
年代から考えても、結構新しい取り組みしてたんですね!」
たけうちさん
「そうですね。ラッキーでした。
早い人は半年でカリキュラムを修了していくのに、僕は、1年半くらいいました。
有名なクリエイターさんが講師としてついてくれて、学ぶというのもではあったし素晴らしい取り組みだし、学べる環境でした。とにかく楽しかった😆✨
しかし、途中で、違和感ができてたんですよね。」
カヤバ
「違和感?🤔」
たけうちさん
「作るって行為より、考えるのが好き。なんだって。」
カヤバ
「アートや作品を作る前の企画を立ち上げていく時の、思考プロセスの部分が楽しいし、一番ワクワクするってことですか?」
たけうちさん
「そうですね。
アートを作ることは楽しいんですが、何か違和感をずっと感じていて。
その制作プロセスをやりながら感じていた違和感は、それでした。
もちろん、制作プロセスは楽しいんです。けど、その前の段階が一番楽しい。
『形になる前の思考プロセス』自体が好きなんだと、自分自身で気づいたんです。」
カヤバ
「なるほど。
では、自分が集中して力を入れて、取り組むところが、明確になってきたんですね!
考えるっていうのは、たけうちさんとしては、どんな風に捉えてますか?」
たけうちさん
「考えるということですか。うーん。🧐
『考えるという行為自体』それが単品が好き。
そして、そのプロセスも好き。
思考があっちいってこっちいってが好き。
『頭の中の旅』が、好きですね。」
カヤバ
「おお『頭の中の旅』いいですね!🤩
グッときました😇
この遊びは、意味がある遊びでしたか?」
たけうちさん
「意味がありました。すごく、大切な時間でした。
『遊ぶってこと自体に、意味がある。』ということを、当たり前のことではあるんですが、最近言語化できた。」
カヤバ
「当たり前のこと、本質的なことを言語化する時は、いつも遊びの中で見つかる気がします。素敵な体験でしたね😇
たけうちさんの、しなやかで、柔軟な思考や視点の位置はこういうところからきてるのかもしれませんね。」
たけうちさん
「はい。
硬くなくて、柔軟な感じが今あるのは、経験からつながっている。そう思います。」
▼遊びと学び編
カヤバ
「一番おもろいなって思った遊びと学んだことは何でしたか?」
たけうちさん
「一番楽しい遊びですか。うーん。何だろう?
遊びって思うこと自体が、そうだなぁ、自分の感性が究極に没頭しているものを、突き詰めてやっていたら、楽しい。って感じなので。
遊ぶ中で、気づいたらとんでもないスキル身についていることが振り返るとよくあります。
ただし、何かをやった後、すぐに振り返ってもそれは、作業の確認になってしまうので、振り返るタイミングが大事。そう感じています。」
カヤバ
「すげぇ!かっけぇっすね!!!❤️🔥
まだまだ進化していく感じですね!」
たけうちさん
「はい。止まりませんよw」
▼展示会編
カヤバ
「脱線しまくってますが、もうちょっと深掘りさせてください🙏
最近の振り返りでいい感じのやつってありますか?」
たけうちさん
「最近、いろんな言葉がつながり始めてきました。
アートスクールに通ったあと空間・展示会の装飾会社で3年半勤めたのですが、社会人最初のイベント制作会社で得た経験、そのあとの展示会の装飾会社で得た経験、その中で出会った言葉たちのつながりが捉えられてくるようになってきて、楽しいですね。」
カヤバ
「僕も、イベント企画というか、出来事自体を企画するというか、一連の出来事とそのプロセスをデザインして、形にしておもろいことをやって、喜んでもらうという経験をしてきたので、すごく共感できます!
全部詰まってますよね、イベントとか展示会とかには!」
たけうちさん
「おっしゃる通りですね。
イベント制作、展示会にはイベントの要素が、全部詰まっています。」
カヤバ
「某大手〇〇って好きですか?」
たけうちさん
「あんま好きじゃないw」
カヤバ
「www
あれは、あれで、大規模展示会のビジネスのフォーマットとしてはすごいですけどね。
小規模のコマとかをやりた人へのアプローチが弱い感じはします。」
たけうちさん
「そうですね。
僕は、4コマくらい。大きくても20コマくらいでコマ数は十分だと感じています。
やる人は100コマやっていましたが、費用対効果、企業のブランドやコミュニケーションのデザインに直結しているかというと、大規模なコマは意外とできていないところもあるなぁという印象です。
ブース自体が、意味のあるコミュニケーション成果を生み出すことが目的なので、でかければいいってもんじゃない。」
カヤバ
「意味のある面積、効果のあるコミュニケーション。まさにって感じです!
展示会を共創型のメディアだとすると、自社ブースのメディアをどうやってデザインするのかってとっても大事ですね😇」
たけうちさん
「確かに、メディアとして捉えると、シンプルかもですね。
カヤバ
「展示会については、一時期、Twitterで投稿とか、noteでコンテンツやってましたね。」
●オンライン展示会について
たけうちさん
「はい。展示会についてのコンテンツや投稿は自分のリアルな経験と体当たりで、アプローチしてたり、実際に足で稼いだ情報で作っているので、ぜひ読んでみてほしいです。
仕事していた当時は、業界構造、捻れてんなと思ったり、変やなと思う部分がありました。
『もっと目的に対して最短距離で走れるんじゃないかな?』という疑問。
その疑問があとあとになって、芽が出てきた。
三社目の会社自体が、展示会の装飾施工に特化していた。
施工だけじゃなく、展示会というフォーマットや業界のあり方、最適な活用方法について、ちゃんと考えないと業界全体が持たないなと思っています。」
カヤバ
「アートとはまた違いますもんね。展示会は。」
たけうちさん
「そうですね。
ずっと続く物質として残り続けるアートもあるけど、展示会のブースなどは早ければ一夜でなくなるものです。
これまで作ってきた。もので、新たに見えてきた視点を機会があれば、今後も発信していければと思ってます。」
カヤバ
「いいですね!楽しみにしています。」
▼フリーランス編
カヤバ
「だいぶ寄り道しちゃいました😆
スキルの旅の話の本筋に戻らせてください🙏」
たけうちさん
「だいぶ脱線しましたね🤣
楽しくって、話がどんどん進んじゃいましたw
全然僕は大丈夫ですよ🙂」
カヤバ
「やさしー!神!😭
では、早速。
三社目を終えて、遊んだ後に、今のフリーランスの状態になったんですか?」
たけうちさん
「教育商社とまちづくりコンサルに短期間ですが勤めました。
取り組みはおもしろかったんですけどね。スキルや自分の特性との相性も良くなくて。
結構早めに、やめました。その後、フリーランスです🙂」
カヤバ
「遂に繋がった!😭」
では、率直に。
フリーランスになった時はビビりました?🤔」
たけうちさん
「ちょっと、イレギュラーな流れだったので、ビビったというかは、流れに身を任せたって感じでしたね。」
カヤバ
「イレギュラーな流れってどんな感じですか?」
たけうちさん
「最初は転職するつもりだったので。
転職期間中に、フリーで色んな会社と組んでコンペに参加してたんですけど。
やってたら大きな案件が受注できちゃった😆✨
タイミングとチームが噛み合った感じで、偶然仕事が決まってしまったんです。」
カヤバ
「えっ!?スゴっ!!
僕だったら、ドヤ顔で『僕のおかげっすね!』って言っちゃいそうです🤣」
たけうちさん
「もちろん、心のうちでは、『俺がやったった』というのはありましたよw
口にはしないですけどね😎」
カヤバ
「大人ー!w
フリーランスをやってみたら、結構会社にいる時と違ったことないですか?😇」
たけうちさん
「もう、全然違いました!w
あらゆるものが不足します。
ヒトは置いておいても、モノ、カネが全然足りなくて。最初は困りましたね。
けど、今は、すごく楽しめてます。」
カヤバ
「ダークサイドに堕ちて、やばい事業のやり方する人に、𝕏でも何人か出会ってきたのですが、たけうちさんは大丈夫そうですね!w」
たけうちさん
「いやぁ。全然ありますよw
ダークサイドに堕ちちゃってる時は。
「おーい!ぽくねーぞ。ちゃんとやろうよ』と頭の中で対話している時があります。」
カヤバ
「www
そこで踏みとどまれてるのが、さすがです!😇
スキルを獲得する旅。壮絶でした!ありがとうございます!」
3.突破計画って何ですか?
カヤバ
「では、ちょっと気になっていた、突破計画について聞きたいのですが。
ピンクの色が特徴的ですよね、何か意味づけなどあるんですか?」
たけうちさん
「パッショネイトピンクと言っています🤩」
カヤバ
「たけうちさん、名付けるの好きですねw」
たけうちさん
「名付けるの好ですきw
名付けると意味がつくので😎」
カヤバ
「おおー!かっけぇ!🤩
屋号ってことでいいんですかね?最初から『突破計画』名義で活動してたんですか?」
たけうちさん
「いえ、フリーになった当初は自分の名前でやっていました。
こんな風に、個人紹介のパンフレット作ってたんです。」
●実際のパンフレット※現在は使っていません。
カヤバ
「えw まじのやつじゃないですか!?🤣」
たけうちさん
「そうですよ!いいでしょー!?🤩
僕は、目の前の人、出会い頭に笑かしたい。楽しませたいっていうのがあってw」
カヤバ
「うわぁ!むっちゃ、関西人ですねw」
たけうちさん
「これね、シレッと机の上に置いておくと、返しの上手い人が気の利いた返事をくれたりしてねw
おもしろいんです🤩」
カヤバ
「コミュニケーションになっていいですね😇
じゃあ最初は、個人の名前でやっていたのは、どんな理由があったんですか?」
たけうちさん
「本名で勝負することが、当時の自分の常識だったのかなぁと思ったりしてます。
ただ、途中で、違和感を感じて、僕自身を表す肩書きを名乗ることにしました。」
カヤバ
「じゃあ、ご自身の肩書きも作った感じですかね?」
たけうちさん
「はい。
フリーランスをやっていると、名乗る時に肩書きがあった方が説明がしやすいことが多いことに気づいて。
やるなら、オリジナルの自分の肩書きを作りたかった。
『Idea Sculptor(アイデアスカルプター)』と名乗ってました。」
カヤバ
「香水みたいな名前ですねw
どんな意味を込めたんですか?」
たけうちさん
「ww
そのままシンプルに『アイデアの彫刻家』という意味です。
アイデアを形作っていくというようなイメージで。
名乗ると『そう言う自分になっていく』と感じながら使っていましたね。」
カヤバ
「どうでしたか?使用感は?」
たけうちさん
「しばらく使っていたんですが。また違和感が出てきて。
『アイデアを彫刻する』というのは、自分だけのことだよな。と言う違和感。」
カヤバ
「おっ、どういうことですか?🤔」
たけうちさん
「アイデアは、お客様、クライアントと一緒に作るものであって、自分だけが作るものじゃないということですね。」
カヤバ
「ああ!なるほど。確かにそうですね!」
たけうちさん
「そこで、今度は、自分のことを第三者が見たときにどう感じるかをヒントにしてみようということで。
よし!と一念発起して色んな人に「僕のいいところある?」と聞いて回ったんです。
そこで人から言ってもらって腑に落ちたのが『突破してくれる人。』『道を作ってくれる人。』というワードでした。
これだ!と思って『突破計画』という風になりました。」
カヤバ
「おお!仕事の仕方や人間性を表しているですね!突破計画は!😇
デザインも、フィードバックを得る中で作ったんですか?」
たけうちさん
「デザイナーさんも、ずっと一緒に仕事をしていて僕のことを知っている人に作ってもらっています。」
カヤバ
「これは完成形ですか?」
たけうちさん
「いや、違います。
名乗っている屋号も、今、その時点の名前という位置付けです。
アップデートする可能性ありです。」
カヤバ
「次のメジャーアップデートはいつくらいになりそうですか?w」
たけうちさん
「なんとなく、あと1年くらいを予感しています。
どんどん、変わっていく可能性あるので現時点の予感ですが。」
カヤバ
「(えー、意外と近かった🙄)」
たけうちさん
「僕は、自分を表す名前と向き合っているんです。」
カヤバ
「今やっている、自分の社名付けようみたいなワークショップってもしかして繋がってますか?
たけうちさん
「『ジブンの社名を見つけよう!』のワークショップですね。はい、繋がっています。」
●『ジブンの社名を見つけよう!』のワークショップ
カヤバ
「たけうちさんといえば、チカイケさんの原体験ドリブンのイメージがあります。
チカイケさんの、原体験ワークショップとかも、結構影響したんですか?」
たけうちさん
「チカイケさんもむっちゃ好きだし、あのワークは素晴らしいです。
ただ、僕は自分の中では、原体験という考え方にはすごく価値があると思っていますが、それだけを重視するというのはしていません。
あの人の考え方で、世界が広がるし、ドリブンする方がいっぱいいると思います。
でも僕は、原体験だけではドリブンしなかった。
原体験という視点を得られたことで、自分が過去のある地点だけのきっかけで、ドリブンする性質ではないという発見できた。
原体験ジャーニーで得られた非常にありがたい気づきでした。
超いい本だし、原体験ドリブンは人に勧めています。相性の問題かもしれません。
実際に原体験ジャーニーは、手法がすごくおもしろいので、ぜひみなさんにもやってほしいです。」
●原体験に関連するたけうちさんのnote
カヤバ
「おお。なるほど。
ちょっとまだよくわかってないです。すみません。
先ほど、聞いていた内容では、原体験が結構きっかけになったかと思ったのですが、どのように感じてるんですか?」
たけうちさん
「確かに原体験から、繋がってはいるけど、原体験が起点になっていない。という印象でした。
実際に、『ストレングスファインダー』での原点思考が低かったので。」
カヤバ
「ストレングスファインダー!懐かしい!一度、やったことがあります!
(内容忘れたけど🙄)
過去の体験だけではドリブンしないというのは、どういうことかもう少し詳しく教えて欲しいです。」
たけうちさん
「どの時間軸で見てくるのかが分かっている。過去の点を大事にする。
今まで線で繋がった文脈、未来にひっぱられる。
今は何なのか。みたいな思考に辿り着いて。
自分の認識と思考の違いに気づけた。」
カヤバ
「なんか、すごすぎて、よくわかんないんですけど!w
自分の思考やモチベーションのトリガーになるものが何かっていうのを認識できるようになるのは、すごくパワフルですよね!(あぁーごめんなさいー!もっとたけうちさんの思考が理解ができるハイスペの脳みそだったらよかったー😭😭😭)
たけうちさんにしか見えない、たけうちさんの体験をみんなが体験できるというのが、突破計画というプロジェクトであり名刺として表現されていて、ジブンの社名を見つけるワークショップに繋がっている感じですかね?😇」
たけうちさん
「まぁ、ざっくりとそのような感じですかね🙂」
カヤバ
「😇😇😇
(僕の脳みそが足りないのに、ごめんなさい😭 是非、まだ会ったことない人は、この感覚を、一度たけうちさんに会って、体験してください🙏)」
たけうちさん
「突破計画の名刺になっているのは僕にとって『共創を形にするときの最初の一歩』であり、ジブンの社名を見つけるワークショップは、自分がどんな思考をして、どんな人なのかを認識できる体験を提供したいですね。」
4.今、突破したいことは?
カヤバ
「ちょうど、この質問を聞きたかったんですが、いい流れで聞けそうです。」
たけうちさん
「なんでしょう?」
カヤバ
「たけうちさんが『今、突破したいこと』はなんですか?!🤩」
たけうちさん
「ええーw いっぱいあるなぁw
えっとー。その。まだ『自分の中だけにとどまっている概念』を外に広げていきたいという想いを、取り入れて作っていきたい。
それがまだできていないという現実があって。
そんなことを突破したいと思っていますね。」
カヤバ
「おおー!!!エヴァみたいっすね!🤩」
たけうちさん
「え?そうですか?w」
カヤバ
「あっ!すみません、何も考えてなくノリで言ったのバレちゃいました🤣
ただ、明確に目標設定があったり、具体的な目に見えてわかるような課題ではなかったりする、心に関わるテーマを突破しようとしてる感じがします。こういう感じを突破するという行為は、たけうちさんの中で、どんな風に捉えていますか?」
たけうちさん
「突破という言葉の捉え方、定義というのは都度していく必要があるんです。
突破する行為の中でも、壁を打ち破るような突破もあれば、じわじわ溶けていくような突破もある。
今、僕が突破を試みているの。
結構ジワリ系のものをやっている印象です。」
カヤバ
「ジワリ。ですか🧐?
(あぁ。どういうこと😯!? もっと理解できるように、感じられるようになりたい!🤩)
突破できそうな手応えはあるんですか?😇」
たけうちさん
「今まさに、突破はまだできていないけど、できる感じがしてます。
突破のプロセスをしている中でに出会った、社会課題を解決するという『シリアスゲーム』にそのヒントを感じています。
2年前くらいに知ったんですけど。」
カヤバ
「シリアスゲームですか。
社会課題の解決に直結するようなアウトプットになりそうなんですか?😇」
たけうちさん
「そうですね。それもアウトプットの一つとしていいのかなぁと思っています。
数ヶ月前に、形になる機会があって、秋から、『大学でゲームを作って社会課題を解決するアプローチをしよう。』というチャンスをいただいたんで、ワクワクしています😆✨」
●実際に大学で取り組んでいる様子
●社会課題解決のためのゲームの中身
カヤバ
「大学でやるんですか!おもしろそうですね😇
こういう講師の方が、大学で講義するとお勉強だけやってる人よりも効果がありそうです!
SSDC(一般社団法人 社会システムデザインセンター)っていう団体で、社会課題を事業創造で立ち上げるっていうアプローチに、メディアの魔法使いとして参加してるんですけど。
学生へのメッセージというのもあるんですけど、やっぱり、大学の先生の深い知見があると、おもしろいっていうのもあるので、大学とやれるっていうのは、パワフルでおもしろいなぁと思いました😇
その活動でどんなスキルを身につけることができそうですか?」
たけうちさん
「自分という人間の範囲を自由に変えていけるような。
幅をコントロールできる。
そんなスキルが身につくかなぁと思っています。」
カヤバ
「答え合わせが楽しみですね!😇」
5.普段どのように図解を作っているんですか?
カヤバ
「たけうちさんって、僕は図解のイメージが強いんですが、以前やっていた図解とかをやっていた理由とか、教えて欲しいです。」
●図解例 みんなの二つの意味
たけうちさん
「図解をやり始めたのは、結構一つの修行として始めました。」
カヤバ
「修行ですか!?😮」
たけうちさん
「はい。
以前、展示会業界に関わっていたこともあり、業界に対する課題意識から展示会のブログを始めたんです。
その時気づいたのが、『文章力がひどい』ってことです。」
●たけうちさんの展示会ブログ
カヤバ
「えっw そんなイメージないんですけど!」
たけうちさん
「いや、努力しながら、なんとかやっているという感じですw
そのヒドい文章を補うための手段として図解を使い始めました。」
カヤバ
「なるほど。図解がポイント絞って1図解1メッセージみたいな感じで、わかりやすくておもしかったので、僕もよく見ていたんですが。そう考えてみると意図通り、有効なツールになったんですね!
途中で、展示会以外の図解も増えていった印象があるんですが、どんな変化があったんですか?😇」
●図解例 屋号に触れる時間
https://x.com/nobutakeouchi/status/1700276073282654343?s=20
たけうちさん
「図解を作っていく中で、図解を見ていただいた方からの『その考え方おもしろい!』『視点がおもしろい!』っていう、フィードバックをもらって、スキルがついてきたことに気づいたんです。
それであれば、僕が日々見ている視点、考え方などの発信を図解でアウトプットしていくと面白いかもと思いました。」
カヤバ
「たけうちさんの脳みその中身を図解によって見れてるって事ですかね?!🤩」
たけうちさん
「そうですね。
僕が普段気づいたことや考えていることについて、まとめた内容を1つ1つテーマを決めて解説しているという感じですね。
同時に、1つのテーマを説明しているようで、自分との対話しているというのもあって。
そのテーマを自分自身がどう捉えているのかに向き合うことが図解を通して出来ると思っています。
いいと思っていることを、なぜ、いいと思っているのか?という自分との対話。これが非常に大事ですね。
それを意識的に図解していくと、とんでもない力を付けられると思うんです。
気になっているテーマを掘り下げてみる。
↓
掘り下げたテーマと自分との関連性を紐解いてみる。
↓
自分がそのテーマをどう捉えるのか、自分自身で決めていく。
実際にこんなサイクルを回すなかで、モノの捉え方がアップデートしたように感じています。」
カヤバ
「なるほど、そういう意味での修行だったんですね!🤩」
たけうち
「はい。修行です🙂
図解に関しては、ある程度、多分これ以上は深まらないだろうなってレベルに自分の中でになったから、次の伝え方の手段を模索しています。」
カヤバ
「スキルを習得していって、一つ一つのスキルレベルを上げていっている感じですか🤔?」
たけうちさん
「そうですね。常にスキルと扱う自分のレベル上げしてるなぁというのすごい感じてます。」
カヤバ
「Twitterで言うと、SSDCのきゃずさんもそんな感じの印象です。是非、今度お繋ぎできると嬉しいですー!😇」
たけうちさん
「是非是非!」
6.プランナーの仕事の楽しさって何ですか?
カヤバ
「たけうちさんの中で、プランナーの仕事の楽しさって何ですか?」
たけうちさん
「そうですね。段階で違う感じです。
段階ごとに色んな楽しさがあるなぁ🧐」
カヤバ
「一番好きなところを1つ挙げるとしたらどこですか?」
たけうちさん
「1つと決めるなら、一番最初の段階ですね。
一番最初の段階では、相手(クライアント)が『何やっていいのかわからない』と言うことがあります。
これがすごく楽しくって。
色んな情報や想いの断片を集めて道すじを見出していくというプロセスで進めていきます。
やっていく中で、進めていく。
うまくいかないことを、やりながら形にする。
ここが本当に楽しいですね!
イベント企画であれば。
一番最初の段階から、少しずつ企画が詰まっていき、最後には本番の高揚感に繋がっていきます。
その後、イベントやった後の撤去終わったとの寂しさの安堵感に包まれる。瞬間が最高ですね。」
カヤバ
「最高ですよね!
僕は、イベントだと、最後の会場のゴミを回収しているのを手伝ったりしていて、ゴミが少ないというかほぼない状態で撤収できると、企画を愛してくれる、素敵なお客様に恵まれたいい企画ができたなぁとい言うのをしみじみ感じます😇」
たけうちさん
「わかります!」
7.今後、どんなキャリアを作っていきたいですか?
カヤバ
「たけうちさんって、今後どんなキャリアを作っていきたいとかってあるんですか?😇」
たけうちさん
「僕ね。毎年言ってるんですけど、来年何しているかわかりません。」
カヤバ
「あっ。今この瞬間を生きる感じのスタイルですか?🤔」
たけうちさん
「あー。そう言うのとはちょっと違うかも。
自分の予測を超えていくのがおもしろい。
それは結局、積み重ねたことがあって実現するんですが。
1年前は、2つの大学でゲーム作りができるなんて思って仕事していなかった。
計画をただ実行していくよりも、自分の予測できない方がいい。
未来は分かんない方がおもしろいです。分かんない方に動いた時に、飛び乗って、対応していきたい。
いま積み重ねていることが辿り着かせてくれる未来があるけど、その未来は今の自分には予測できない。」
カヤバ
「おお、確かに!
僕も、昔引きこもりをやらせてもらっていながら、ルーズリーフに企画書を書いて山を作っていた頃は、今の仕事ができているなんて、いい意味で想像すらできていなかったことが多いです。
そう考えるとおもしろいですね。
僕は、ざっくり描いた未来を一個ずつ形にしていく中で、描いた事を超えていくような現実を楽しんでるんですけど、どちらかというと、目の前のことをこなしていくと、どんどん未来が拓けてていくみたいなのを楽しんでる感じですか?」
たけうちさん
「ですね。
フォアキャストとバックキャストでいうと、フォアキャストですね。」
カヤバ
フォアキャスト(積み上げ)とバックキャストが(逆算)的なやつですっけ?🤔」
たけうちさん
「そうです。
なんか、さっきも原体験の話でも思ったんですが、たけうちさんって時間軸をすごい意識的に捉えてますよね😇」
たけうちさん
「そうですね。時間って僕の中でデカいテーマです。
時間をどう捉えたら、僕自身の人生がおもしろくあり続けられるかということに、すごく興味があります。
来年どう捉えてるか、変わってもOKというスタンスで、柔軟に対応して楽しんでいきたいですね。
変化は許容していくスタンスです。」
カヤバ
「たけうちさんのスタンスって、すぐに収入に反映されるのではなく、後で繋がっていく系かなって感じてるんですが。
ぶっちゃけ、現状、フリーランスとして、経済的に見合っていますか?」
たけうちさん
「お金をテーマにするなら、ぶっちゃけ大変です。。
ただ、お金だけを求めてやると、自分がやりたいことができない。
経済的なことで言うと、フリーランス当初の方が稼いでました。でも今は動き方が当初とはかなり変わっている。その分稼ぎは減ったけどお金以上に得難いものを得ています。
今は、自分がやりたいことをやりながら、スキルや自分自身のレベルを上げていきたいですね。」
カヤバ
「かっこいいですね!🤩」
8. 𝕏でどんな人と繋がって交流をしていますか?
カヤバ
「𝕏(Twitter)で繋がっている方々の話を聞いていきたいです。
𝕏で特に関わっているとか、オススメしたいという方はいますか?」
たけうちさん
「そうですね。特定の誰かがいるって感じじゃないですね🤔」
カヤバ
「おお、そこをなんとか!w
交流していておもしろいなぁという人はいますか?」
たけうちさん
「それでいうと、カヤバさんもおもしろいって感じてますよ🙂」
カヤバ
「おお!嬉しいです😇
僕以外に3人くらい挙げるとしたら誰でしょうか?」
たけうちさん
「では3人。
1.むぎさん。
モノの捉え方と、そのアウトプットがおもしろいです。
「ああ、そういう観点もあるなぁ!」と気づきをくれる方ですね。
2.グランドスラム りょうさん
よく利用させていただいている、コーワーキングスペース「グランドスラム」のりょうさん。
熱量の高い人と人が集まる場を運営していて、人柄に惹き込まれます。
3.にしださん
ちょこちょこ一緒に遊ぶ方です。ものごとや自分を立ち止まって丁寧に見つめる、感じることを思い起こさせてくれます。
カヤバ
「ありがとうございます!チェックしてみます!😇」
9. 𝕏でこれから、繋がっていきたいのはどんな人?
カヤバ
「たけうちさんが、今後、𝕏で繋がっていきたいなぁという人はどんな人ですか?」
たけうちさん
「なんだろうなぁ。
『悪だくみを一緒にできる人』ですかねw」
カヤバ
「悪の組織作れる。人たちですね?😎」
たけうちさん
「悪だくみって犯罪するわけじゃないですから🤣」
カヤバ
「そうですよね🤣
いや、マジで、悪だくみって𝕏でも使っている人たちがいて、よくわかってないんですよねw」
たけうちさん
「僕の中では、ワクワクすることを、学生の時のノリで形にしていくチームみたいな。
あれ?これ、原体験っぽいなw」
カヤバ
「あ、原体験なんじゃないですか?やっぱり😇」
たけうち
「要は『悪ノリ』ですよねw
目的に向かってもいる。
悪ノリだけど、目的に近付いている。
そんな悪だくみを一緒にできる人と繋がっていきたいです🙂」
カヤバ
「むっちゃいいっすね!🤩🤩🤩」
10.ここまで読んでくださった方にメッセージ
カヤバ
「では、最後に、ここまで読んでくださった人たちに、一言メッセージをお願いします!😇」
たけうちさん
「これは、出会った、色んな人に伝えてるんですけども。『好きに生きましょう!』と言っています。でも、「好きに生きるって、どういうこと?」をむちゃくちゃ考えましょう!とも言っています。
自分の中でこれだって決めて生きる。
そうやって好きなことをやってみたら、違うぞ。ってなる時もあります。
そんな時は、もう一回考える。
『考える→やる→違うぞ。』
このプロセスををくり返していきましょう。」
カヤバ
「いいっすね!🤩
たけうちさんっぽいです!ちょっともやっとしますw」
たけうちさん
「はい。モヤモヤを持ち帰って貰うの好きなんで😆✨」
まとめ
まずは、ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!
たけうちさんの魅力は伝わりましたでしょうか?
僕自身も、企画を趣味でやっていた10代から、企画の師匠と出会い、企画屋さんとしても仕事させてもらっているので、けうちさんの、楽しいとかおもしろいと思ったことを追求する姿にすごく共感しました。
考えるということはすっごくハードな仕事です。
考えることが苦手で、考えたくない、検証したくないということで、描いた夢や、実現したいビジョンを諦めてしまう人もいます。
プランナーという仕事は、本当に様々なことを扱います。企画というのは『出来事(イベント)を創り出す』仕事とも言えます。
一度コツをマスターしたら出来るとか、一度フレームワークを学べばOKという仕事ではなく、日々、自分をレベルアップしていく必要があります。
経営者の方や、プロジェクトリーダーの方、教育に携わる人がプランナーを探す時には、たけうちさんのように、考えることや思考を突き詰めることが大好きで、楽しくずっとできる人を探すことをオススメします。
是非、たけうちさんとまだ繋がりがない方や、交流がない方は、𝕏のリプなどで、交流してみてはいかがでしょうか!
おもろい返しをしてくれるかもしれませんw
以上です。
あっ!そうだ。最後に、
これからもギルドプロジェクトでは、TWITTERLINKの企画で、『Twitter(𝕏)で繋がっているかっこいい働き方をしている人を紹介』する活動を進めていきます。
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登場人物
▼たけうちのぶおさん
★たけうちさんのストアカ(ワークショップ情報はここをチェック!)
▼チカイケさん
★チカイケさんのインタビューnote
▼りょうさん
▼むぎさん(麦.pptx)
▼にしださん(にしだ🐅月曜日のスマトラ)
▼きゃずさん
★きゃずさんのインタビューnote
▼SSDC
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