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デスストは「インフラストラクチャ」の基礎を学べるゲーム
「頼んだぞ、サム」
そう言われて、荷物を運ぶゲーム。
それがデスストランディング!!
こんにちは!エルです!
今回はゲームを見る視点について、デスストランディング(以下デススト)をプレイした感想を書いていきます。
開発はコジマプロダクション。
小島監督と言えば、メタギアであり、P.T.ですね!
メタギアは3を友達に借りてやったのがキッカケで知りましたが、ジ・エンドのステージ、P.T.に至っては全部トラウマです(笑)
P.T.は配信しながら実況してて、絶叫したところを次の日に先輩に弄られるっていうのが思い出なんですけどね…苦笑
そんな小島監督が、退社後に作ったコジマプロダクション!
設立当初、クリエイターの中で知らない人はいないというほど盛り上がっていたのを覚えています!
そのコジプロでの初リリースのデスストで感じたことを書いていきます!
デスストとは?
簡単に概要を書くと、
主人公のサムが伝説の配達人(ポーター)として、荒廃したアメリカの各地に荷物を運ぶ過程を描く。都市と都市を通信可能にして、各地を繋いでいきアメリカ復興を目指すストーリーとなっています。
こう聞くと、荷物を運んでいくゲームなんだなーと分かるわけなのですが、
「このゲームは、どれだけ楽しませてくれるんだろう!?」
と思ってゲームを始めた人には、もしかしたら、
「お使いクエストばっかりの、映画じゃん!」
と思う人も多いのかもな~と思ったり。
確かに何故そんなことをしているのか?という部分を補足するためにも、ストーリー上のムービーシーンも多いので、綺麗なリアルタイムレンダリングを見ていると、そう見えるな~と思いました!
職場でのゲーム開発者同士の会話でも、同様な感想があり、それを聞いた人が買うのを止めて別のゲームを買おうしている場面を見ました。
一方、ギルドプロジェクトで一緒にサービスを作ろうとしている人たちのMTG中では、
「デスストはめっちゃ良い! インフラを整備していく感覚をゲームで学べる! 他人にも使えるように整備して、いいねも貰えて承認欲求も満たされる!」
と言われて、職場とのギャップを感じました。
ここで感じたのは、
「作る側」と「使う側」の両サイドから見る視点によって、どう思うか変わるのかも!?
と思い、自分でまだプレイしていなかったので買う事に!!
感じる障壁
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僕が一番最初に感じた障壁は、何と言っても「PlayStationPlusの購入」でした(笑)
と思っていたんですが、不要のようです!!
太っ腹すぎる!
「ゲーム起動時のオンライン状態」って設定があり、それがONだと起動した時に繋がらずエラーが出ていたので、気になる方はOFFにするとストレスがないかも?
もしかしたらそれをすることで、他プレイヤーとのやり取りが出来なくなるかもなのですが…泣
オンラインで繋がると、他のプレイヤーが作った建築物が共有されて「いいね」が出来たり、配達物を依頼したり届けてくれたりと、世界と繋がっている感覚になります。
(いいねを貰うと、幸せホルモンの「オキシトシン」が分泌されるらしいので、積極的にいいねしてあげてください!!※ゲーム内のメール参照)
今回は違いを知りかったのもあり、最初はオンライン無しでプレイしてみて、どのタイミングから「早く世界と繋がりたい!」と思えるかを見てみることに!
そして結果から言うと、2日目には欲しくなりました(笑)
何故そう感じたかというと、オープンワールドで展開される中で、自分一人でインフラ整備していくのに限界を感じるからというところでした。
最初はNPCが作ってくれた施設を使えるのですが、徐々に自分で作る必要が出てきます。
けっこう自分でも頑張れるかな~と思っていたんですが、プレイ時間の関係もあるし、完成させるのに必要な素材の数など、やっぱり大変に感じます。
その時に、他の人だとどういうところで何やってるのかな?と不思議と思えてくるのです。
そしてPSPlusを購入してオンラインで繋いでみたんですが、めっっっっっっちゃ他のユーザーが施設作ってるやーん!!!!ってなります(笑)
作られた施設には、もらったいいねの数が表示されるのですが、
やっぱり、
欲しいところにある!
丁度ここに欲しかった!!
って場所に作られた施設は、いいねの数も桁違いです!
インフラっていうのは需要がある場所に作らないといけないなと、深く考えさせられることになるとは…
ゲームから学ぶ事も多いですね。
人間関係もインフラ
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wiki参照ですが
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インフラストラクチャー(英語: infrastructure)とは「下支えするもの」「下部構造」を指す観念的な用語であり、以下の意味がある。
1.国民福祉の向上と国民経済の発展に必要な公共施設。本項で詳述。
2.企業などの主幹となる設備を上記に例えた用語(組織の私有財産だが、組織内では公共施設のように振る舞う物)。
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インフラとは、下支えするものと言う意味で、施設関係の事を指していました。
よくネット回線とかライフラインの事をインフラとして表現している場面は多いので、目にすることも多いかなと思います。
知らず知らずのうちに整備されたインフラを多くの人が使用していますね。
デスストでも感じる事と思いますが、インフラを作った先に何が待っているかと言うと、人との繋がりなのかなと感じます。
通信が繋がった先で感謝されたり、他のプレイヤーの建設物を使えたり、配達物を他プレイヤーと協力出来たりと、選択肢がグッと広がった結果、関わる人が増えるな~と感じます。
特にゲームの世界にいながら、他プレイヤーと関わるっていうのが凄く新鮮ですね。
昨今はバトルロイヤル系が流行っていますし、チーム以外のプレイヤーと戦うという意味で、敵として関わることが多いですが、その壁を越えて協力を選択できるっていうのは素敵だなと思いました!!
協力プレイと言っても、4人とかの限られた中での協力は良くありますが、不特定多数のプレイヤーと相互に協力をし合えるゲームが1人用というのも面白いですね!
仕事への活かし方
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じゃあこの経験をどう仕事に活かして行くのか?を考えてみます。
今コロナウィルスの関係で、テレワークやリモートで在宅勤務する人も増えてきているので、ある意味ではデスストの世界観に似てきたのかも?と思ったりします。
僕自身リモートで仕事をすることもありますが、上手くコミュニケーションが取れておらず、違うものを作ったこともあります。
デスストでも、適当に作った建築物には、ほぼ「いいね」が付きません。
理由は簡単で、いらないからです。
誰が何を求めているのか?
いつ欲しいと思うのか?
何故そう思ったのか?
等々
5W1Hに落とし込むと、ここで何が必要なのか分かってくるのかなと思います。
僕はこれが欲しい!と思ったものが、相手にとっても欲しかったものになることもありますが、既にあるものに被ってしまうと、勿体ないなと素直に思います。
集団心理もあるかもしれませんが、同じものなら評価が高い方が良く見えます。
同じものだけど、
いいね10000のポスト
いいね5のポスト
が横並びになっていたら、「前者が先にあったオリジナル?」って思うと思います。
これは例えでしたが、評価が高い方に目がいってしまうので、せっかくならその労力を別の場所に使うのが効果的なんじゃないかな?と思いました。
プログラマだとよく、「車輪の再発明をするな!」と言われますが、既にある機能を自作するなよって意味なのです。
良く調べないまま進めてしまうと、遭遇することになりますね…苦笑
数をこなしていくと、
ここにはこれがあるはず!
↓
あるべき!
↓
調べたけど何でないのか!?
↓
作っておきました!
といった理想的な流れで作れるんじゃないかなと。
その勘どころの土台は、数をこなすところに終始するかと思います。
これからゲーム業界に入ってくる学生や、既存のゲームクリエイターと、ゲームの良し悪しだけではなく、どの視点から見てゲームを遊んでいるのかとか、もっと話せるようになったら良いなと思います!
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