釣りと人生が連動する ダックスさん(北田将基) PRインタビュー SSDCシンポジウム2022開催記念
管釣りを愛し、管釣りによって社会課題するSSDCデザイナーのダックスさん(北田さん)のインタビューをお届けします!
どうも、ギルドプロジェクトのカヤバアキヒコ1031です。
SSDCには、ギルドプロジェクトの活動の一環として参画(遊びに行ってるを)させてもらっているんですが、行くたびに新しい学びがあります。器の大きい頭がいい人たちが集まっていてかっこいい!!とテンション上がったり、神童がそのまま大人になった先生とのギャップに凹んだりすることも良くありますが、自由に伸び伸びとやりたいことを、やりたいだけできるという文化が大好きです。
SSDCのデザイナーの中でも、一番反骨精神があると噂のダックスさん(北田さん)に今回はインタビューしています。
では、さっそくご覧ください。
0.よろしくお願いします。
カヤバ
「北田さん、今日はよろしくお願いします!
むっちゃ準備してきてくれたと思うので、楽しみです😇」
SSDC北田さん
「そうですねw よろしくお願いします!(準備というか、詳細聞いてなーいww)」
※3日前にインタビューするとしか伝えていません🙄
カヤバ
「なんか、SSDCですごいイベントが、あるみたいですね!」
SSDC北田さん
「そうなんです!実は7/4にシンポジウムをやります!今年もすごいですよ!」
カヤバ
「ええ!?なんですかそれ!!!凄そう!!!🤩」
SSDC北田さん
「いや、知ってるじゃないですかw なんですかこの茶番🤣」
カヤバ
「いや、実務は全くやってないので、ちょっと外の目線で行こうかなってw
好きなんですか?そのシンポジウム?🤔」
SSDC北田さん
「私自身も大好きです!
SSDCの活動を多くの人に知って頂けるきっかけとなる貴重な機会なので、毎年やらせてもらうようにしています。」
カヤバ
「では、今日は、シンポジウムもそうなんですけど、実際にどんな人が関わって作っているのか、どんな人におすすめなのかも含めて10個の質問を用意してきたので、早速インタビューさせてもらいます!
よろしくお願いします!😇」
SSDC北田さん
「ありがとうございます。よろしくお願いします!」
1.自己紹介(フリースタイル)
カヤバ
「では、僕のインタビューでは、恒例になってるんですが、自己紹介をフリースタイルでお願いします!」
SSDC北田さん
「本当にフリースタイルでいいんですか?」
カヤバ
「はい、後で、オトナの方々に怒られたら、内容削除するので!自由にお願いします😇」
SSDC北田さん
「はい。では。
北田将基です。ダックスという名前でやっています!」
カヤバ
「え?w」
ダックスさん
「大学時代にいきなり先生から『君は北ダックスだ!』と命名されましてw
それからは、ずっとダックスでやらせてもらってます🙂」
カヤバ
「あ!そっからきてるんですね!ダックスって🤩
なんかのキャラクターの名前かと思ってましたw
あ、じゃあ続きお願いします!」
中学 野球部編
ダックスさん
「はい。
じゃあ、昔の話からちょっとしますね。
子供の頃は友達と自由に野球をして遊ぶのが好きでした!
でも、中学で野球部に入ってから自分の中で何か違うなって想いが生まれてきて。高校1年の途中で野球部を辞めました。」
カヤバ
「えっ😯?」
ダックスさん
「辞めた理由は、野球部が好きじゃなかったんですよね。違和感があったので。」
カヤバ
「どんな違和感だったんですか?」
ダックスさん
「野球部は全員坊主にするのが当たり前だ!みたいな文化があるじゃないですか?あれとか意味がわからなかったです。同調圧力に違和感を感じました。」
カヤバ
「ああ!それなら、すごいわかります!🤩」
ダックスさん
「最後の大会も前日くらいまで、坊主にしなかったですw
ただ、私が中学時代に所属していた野球部は、部員が100人近くいるようなところでした。
一応レギュラーをやらせて頂いていたので、試合にでれない人の想いとかもあるなと考え、最後の大会の直前に坊主にしました。、でも、結果1回戦で負けちゃいました。
なんのために私は坊主にしたんだ!?ってなりましたけどw」
カヤバ
「謎すぎるんですけどw
なんか、パンクな感じですね😇」
ダックスさん
「坊主にする目的が謎じゃないですか?坊主にしたから試合に勝てるわけでもなく、団結力を高めたいなら他に色々な方法がある。謎の文化じゃないですか。
あと自分の性格的に野球に向いてない部分もありまして。試合で守っていても、一球もボールが飛んでも来ない時もあったり、バッターボックスにも1試合で3回ぐらいしか立てない。もっと色々とやりたいってなっちゃうんでw」
高校生 草野球チーム編
カヤバ
「野球のルールあんまりよく知らないですけど、なんか不思議なスポーツなんですね🤔」
ダックスさん
「そうですね。
高校でも野球部に入部したのですが、すぐに体を壊しまして。その時、自分は本当に野球をやりたいのかな?って考え、やりたくないなって思って。翌日、監督に辞めるって言いました。
そっから、草野球チームが立ち上がりましてw」
カヤバ
「え?おかしいおかしいw
なんで野球に違和感あって、辞めてるのに、草野球チームが立ち上がるんですか🤣」
ダックスさん
「北田べガーズというチームです。
自然とメンバーも集まり気づいたら、ポジションがしっかり埋まるぐらい人数が揃っている状態で。勝手に自分の名前とあだ名がチーム名になりましたけどw」
カヤバ
「なんでべガーズなんですか?ダックスじゃなくて?」
ダックスさん
「ダックスは大学の時に名づけられたあだ名なんです。。
高校に入学した時、自分が最初に座った机に「ベガ」と修正ペンで落書きされたんですよwなので、高校時代のあだ名は「ベガ」です!」
カヤバ
「(あ、混乱してきた。スルーしよう😇)」
ダックスさん
「北田べガーズはいわゆる『野球の練習』はしないチームです。
勝手に集まって、好きなだけ打って、好きなだけ守って、帰るか!って感じの謎の団体でした!
野球の試合は一度もしたことないですけど、サッカーの試合は一回だけやりましたよ😎」
カヤバ
「え!?もうw カオスじゃないですか!!!🤣
最高です!そういうの!!!!🤩」
6回振られて7回目に結婚するプロポーズ編
カヤバ
「てか、結婚した方との出会いって、高校とかですよね?」
ダックスさん
「そうですね!
高校時代のバイト先で今の奥さんと出会いました!。
当時、奥さんが大学に通うために福島から私の地元に来ていまして。。
16歳から27歳までの10年間告白を続けて、7回目にやっと付き合えました!、そして先日、晴れて結婚できました😊✨」
カヤバ
「SSDCの主要なデザイナーになるには、7回以上告白してから結婚しないといけないっていうルールがありますよねw」
ダックスさん
「ですね。鉄則です😎 北村さんもそうなので🤣」
カヤバ
「ネバーギブアップというか、諦めない原動力はなんだったんですか?」
ダックスさん
「16歳の時に奥さんと出会い、この人のことが好きだなっていう気持ちになりまして。
『人を好きになるってどういうことなのかな?』って、考えていたんです。
その時、相手の(奥さんの)人生の中で、一緒に過ごせる時間が一番長いのが自分(ダックスさん)だといいなぁと思ったんです。」
カヤバ
「わー!!!すごい!!!🤩
え?こんなに仕事してるのにっすか?🤔」
ダックスさん
「あ。一日の時間でどれくらい一緒にいれるかとかじゃなくて。
仮に40歳で結婚したとしたら、80歳(を寿命とすると)まで40年一緒にいることができるじゃないですか?その場合、私が相手の方と一番長い時を過ごせるってことになるので、そうなりたいなって思ったんです。」
カヤバ
「なんかよくわかんないですけど、すごい!!素敵っすね!🤩(これが、100年の恋!?)」
「どんな感じでアタックしたんですか?」
ダックスさん
「16歳の時に初めて告白をしました。当時、奥さんには彼氏がいました。
告白しても振られるのはわかっていたんですけど、自分の気持ちだけは伝えておかないと絶対後悔するなと思い告白しました。奥さんにも、その部分はちゃんと伝えてました。。
告白という行為にも違和感があって。
一般的に告白って、一回振られたら終わりみたいな感じがあるじゃないですか?あれも疑問なんですよ。
相手の人を本当に好きだったら、一回振られただけで諦められますか?
もちろん、相手の人に拒絶されていたら、引かなきゃダメです。相手を不快な気持ちにさせることが目的ではないので。
告白を続けている時は、奥さんが他の人と結婚したら、潔く諦めよう。そう思って、何度も何度も告白してました。」
カヤバ
「(おい!リベンジャーズやないかい! Cry Babyが脳内再生中 😆)」
ダックスさん
「付き合うまでの10年間は、友達としての関係は振られていても続いていました。
2年間ぐらい連絡を取らないこともありましたが、、基本的には、1年に1回ぐらい会えるような感じ。会えたら、ダメ元で告白です!w」
カヤバ
「スタンスがダックスさんの釣りのスタンスと一緒じゃないですかw」
ダックスさん
「あ、そうですね!言われてみたら釣りに通じるものがありますね。
釣ると決めたら、釣れるまで投げます😊
でも私も人間なので、振られ続けると落ち込みますw
そういう時は周りの友人に相談したりしてました。
そうすると、ほぼ確実にもういい加減に諦めなよって言われるんですけどw
でも『本当に諦めていいのかな?』って自問自答して、自分の気持ちを確かめてましたね」
カヤバ
「😇」
ダックスさん
「やっぱり置かれている状況で色々と変化するじゃないですか?
こういう人が好きという好みやその人自身の考え方など
だから、相手の人の状況と自分が相手の人に提供出来るものが一致したらいつか付き合えるはず!と仮説を立てる訳です。」
カヤバ
「あ、頭いい人のやつだ!!🤩」
ダックスさん
「実際に付き合うことが出来た時、意外と当たってたんですよ!
なんで付き合ってくれたの?って奥さんに聞きました。
奥さんは周りの友人に私の存在のことを色々と相談していたみたいです。
奥さん自身も様々な経験を通して、自分自身の考え方が変わったり、周りの友人の方の後押しとかもあってOKの返事を貰えたようです!
ちなみに、高校時代の私は全然タイプではなかったみたいですけど🤣」
大学編
カヤバ
「あ。すみません途中で、話を変えちゃって!高校から、大学って行ったんですか?」
ダックスさん
「はい。大学には行きました。大学に進む時も、紆余曲折あったんですよ!
名前は忘れましたけど、国際なんちゃらデザイン学部みたいなところがある大学に行きたかったんです。」
カヤバ
「(最近、似たような一般社団法人の名前最近聞いたことあるなぁ😇)」
ダックスさん
「そこの推薦に落ちてしまって。その次に『自分は街をデザインするんだ!』って思って。街をデザインする学部を受けようと思ったら、先生にすごく怒られたんです。」
カヤバ
「え?建築ってむっちゃ良くないですか?🤔
てか、高校って自分の進みたい進路言ったら怒られるんですか?🥺」
ダックス
「なんか怒られました🥺
当時、私が理系のトップクラスにいて、
先生に『お前がその大学いくのは示しがつかない』みたいなことを言われて
『は?』って思いました。」
カヤバ
「そんな高校あるんですね、こわっ!(まぁ僕は頭悪いから、高校に行って、進路相談のプロセスを経験したことことないけど🙄)」
ダックス
「そうなんですよ。まぁだったら、一番上行けばいいやんと思って、理系の推薦枠で一番上のところに。」
カヤバ
「ていうか、理系って、理科と数学しか勉強しちゃダメな感じのやつって認識であってますか?😅」
ダックス
「だいたいそんな感じです🤣
で、結局。東京理科大ってところに行きましたね。」
カヤバ
「あ!それ、え!? 僕でも聞いたことあります!なんかめっちゃムズイところなんですよね!?🤩
あー。すいませんいつもすみません、頭悪いのに、偉そうに言っててw」
ダックスさん
「カヤバさんは、行ってなくてもいいんじゃないですか?w
行きたい人が大学に行けばいいんですよ😇
てか、学歴とかってあんまり関係ないですよ!」
カヤバ
「なんて優しい😭
で、本当に無理ゲーだったんですか?」
ダックスさん
「大学生活は地獄でしたw
統計とかを学んでいたんですけど、私が高校までやっていた勉強と次元が違っていて。」
カヤバ
「え?大学って入学してからもテストがあるんですか?やだなー!😭」
ダックスさん
「東京理科大は完全に実力主義なんです。毎月テストやって、結果を出せない人は進級させないというスタンスでしたね。」
カヤバ
「えー!大学って、入ったら、好きなだけお金使って研究しながら、頭のいい人だけで集まって研鑽することに集中できる感じじゃないんですね😭」
ダックスさん
「オレンジデイズ(というドラマ)で思い描いたキャンパスライフと全然違う!ってずっと一人嘆いてましたw
私は殺風景なビルの中で勉強しているだけで、その勉強にも全くついていけず。。。。」
カヤバ
「高柳先生みたいな頭いい優秀な人がゴロゴロいる感じですか?」
ダックスさん
「近いかも知れません。なんか頭の仕組みが全然違うんですよ。
授業を90分聞いても、私は何も理解できない。そんな体験初めてでした。
入学して半年くらいで、落第(このままだと留年)するよって突きつけられました。
勉強にも全然ついていけないし本気で大学辞めようかな?って悩みました。
大学を辞めるのは簡単だったんですけど、でも入学して半年間、自分はまだ何もしていなかった。ここの大学に行くって決めたのは自分だしなって気持ちと、今ここで大学を辞めたらダメだっていう直感で、絶対に4年間で卒業してやる!って決意して踏み止まりました。。
そこから、中学生くらいの参考書から読み直して、色々やって、やってみたら意外と行ける!って感じになり、なんとか卒業出来ました!」
カヤバ
「さすが、やると言ったらできるまでやる!コミットの人ですね🤩
僕、頭悪くてドロップアウトした組なんで、状況が全く掴めてないんですが。
、うちの親父、高校まで、陶芸しかしてなくって。高校の数学が全くわからなくて、中学の勉強を復習してもできなくて苦労して。小学生の算数の教科書から振り返ったら、すんなり大学受かったっていう、意味不明なことを言っていた記憶を思い出したんですが、そんな感じですか?」
ダックスさん
「近いと思いますよ!
高校までの数学って方程式とかいうツールを使って問題を解くんですけど、ツール自体が正しいことを証明しろって言われるんですよ。
「微分ができることを証明せよ」みたいな話で。
カヤバ
「(微分。。。。😯?)」
ダックス
「概念の話なんです。
今まで当たり前に思ってたこと、当たり前に使えるツールが成り立つことを証明しろって言われた時に、根本がわかってなかったのでパニックになったんです。カヤバさんのお父さんが算数に戻って根本的なところを理解しないとわからなかったというのと似ています。
これまでのツールに当てはめて処理していた頭では解けなかった。
学問としての数学を証明しろ。説明してみろって感じの問いを投げられるんです。」
カヤバ
「あー!!!なんとなくわかってきました!(たぶん🙄)
てか!え?大学ってそんな楽しいところなんですか!!!最高じゃないですか!!
大学のこと誤解してました。今まで、そんな面白いところだって知らなかった!
僕とか、学問がどうなってるか理解できないし、教育機関と国としての指導要領とかとの兼ね合いとかわかってないから、体験とかを感覚から理論化したりしてるのむっちゃ苦労してるけど、むっちゃ楽しいんで、僕、大学入れたら、楽しかったのかも知れません!!!!😇」
ダックスさん
「カヤバさんのアプローチって、体験したことを一個一個、構造・仕組み化しているような感じがするので、近いかもしれません!
構造化、分析、仮説と検証して再現をするっていうプロセスを、自然とやっているんで、その逆をしていく感じですね。紐解くというか。
ルールに当てはめればこれができる。というのはルールに当てはめるとできるじゃないですか?覚えればいいし、練習すればいいんで。」
カヤバ
「(いや、それができなくて、人生絶望したんですが、、僕😭)」
ダックスさん
「なぜルールが生まれたかの背景を理解して、それを証明する。仕組みを考えるってシンプルで、奥深くて、最高に楽しいです。」
カヤバ
「(僕が、今独学で取り組んでるメディアの研究と一緒なのか!🤩)」
ダックスさん
「でも、本当に大学に行って良かったなと思ってます。
自分自身の変化や成長を実感できたので。自分ができないことに挑戦する試行錯誤の中に、気づきや学びがたくさんあって。自分である程度再現できることには学びが少ない。
ここは今でも大切にしてますね。自分の出来ることを、ただ繰り返してないかなって。紆余曲折があった高校の先生にも、今は感謝しています。
今はまたどこかのタイミングで、大学に通って学びたいなって本気で思ってます。」
社会人編
カヤバ
「話脱線しちゃいましたw
続きをお願いします😇
大学卒業してから就職ってどんな感じでした?」
ダックスさん
「IT業界は技術の進歩がとても早くて、社会に与えられるインパクトも大きいと感じたのでIT企業を中心に探してました。ただ、就活している時も疑問を感じまして。」
カヤバ
「おお。また疑問ですか!🤩(楽しい!😇)
どんな疑問ですか?」
ダックスさん
「終身雇用に疑問を感じまして。
『なんで自分の人生をその会社に捧げないといけないの?』って純粋に思ってました。
色んな経験を積んでやりたいことは変化するじゃないですか?その自分の状況に合わせて環境も変えればいいじゃんって。
そのためには自分で環境を変えられるようスキルを身に着けて、5年くらいのスパンで自分の状態を見直して、ピポットできるように色々動いていこうと思ったんです。」
カヤバ
「就職ってJBSですか?」
ダックスさん
「はい。JBSです。
JBSにはなんかベンチャーに近い雰囲気を感じました。
面接を通して、とても尊敬できる先輩にも出会えてJBSを選びました!
やっぱり働くからには、会社の歯車ではなく
『北田さんだから、お願いしたい。』
『北田さんと一緒におもしろい仕事がしたい。』
って言われるような働き方がしたいなと思ってました。」
カヤバ
「JBSって僕が知ってる会社で一番自由で、働きやすい空気感を感じてたんですが、やっぱりそこでも、ダックスさんには物足りなかったんですか?」
ダックスさん
「JBSはもちろんすごくいい会社です。若手でも手を挙げれば任せてくれますし、、気さくで優しい人もとても多いです。。
物足りないというより、自分のやりたかったことを見つめ直した時にギャップがあった感じですかね。
スーツで働くのは謎でしたけどw
あ!サービス業じゃないのに、なんで出社時間や退勤時間が決まっているの?とかも疑問でした!
残業したくないとかそっちではないんですけど。やりたいだけ挑戦して、どんどん失敗して、結果を出す。もう少し自由でいいんじゃないかなって感じです。」
カヤバ
「すげーわかる気がします😇(僕は、頭悪すぎて、会社員になりたくてもなれなかった組だけど。。。🙄)
そのパンク魂ってどっからきてるんですかね?」
ダックスさん
「『当たり前』と言われるのが凄く苦手で。。。
『当たり前』ってなんだろうって思います。」
カヤバ
「ダックスさん。なんで起業とかパラレルワークしてないんすかw」
ダックスさん
「なんででしょうねw
新しいことや変化が好きなんですけど、臆病な部分もある。変な性格なんですw
JBSでは色々なことを経験させて頂きました。どんどん仕事を任せて貰えて、仕事って楽しい!って感じで働いてましたね。もちろん上手くいかないことも沢山ありましたけどw
ただ、5年ほど経過したタイミングで働くことに全然ワクワクしてない自分がいまして。」
カヤバ
「上司の方と相談とかしたんですか?」
ダックスさん
「会社を辞めるって伝えました。。」
カヤバ
「え!?いきなりっすか?😱」
ダックスさん
「今後の自分の人生を考えた時に、漠然とこのままじゃダメだなって想いがありまして。
いきなり仕事を辞めるとなると組織にも迷惑をかけてしまうので、4ヶ月後に会社を辞めますとだけ伝えに行きました。
次も何も決まっておらず、突発的な行動でしたけどw」
カヤバ
「ww」
ダックスさん
「会社を辞めると伝えたものの、自分のモヤモヤはなんなんだろうってじっくり考え始めまして。転職活動を初めてみるものの、その会社に行きたい理由を自分の中で言語化できない。自分のやりたいことを見失っていましたね。
お客様の要件に合わせて、システム設計し導入することはとても価値のあることだと今でも思います。でも、自分で何か新しいものを生み出しているって感覚が自分にはなくて。」
カヤバ
「べガーズが勝手にできるようなクリエイティブな人ですもんね🤣」
ダックスさん
「やりたいことが明確になっていない状態だったので色々と考えました。極論ですけど、一生大好きな釣りだけをして生きていこうかなって。
でもそうしたら自分はなんで社会にいるのかな?
消費者としての存在価値しかないのかなって。
そんなこと考えてるうちに、社会に対して何か新しい選択肢を作っていけないかなって漠然と思ったんです。せめてこれからの生まれてくる世代の人のためにも、少しでも社会を良い方向に持っていけないかなと。自分の残りの人生があとどれくらいあるかわからないですけど、少しでも社会に貢献したい。そんな想いが芽生えてきました。」
SSDC立ち上げ編
カヤバ
「おお!なんかいい方向に行きそうな思考ですね!」
ダックスさん
「やさぐれてはいましたけどねw」
カヤバ
「結局JBSを辞めずに続けられたのは、何かきっかけがあったんですか?」
ダックスさん
「会社を辞めると伝えてから、色んな方々が相談に乗ってくれました。
相談に乗って頂く中で、自分の内面と少しずつ向き合っていきました。
ほんと色んな方々に支えられて、今の自分があるなと本当に感じます。
色んな方々の支えがなければ、いまここには私はいません。
そんなある日、上司の方からSSDCという団体が立ち上がるというお話をたまたま頂きまして。」
カヤバ
「よく、ドラマにあるような!いい感じの展開ですね!🤩
いい上司の方に恵まれたんですね!!」
ダックスさん
「はい。ほんと奇跡のようなタイミングでした。
AIやIoTの先端技術を活用して、社会のために新たな事業を作っていく団体を立ち上げる。そこで、一名だけ人材を募集していると。。
一枚ペラぐらいのラフな説明資料をみせて頂きましたが、具体的な事はよくわからなかったです。
でも、直感的に『自分が求めているのはここだ!!』と感じたのを今でも覚えてます。。
上司の方に私はここの団体に入りたいですと伝えて2営業日以内に参画することを決めました。
並行して転職活動は続けていまして。ほぼ内定を頂いていた会社もあったのですが、こちらの団体で活動したいと先方に謝罪しに行きました。」
カヤバ
「うおおお!!!盛り上がってきましたね!!🤩」
ダックスさん
「そうですね。自分の中の点が繋がっていくような感覚がありました。
手をあげてから、当時JBSの副社長でもあり、団体の代表理事として動かれていた和也さんと初めてお会いすることになりまして。
JBSに入社して5年間。和也さんとは面識がなく。副社長かって、ちょっと緊張しました。」
カヤバ
「僕は、初対面でいきなり『お前おもしれぇな。一緒にやろうよ』って言ってもらって、気のいいおっちゃんやと思ってんで、外部の僕とは全然違う感じで初対面迎えたんですね😅」
ダックスさん
「そりゃそうですよ!社員が1500名近くいる会社の副社長ですからね。現場にずっといた私は、接点がなく雲の上の人のような存在でした。。
初めて和也さんの部屋に行って、(役員には、当時部屋があった。)お会いした時、同じ目線で、『こういう想いでやりたいんだ。社会に対してこんな風に貢献して、こうやってお役に立っていきたいんだという熱量たっぷりのビジョンを聞いて、すごくテンションが上がったのを覚えています。
そんなことがあって、SSDCの立ち上げメンバーとして参画しているのが、私です。」
カヤバ
「これは、将来絶対、映画にしたい話ですね🤩
むっちゃ興奮しました!!!
あ。やべぇっ!こんな時間経ってました。楽しい時間は一瞬で溶けますね😅
ちょっと巻きでいきましょう!あと9問ありますので!」
ダックスさん
「あ!本当だw サクサク答えていきますね!🤩」
2.SSDCに参画している理由
カヤバ
「では、2つ目の質問です。
SSDCに参画している、個人的な理由を教えてください。明確にこれっていのはありますか?🤔」
ダックスさん
「そうですね。
社会に対して新しい価値を生み出したい!っていう人が、利害関係なく集まって、同じ業種や競合だとしても、、関係なく一緒に事業を作っていける。
社会のために応援し合えるような想いで集まっていることに凄い魅力を感じています。
理事の皆様、法人会員の皆様、一緒に働いている事務局の方々も、忖度なく、率直に本当に思っていることを言ってくれる。同じ目線で一緒に作っている感じが大好きです。
失敗してもいい。やってみろ!って言ってくれる環境ってなかなかないじゃないですか?やりたいことがあって、関わっている人と社会のために全力で仕事できるのがいいなって。
正直、理事会、法人会員の皆様は、当時の自分ではお会いすることがないような方々ばかりです。
特に大きな企業の役員の方々の想いがすごくかっこよくて。
「企業の垣根を取っ払って、社会のためにいい事業を作っていこう!」という気概がやっぱりかっこいいです。
様々な方々の社会や仕事に対する想いを、リアルに聞けるのがSSDCの魅力で、私が参画したいと思っている理由ですね。」
カヤバ
「マジで、かっこいいっすよね!!🤩
僕は、マジで器が小さくて、視野が狭いんだなって初めてデザインMTGに参加した時に感じましたw」
3.SSDCって何?
カヤバ
「北田さんにとってSSDCってなんですか?どんな存在ですか?」
ダックスさん
「なんなんでしょう🤔
(1分くらいの間)
『何かが生まれる場所』ですかね。
何かが生まれる気がする。まだ、形にはなってないんですけど、確信が持てる。というワクワク感と熱量がありますね!」
カヤバ
「あ!それ僕も、感じてます!!
直感で『ここなら絶対いい事業ができる!』という根拠のない確信があります🤩」
4. SSDCシンポジウム2021からの変化
2021年のシンポジウムで気づいたこと
カヤバ
「では、ちょっとシンポジウムのことについて、そろそろ聞きたいんですけど、SSDCシンポジウム2021年での気づきって何が大きかったですか?」
ダックスさん
「私は特に奥山さんのお話が印象的でした。
日本人初のフェラーリのカーデザイナーであり、今もご活躍されている奥山さんの話していた体験。こんな視点で世界を見ているんだ。自分の中ではなかった感覚です。
最前線で世界を見ている人は、こんな風に考えているんだ、こんな感覚なんだ。って圧倒されました。
『自分で覚悟を決めたら貫き通す意志が、本当に進めていく時に必要なんだ。』というメッセージを受け取りました。」
カヤバ
「そうですよね。奥山さんの、自分の意見を伝えて実現するコミットというか、腹括っているというか。圧倒的でしたね。得意なところで勝負しようという、プレミアムコモディティとう提案もすごくいいなぁって感じました。」
2021年のシンポジウム後やり始めたこと。
カヤバ
「SSDCシンポジウムって、次の1年をどうやって活動していくかの指針となるようにデザインされてますけど、ダックスさんは、何を始めましたか?」
ダックスさん
「釣りが趣味でして。。釣り業界の社会課題を解決することで、もっと楽しくできる仕組みがあるなってことに気づきました。
今はその気づきを具体的に事業という形にするためにはどうするのか?検証を始めたところです。」
カヤバ
「なぜ、動き始めたんですか?」
ダックスさん
「自分は事業創造デザインプログラムのファシリテーターや講師を担当しています。
事業の構造や要素、作り方の理論は理解している。
でも自分が0から事業を立ち上げたことがないというのは、ちょっと違う気がしていて。
もちろん、SSDCという事業を立ち上げている最中ではありますが、
自分がゼロから色々やって、うまく行くこと、行かないことを含めて体験する。
検証している釣りの課題は、傍からみたらたいした課題ではないかもしれません。でもどんな小さな形であれ、困りごとに価値を提供する。そして、事業化を目指すことを実践してみる。
自分が興味関心を持ったり、社会課題だと感じることに対して、、自分が解決するために挑戦することが大事だなと感じ、少しずつ進めていってます。
その中で得たノウハウをSSDCのプログラムの中に還元したい。その結果、SSDCから社会課題を解決する事業がどんどん生まれ、新しいものを生み出しやすくなるような仕組みにしたいと強く動機付けられています。」
カヤバ
「マジで、大事ですよね。体験して、経験したことを人に伝えるって!
僕も、必要最小限のチームで必要最低限利益を生み出す事業やイベントを企画から作ったりしないと人には言えません。てか、ダサいw」
ダックスさん
「間違いないですね!w」
5.SSDCシンポジウム2022について
SSDCシンポジウムってどんなイベント?
カヤバ
「SSDCシンポジウム楽しみですね!去年は、中島先生のケセラセラがマジでやばかったですw」
ダックスさん
「楽しみですね!!」
カヤバ
「じゃあこっから、ちょっぴりPR要素強めでいきたいのですが、SSDCとしてではなくて、ダックスさん個人としてのSSDCシンポジウムって、どんなイベントという印象ですか?」
ダックスさん
「私の個人的な感覚としては、カッチリ作っている感じではなく、文化祭な感じ。想いで集まっている人たちが作り上げる年に一度のお祭り。
かっこいい感じでやろうとかしていなくて、出演者全員がお金や、名誉や、メリットとか考えずに、想いで集まって、日本と世界がよくなるためにこうしたらいいんじゃないかって方向性を探ろうっというのがとても魅力的です。
2022年のシンポジウムの内容はどんな感じ?
カヤバ
「個人的に、今回のシンポジウムの内容や期待していうことはなんでしょう?」
ダックスさん
「日本の若い世代の方が世界というフィールドで活躍していくにはどうするべきか?実際に世界で事業を展開されている方や、これからまさに世界に展開していく方々をお招きし基調講演やパネルディスカッションをして頂きます。、自分の心の中にモヤモヤなどを感じている人にとって、新しい気づきがあるといいなぁって思っています!」
カヤバ
「おお!まさに、今リアルタイムで事業を立ち上げようとしている、北田さんのためのシンポジウムですね!!w」
ダックス
「はい、私自身のためのシンポジウムでもあります😎」
カヤバ
「創り手として参加できるって、いいですよね😇
自分が学びたいことを、自分達が企画して、学べることってありますよね。出演者の舞台裏での、リアルな本音をポロッとを聞けたりするし。」
6.SSDCシンポジウム2022の見どころは?
カヤバ
「ダックスさん。個人的なSSDCシンポジウム2022の見どころを教えてください!」
ダックスさん
「悩みますね!!w
トライウォールの鈴木さんのお話を聞いてみたいなと。なぜ世界に出てって、今もやり続けているのか。鈴木さんがどんなふうに世界を見て、どんな想いで事業を作っているのかを聞いてみたいです。」
7. どんな人におすすめ?
カヤバ
「SSDCシンポジウム2022って、個人的にどんな人におすすめですか?」
ダックスさん
「そうですね。
なんか、今後の自分の人生このままでいいのかな?なんかやってみたいな。って思っている人におすすめです!
『自分にちょっと嘘ついてるな。』って人に刺さると思います!
カヤバ
「おおw おもしろいですねその切り口w」
ダックスさん
「自分に嘘ついてるなっていうのは、本人にしかわからないと思います。
でも本人には絶対わかるので、なんかわからないけどもやもやするって感覚がある人には色んな気づきががあると思います。」
カヤバ
「なるほど、このnote読んで『バレた!』って思っている人には、おすすめですねw」
8.過去のSSDCシンポジウムについて
カヤバ
「SSDCのシンポジウムが今回が初めの方に向けて、過去どんなことをやってきたかを教えてださい。」
ダックスさん
「はい。今回で3年目なので、2020年からお伝えします。」
2020年
ダックスさん
「第一回のシンポジウムです。状況はコロナ真っ只中。その中で、社会としてどのように変化していくべきか。。というのを様々な知見を持っている方に集まって頂き、ディスカッションしました。当時の会場はSSDCのセミナールームでした。
答えは、自分で何を感じるか、自分で決めるかだと思う。
言われてやるっていうもんじゃない。というメッセージを私は受け取りました。」
カヤバ
「(うおお!最初の開催から、答えを教える感じの偉そうなシンポジウムじゃないところがいい!w)」
2021年
ダックスさん
「第二回目のシンポジウムです。テーマは『“日本美”指向による社会システムデザイン』。日本ならではの良さ。日本の持つ美しさで世界で事業をやっていく方向性って絶対あると思う。日本ならではの強みを活かして世界と戦っていけるというのを議論しました。
日本ならではの良さで、私が感じたのは『暖かさ』です。人としての、優しさ。(真面目とかじゃない)日本から世界に伝えていける価値がもっとある。
ワールドスタンダードを意識するのはいいけど、ユニークでいいんだ。日本らしさで勝負していこう!という勇気をもらえました。」
カヤバ
「僕は、前回から参加してますけど、世界から見た視点っていうのがよかったですね。マジで日本って世界で愛されてるんだなぁ。文化やコンテンツは特に!ってさらに日本の強みや美しさに確信持ちました!」
9.どうやって参加するのがおすすめですか?
カヤバ
「SSDCのシンポジウムってどんな感じで参加するのがおすすめですか?🤔
ダックスさんの個人的な意見が知りたいです!」
ダックスさん
「面白い質問ですね!
私は一人でじっくり聞いてみるのがいいと思います。
そして、聞いて感じたことをシェアできる友人や社内の人、、同級生など周りの方にアウトプットして、さらにご自身の考えを整理して深めるのがおすすめです!
自分がどう感じたのかを人に話すことで、人の反応を見たりしながら、自分自身に色んな気づきとかがあると思うので。
あとは、聞きたいことを聞けるチャンスがあるので、チャットとかで遠慮なく、質問して頂きたいです!。出演者全員が全力で応えて頂ける方々ばかりなので!!
自分の中の疑問や課題を持ってきて、ヒントを探すという楽しさがある。一緒に対話しながらつくる、自分自身のプロジェクトのために参加するという、創り手としての意識で参加すると得られるものが大きい気と思います!!」
カヤバ
「実際に、ダックスさんは去年のシンポジウムから、自分で事業立ち上げること決めて具体的に動いてますもんね!すげー!
なんか、SSDCのメンバーと交流したり感想をシェアしたりできるチャンスとかはなんですか?」
ダックスさん
「あ、急にコンサルモードですねw
ありがとうございます😆
SSDCとして公式に、シンポジウムの感想などをシェアできる場も企画検討中です!できれば、、パネリストの方やデザインプログラムの卒業生の方などと密なトークができる機会を作れればいいなと思っています!」
カヤバ
「カミングスーンですね!😎」
ダックスさん
「カミングスーンです!😎」
シンポジウム情報概要
シンポジウム登壇者紹介
SSDC北村和久さんのインタビュー
10.最後に一言。
カヤバ
「では、最後に一言、ここまで読んでいただいた、たぶんSSDCシンポジウムのことちょっと気になっている人に、一言お願いします😇」
ダックスさん
「そうですね。自分の中のちょっとしたモヤモヤやなにか新しいことに挑戦してみたい。そんな想いを持っている方がいらっしゃればぜひ参加して頂けるととても嬉しいです!!絶対なにか新たな発見があります!
本日はインタビューありがとうございました!😆」
カヤバ
「こちらこそありがとうございます!🙏」
SSDC情報
一般社団法人 社会システムデザインセンター
十日町プロジェクト
SSDC×ギルドプロジェクトでやっている。十日町を事業創造の拠点にする動きはこちらの記事からご覧ください😇
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