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なぜ、地域は護送船団なのか。

おはようございます。
私は全国の自治体にアイデアを提案したり、質問を受けたり、講演をしたり、一緒に事業もしてきました。そこでよくいうのは「〇〇をからめた、そこは、一緒に」という言葉と単語がよく出るということ。

パンプレット1つ作るとしても、行政職員はさまざまなステークホルダーの顔を浮かべながらオーダーをしてきます。当然、皆様もお分かりの通り、パンフレットは厚くなり、なんでも載っている毎年同じパンフレットになる。

これを見た人は、何が言いたいんだろうね、となってしまう。
では、誰かが「〇〇と〇〇だけ載せよう」と言えば、誰がそれ決めるんだ!と言わんばかりに何もできない、それが今までのパンフレット。

イベントは、首長がやるぞ!と言えば、どんなに無理でも、失敗がわかっていても、なんとしても議会を通し、実行、報告書作成のために汗をかくのが現実。まったく、地域のためでもなんでもないことも同じロジックになっている。

さて、護送船団というのは、役所がしっかり普段からお金をばら撒いている団体のことであり、当然職員も派遣、もしくはOBが天下りしている。商工会や商工会議所、観光協会など、たくさんあります。

これらは、昔は志のある団体で市にも楯突いて地域のために汗をかいたものですが、最近はスッカリ牙を抜かれ、護送船団になってしまっている地域がほどんどだと思います。理由は役員が名誉職になる、事務方の実質支配、内部保守的になる。がほとんどで、会員は飼い殺しです。

みなさんの地域ではどうでしょうか。
良い町がありましたらぜひ、教えてください。
リーダーが良くなれば、護送船団もよくなります。

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