財布の器はジワジワ広げた方がいいんだなと思った話
最近、知人にお金をどんどん使ってる人がいると耳にした
年配の方なんだけど、エステに行ったり、物を買い漁ったり、人にお菓子を配ったり
その方は親戚のお金がたくさん入って、遺産の問題が発生しないように、自分の代で使いきる必要があるみたいなんだけど
とにかくお金の使い方が激しい
一般的に、年配の人は先行きが不透明だから、そんなにお金を使えない人がほとんど
そんななか、湯水のように使う人がいて、周りからは
「あれは自分で稼いだお金ではないから、できるお金の使い方だね」と
そう、急な収入が問題なんだよね
大きな額が入ると使い出したくなる
なぜか?
自分の器に見合ってないお金だから
受け入れる準備ができてない
破産する人というのは、自分の器を超えたお金が入ってきた時、使いすぎてそうなる
前にニュース記事でイギリスの若い学生が巨額の宝くじを当てて、使い果たした結果、破産したとあった
ほかにも子役の人が破産したり、ハリウッドスターが破産してるのも不思議に思ってたけど
みんな自分の実力以上のものが入ってきたときに、受け入れきれなくて破産する
これが、じわじわとお金の器を広げてきた人、自分の実力に見合った収入に増やしてきた人は破産はしないのだと思う
たとえば、給料が実力にともなって少しずつ増えてきた人が破産するというのは、あまりないのではないかな
自分の苦労が伴ったお金を湯水のようには使えない
ちなみに冒頭で紹介した人だけど、お金をたくさん使えて幸せそうかと思いきや、使うことに疲れてる様子も時々見受けられる
本人も疲れると愚痴をこぼしていたらしい
どこかで読んだうろ覚えだけど、お金をたくさん持つと、使い道について悩んでばかりで、その時間があまり有意義ではないと
消費することより、何かを作りだす方がよっぽど生産的だといいたいのだろうね
人の事例を出してるけど、わたしも自分の器以上のお金を手にしたことがある
そういうときはなぜか、使うことばかりに意識が向く
よく吟味せず散財してしまい、あとで使ったお金が無駄に思えることが多い
じっくり自分に必要かどうか考えないで使った買い物だから、買った時の自分にしっくりくる感じも薄いし、あまり使わずにすぐ処分できてしまう
そして使わないものを買ったことに後悔して、自己嫌悪に苛まれる
本来、買い物は幸せなもの
自分が納得できる、幸せなお金の使い方をしたいよね
自分の財布の器は、実力と同じようにじっくり、じわじわと広げようと思った