海外旅行で分かるインバウンド対応の注意点
皆さん、お元気ですか?
実は先日、私、フランスのパリとモンサンミッシェルを旅してきました。海外旅行は久しぶり、以前、頻繁に行っていた時代の記憶を思い起こしながら、ガイドとしてインバウンドのお客様にどう接するべきかのノウハウを更に高める修行のつもりで旅をしました。
パリといえば、美しい町並みにエッフェル塔とルーブル美術館ですよね。ルーブル美術館では英語のガイドツアーを受けての見学となりました。
更に加え、パリからバスで4時間かけて行くノルマンディー地方にある世界遺産の修道院の島、モンサンミッシェルにも行きました。
これら観光地を巡る旅をしながら、現地の生活と密着したメトロと呼ばれる地下鉄にも乗りました。
以前の海外旅行経験と今回の体験で気付いたことをここでさらっとお伝えしたいと思います。
まずは地下鉄で気付いたことは、慣れない外国人が初めて乗る場合、その入場システムが分からないということなのです。東京では切符を行先に応じた代金を払い買いますよね。パリでは全ルート同一金額です。ですので、切符を買うと改札を抜け目的地に着けば出口では切符は要りません。
だから、パリの人が東京で地下鉄を乗るとなると、その違いに混乱すると思うのです。東京でインバウンドのお客様が地下鉄を利用するためのアドバイスとしては、そのことをしっかりと教える必要を感じました。
同じように習慣の違いといえば、カフェやレストランでの支払い方法の違いですね。
日本では食事の後、レジに行って支払いますがパリではテーブルで代金を支払います。
さて、システムや習慣の違いなどの他、現地ガイドだからできる特別なもてなしというのがあります。パリでも経験しました。それは有名なところでも独自の角度での案内をして喜ばせるということです。
いい例がエッフェル塔です。
私は滞在中、いくつかユニークなエッフェル塔を目にしました。
典型的な目の前にそびえるものだけでなく、丘から見たエッフェル塔、
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