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雨対策って、カッパ以外にもあるの? その1

そろそろ梅雨入りが近付いてきましたね。
雨の多い地域や、梅雨時の山行では「雨対策しっかりめでお願いします!」と、ご案内するのですが…

カッパ以外、なにか必要なものありますか?

と、聞かれることが。
確かに、よくある持ち物リストなどでは、レインウェアとザックのレインカバーくらいしか見かけませんね。

実際に雨の中を歩いて困ること色々と、その対処方法をいくつかご紹介したいと思います。

カラダだけじゃなく、荷物も濡れると危険です。

雨が降り出すと、レインウェアを着て、ザックにレインカバーをかけます。
でも、ザーザー降りの時や、シトシトでも長く雨の中を歩いていると、カバーをかけていてもザックの中までビショ濡れになっていること、ありませんか?
ザックカバーって片面しか覆っていないので、当たり前と言えば当たり前なのですが…

ザックの中のものって、ダウンやフリースなどの防寒着、食料、タオル…
ダウンは濡れると保温性がなくなるし、食料も傷んでしまうかも。
濡れると不快なだけじゃなく、結構命とりになる場合もあるので、カラダだけじゃなく、荷物もなるべく濡らさないようにしましょう。

と言うことで…

雨の日はパッキングにも気を付けて!

防水対策と言うと、一番簡単なのはビニール袋に入れてザックへ入れる方法ですが、ビニールって、ちょっと引っ掛けただけで破れてしまいます。
気付かないうちに小さな穴があいていて、そこから水がしみ込んで濡れてしまうと言うことも結構あります。

厚手のチャック袋なら、穴があく心配はほぼありませんが、全ての荷物を防水するには、結構な枚数が必要になります。

オススメは、ザックと同じ容量の防水サックをインナーに仕込む方法です。
ザックがカラッぽの状態で、まずは防水サックを仕込み、そこへ、いつもと同じようにパッキング。
いつも2気室で使用している場合は、防水サックを分けてもOKです。

雨って、急に降り出すこともあるし、晴れていても湿った場所でどうしても荷物を置かないといけない場合は、ザックに水がしみて来ることも。
なので、天候に関わらず、常に防水サックを仕込んでおくととっても便利ですよ。

特に濡れると困るダウンなどは、ビニールに入れてから防水サックの中へ入れると安心ですよ。

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