クリストの作品
クリストの一連の作品に意味はないと思う。ただ、ひたすら大きく美しい。見た目だけの作品だ。プロジェクトと称し、作品実現のプロセスは重要だという言い方もあるが、作品に意味がないことの言い訳だと思う。モダニズムのconceptとして還元主義=ミニマリズムがあるが、ランドアートによって、ミニマリズムを表現したのだと思う。絵画を色彩と形と構成に還元したようにランドアートも色彩と形と構成に還元した。このことは、川俣正の「アートレス」につながるような気がする。アートレス=ノーコンセプト=意味が無いこと=意味が無くてもアートは成立する。つまり、自立したアートを制作していることになる。ミニマリズムのコンセプトは還元の美では無くて、アートの自立だったのか?(混乱している。後でまた検討)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?