ルイーズ・ブルジョワ展 9/25~ 1/19 森美術館
久しぶりに森美術館へ。森美術館は夜間営業しているのでたまに行きたくなる。
今回は六本木ヒルズがオープンしたときからずっといる謎の蜘蛛の作家ルイーズ・ブルジョワ展。
解説文を読んでいると蜘蛛は彼女にとって母性とある。
言われてみれば、そう思えなくもないが、全体を通じて彼女の内面が強くさらけ出されてる。
作品のほとんどが、回りくどくなく率直な訴えだけに突き刺さってくるものが多い。
作品が人との関係に大いに依存していることが一番の特徴か。
嫉妬や殺意を作品に変えると明確に記しているところなどは人生をかけた芸術家の圧を感じさせられる。
出入り口にある彼女の笑顔とのギャップに少し切なくなった。
ベンチがたくさんあった。
おすすめです。