ふたつのまどか―コレクション×5人の作家たち DIC川村記念美術館 6/16~11/29
11月に入って送迎バスが再開されたことを知って会期末ギリギリになったがなんとか久しぶりの川村記念美術館に。5年ぶりくらいだろうか。遠いから。
さわひらき × サイ・トゥオンブリー
杉戸洋 × ラリー・ベル
野口里佳 × ジョアン・ミロ
福田尚代 × ジョゼフ・コーネル
渡辺信子 × エルズワース・ケリー
という海外の作家の収蔵作品と現代の日本人作家の作品をミックスした企画展。
ミックスしたといっても、最初に海外の収蔵作品が1点展示され、あとはそれに関連されると思われる日本人作家の作品を展示する構成。
撮影は不可なのでちょっとがっかり。企画展は撮らせてほしいな。
全体的に正直かなり難解だと思う。
その中で少しでも自分なりに拾い上げて心に残った作家を。
<さわひらき>
彼の映像作品は独特すぎるのでオペラシティの企画展で見たのをすぐ思い出した。
落ちていく石の郡が時間を表しているのだろうか。
ミニチュアな世界が永遠に続く。
現実世界の目の見えない部分に、もしかしたらこんな世界が潜んでいるのかもしれない。
<渡辺信子>
湾曲された物体。
滑らかさということの実現。
正面、別角度からの表情の豊かさ。
野生?本能?社会性?感情の前に存在する何かを感じた気がした。
常設展はいつ行っても見応えある。
ルノワール、シャガール、レンブラント、ピカソなどの抽象画、造形作品等々素晴らしいものばかり。
でも、なんと言ってもマークロスコ。大好きだからロスコルームにずっと居座っちゃう。
庭園も素晴らしくて、ちょうど秋が深まりつつある今の時期はとても良いと思う。
美術館も紅葉狩りもできてすごくお得な気分になれた。
今週末までなのでぜひ。
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画像は以下より引用
チイコミ!
https://chiicomi.com/press/121024/
DIC川村記念美術館
https://kawamura-museum.dic.co.jp/art/
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