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山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン 9/9〜11/19 アーティゾン美術館
サンサシオンは感覚という意味らしい。
最初の部屋は人の三半規管が狂うような設定になっている。(経験しないと意味ないからネタバレご容赦)
感覚を揺らがせたいということなのだろう。
内容は予想とはまったく違っていた。文字が多い。漫画が多い。。
作家の思想を理解するのには、いいことなのだろうが全く読む気にならない。
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数点新作があったのかな。なんかちゃんと着色されいないような気も。。
それでも、昔の遠近法をちゃんと地図に落とし込んでいるのには感心する。
昔の技法を現在に生かし、絵の中にも今と昔が混在していて感覚がバグる。
こう感じることは作家の思惑通りなのだろう。
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こうやって描かれているのか。
期待したものとは全然違ったが、作者をより理解したい人には行ってもいいのかな。