ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展 東京オペラシティ 4/17〜6/24
予約いらずなので、思いつきでオペラシティへ。
下の階はライトを落とし、鑑賞者自らペンライトで作品を見るというもの。
上の階は立体、平面問わず、モノクロの作品が集められている。
今回はライアンガンダーというアーティストがキュレーションしてる模様。
すごく斬新!
お堅い日本の美術館、ギャラリーは見習うべきだと思う。
下の階はペンライトを自分で作品に当てて見る。
オペラシティはそんなに混んでないし、部屋は暗いし、みんな静かに見てくれるのでとてもひっそりしている。
ただ、正面から当てると反射して見づらいのが難点。
ライトを当てる方向と絵の中の影が一致していてビビる。
作品のチョイスはかなり重要。
覗いている感じや、瑞々しさがあるものが合ってた気がする。
ちょっと作品が多かったな。
正直途中からめんどくさくなる。
ライトを当てる作業があって作品に集中しづらい。
上の階は白黒の作品。
色別で作品を分けたことなかったな。
李禹煥から立体物まで様々なタイプが同じ壁に配置されている。
家の壁がこんなだったら最高だろうな。
背後には作品と同じ位置で作家と作品名が記されている。
新しい。
気になった作品を見つける。
振り返って真後ろに数歩。
名前を確認する。
この数秒の無の時間がとてもいい。
この中にあって日本家屋の異物感。
額も統一感あるのでさらに際立つ。
厳格なモノクロ作品群にあって、この作品はめっちゃほっこりした。
同じ作品を見せるのでも捉え方で作品の魅力が全然違うものになることがすごくわかる企画展。
作品への影響を考えつつも美術館の企画展はもっと自由であるべきだと思った。