蔡國強 宇宙遊 国立新美術館 6/29〜8/21
迷ったあげく、まったく候補に挙がってなかった蔡國強へ。
理由は会期が来週までだったから。
当日券を買おうと会場へ行くと結構並んでる。。
でも、サクサク進んで10分ほどで入場。
中を見ると仕切りがなくて、ほぼ自由に動けるので人が多くても全然大丈夫。
なぜ火薬という疑問があったが、ちゃんと説明を読むと火薬での爆発を初源の宇宙に見立てて作っていると理解した。
芸術にはいろんな形があるが、ここにたどり着くのには途方もない思考の過程があったに違いない。
映像では空へ無数の火薬を発射しているものもあった。
その煙の先端はまさしく初源の宇宙の始まりのようにも感じられた。
偶然性と計算が混ざり合う作品がほとんどだが、特にこの曼陀羅の作品はよかった。
火薬で神聖なものとされる曼荼羅を描き、それを爆破した作品は曼荼羅が表の顔で、この黒い焦げた作品が裏の顔のように思えて魅入ってしまった。
ネオンの大型作品がたくさんあったが、たぶん宇宙の何かを作ったんだろう。火薬の爆破の光でも模したのだろうか。
まあ、派手で見栄えがするからあってよかったかな。
残り一週間程度なのでぜひ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?