松谷武判 展 東京オペラシティ 10/3〜12/17
抽象作品が見たい気分だったのでオペラシティへ。
名前は認識してなかったけど、見たことがある作品があった。
題名がほぼないぶん、鑑賞者にかなり委ねられている。
わずかな起伏を作り上げ、些細な、微妙な言葉にならない感情が表現されている。
もの派っぽい作品もけっこうある。
中盤は胚や幹細胞を思わせる作品が多くなってくる。
無機から有機を誕生させる作品に根源や命に対する強いこだわりを感る。
完全な3次元じゃないところがいい。平面をに作られている作品が2次元と3次元の微妙な間をとっているところが作品の魅力を倍増させている。
作風が一貫しているので結構見やすいです。