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『ボルダリング』のススメ
こんにちは。ひもと申します。
今回の記事ではクライミング(特にボルダリング)の素晴らしさを共有したく考えております。よければお付き合いください。
クライミングとは?ボルダリングとは?を説明した後、自分の考えをお伝えしたく思います。よろしくお願いします。
クライミングとは?
まずはクライミングについて説明します。
クライミングの説明にあたり、専門メディア「CLIMBERS」にわかりやすい文章がありましたので、引用いたします。
−以下引用−
クライミングとはいったい何か。言葉を直訳すれば「登ること」ですが、
そのスタイルや対象は多岐にわたります。
クライミングは前進手段に道具を使用せずクライマーの手と足のみで登る「フリークライミング」と、前進手段として道具を使用する「エイドクライミング」に大きく分かれます。
さらに「フリークライミング」は、ロープによって安全確保をする「ルートクライミング」と、ロープを付けない「ボルダリング」に分かれます。
上記記事より引用
−引用終わり−
ボルダリングとは?
私は先の分類の中でも「ボルダリング」に傾倒しております。
では、ボルダリングとは何なのでしょうか。
ボルダリングの説明にあたり、大変わかりやすい文章がクライミング専門メディア「CLIMBERS」と「Climbing-net」にありましたので、引用いたします。
−以下引用−
ボルダリングは、「ボルダー」と呼ばれる巨大な石っころを登って楽しむ、ロッククライミングのひとつのジャンルとしてはじまりました。山や河原、海岸などへ行くと、小型自動車からマイクロバス程度の大きな石が転がっていますよね。これらの巨石を英語で「ボルダー」と呼びます。それを自分の手足で登る遊びがボルダリングです。
最近のブームもあって「ボルダリング」という言葉が広まった結果、「室内のカラフルなホールドを登る遊び」と紹介されることもありますがそれは間違いです。「ボルダリング」の語源は“boulder”であり「大きな岩」という意味なので、室内だろうと岩だろうとロープを付けない「クライミング」をボルダリングと呼ぶのです。
上記記事より引用
−引用終わり−
ボルダリングとの出会い
これまでクライミングやボルダリングの概要について説明させて頂きました。これからは私とボルダリングの出会いについてお伝えします。
これまでの人生で運動とはほとんど縁がなく、高校では吹奏楽部・大学ではジャズ研究会に所属し、音楽と共に青春時代を過ごして参りました。完全に文化系人間でしたね。
卒後は以前書いた理由で音楽から離れ趣味もなく単調な生活を続ける中、当時の彼女に浮気をされて振られ、更に暇になってしまいました。いよいよ時間を持て余しまくった私は、時間を埋めるべく趣味探しに奔走します。
趣味探しに奔走する中で、メディアでクライミングが取り上げられているのを目にし、とても興味を持ちました。職場の近くで体験できないか調べたところ施設があったことから、行ってみるか!となります。
はじめてのボルダリング
メディアを通して見た時は割と簡単そうに見えて「余裕そうだな」「大した運動にならないだろうな」と思っていましたが、実際に自分でやってみるとこれがめちゃくちゃ難しかった。力は足りないし、足はうまく使えないし、初級課題もうまく登れませんでした。
そんな中で試行錯誤し、なんとか登れた時の達成感はものすごかったです。体と頭が噛み合った!というなんとも不思議な高揚感があり、そこからボルダリングにのめり込むようになっていきました。
のめり込んでから今年で丸10年が経ち、ボルダリングで人生が充実したと感じております。私はボルダリングをとても良いものであると考えており、多くの人に体験してほしい・趣味にしてほしいと思っています。
これからボルダリングのどこが素晴らしいのか・なぜ続けてこられたのかを紹介します。
ボルダリングの素晴らしい所
私はボルダリングの素晴らしいところを下記5点と考えています。
始めるハードルが低い
色々な楽しみ方がある
成長を実感しやすい
新しい出会いがある
達成感を味わえる
順にお伝えします。
1.始めるハードルが低い
各あるスポーツの中でも、ボルダリングは「始めやすさ」に大きな特徴があると考えます。なぜ始めやすいと言えるのか下記に記載します。
◆結構な数のクライミングジムがある。
クライミングブログ「Mickipedia」さんによると、2020年時点で日本国内に666件ものクライミングジムがあるそうです。
これは、全国のサッカー場・フットサルコート・バッティングセンターより多い数です。
すごく沢山あるわけではないですが、アクセス圏内に1件位は施設がある方が多いのではないでしょうか。
参考資料
◆一人で始められる+始めやすい環境
ボルダリングは一人でジムに行って、施設説明・ルール説明を受ければ、すぐに始める事ができます。
一人で行くと周囲から浮いてしまう心配もあるかと思いますが、ボルダリングは基本一人でやるものです。その為、どのジムでも一人でのぼっている人が多くいます。周囲の目を気にする必要がない環境である点も、始めやすさに寄与すると考えます。
2.色々な楽しみ方がある
クライミングは色々な楽しみを受け入れる「懐の深さ」も大きな特徴と考えます。以下に具体的に記載します。
◆様々な目的の人がいて、受け入れられている
体を動かす目的で、週1回来る人
上手くなる目的で週3回来る人
ジムにいる友人と会うのが目的の人
クライミング中毒で、毎日登る事が目的になっている人
等色々な人がいます。
◆ジム・アウトドア両輪で楽しめる。
ジムで上達を感じ新しい挑戦をしたければ、コンペという選択肢があります。また、アウトドアクライミングに挑戦するという選択もできます。
◆ジムで挑戦する
ジムでのボルダリングにハマって、自分の力を試したい人は各クライミングジムが主催するコンペに出る事で腕試しを行うことができます。
各ジムが主催するコンペには、基本的には誰でも参加できます。
エントリーにあたり、初級クラス・中級クラス・上級クラス等カテゴリが分かれており、同じレベルの人と競うことができます。
コンペには規模の小さいものから、全国で予選会がある「THE NORTH FACE CUP」のように規模の大きいものなど、色々な大会があります。
◆アウトドアを楽しむ
インドアクライミングだけでなく、アウトドアクライミングを楽しむこともできます。アウトドアクライミングでは、よく登られるフィールドがあり、下記サイト上でも調べる事ができます。
上記にあるエリアも、メジャーエリア•マイナーエリアが混在しております。
メジャーエリアに関しては『トポ』というルートマップが発売されていることが多く、それを参考にアウトドアフィールドで岩を登攀する事ができます。
※アウトドアクライミングは自然下で行うものなので、エリアによってルール•マナーが存在するケースがあります。ジムのスタッフ等から基本的なマナー等を調べてから訪問すると良いと考えます。
3.成長を感じやすいシステム
◆グレードシステム
クライミングでは課題難易度に応じて、グレードがつけられております。
グレードによって自分の実力を可視化することができ、成長を感じやすく、モチベーション繋がります。
4.新たな出会いがある
◆友人が増える
ボルダリングをしているとその特性上知らない人と同じ課題に取り組む事があり、登り方についてコミュニケーションが生まれやすい環境にあるため、仲良くなる事があります。
仲良くなった結果、アウトドアフィールドに一緒に行ったり、飲みに行ったり等で友人が増える事があります。
社会人になると新たな出会いってなかなかありませんよね。少なくとも私はそうでした。しかし、クライミングを始めてから新しい友人が沢山できました。
5.自分の限界と向き合える
◆限界と向き合う
この点に関してがボルダリングの一番の醍醐味であると私は考えています。
ボルダリングをやっていると登れそうで登れない課題と出会う事がままあります。
最初は手も足も出なかった課題も、月日をかけたトレーニングを行うと登れる事があります。
私もアウトドアでどうしても登りたい課題があり、3ヶ月かけてトレーニングを行った+何回も通った事で登り切る事ができました。
自分の限界を突破でき、登り切った時の高揚感は一生忘れないかもしれません。
ボルダリングのススメ
いかがでしたでしょうか。少しでもボルダリングに興味がある人が増えれば嬉しいです。
ボルダリングにこれまで楽しませてもらったので、今後はボルダリングを色々な人に楽しんで頂けるような記事を書いていきたいです。
誰かのお役に立てたら嬉しいです。それではまた!