胸が苦しくなり怒りを覚える内容なのはわかっていたので、心が憤りに囚われないように毎日ほんの数ページずつ読み進めて、やっと読了。
ただこの3年間の政府、メディア、そして我々一般の変化を時系列で追う事もでき、ルポとしても意義のある本だと思う。
この人のYouTubeもそうだがこの内容を正面から報道するのは様々な圧力があったろう。
ご本人にもCBCテレビにもその勇気に敬服する。
感情的にならず、でも後遺症に苦しむ人々に真摯に向き合う姿勢にジャーナリストとしてでき得ることをしようという矜持を感じる。
ぜひまだの方は読んでほしい。
この3年間を未来の子供達にとって無駄な時間にしないためにも。