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いくつになっても・・・・
先日「読み聞かせ」で小学校にお邪魔した時のことです
その日は学習室の担当で、1時間目の授業を使って自由にできるという時間だったので、ふたり体制で挑みました。わたしは読むことにはなんのためらいもないのですが、導入部分というか、教室に入ってすぐの対応が実は苦手で…
一応、毎回入室するたびに「お話会のたゆです」と自己紹介をしてから、その日に読む絵本の紹介や、どうしてその本を選んだか…なんて話をしてから始めるのですが、その数分間がいつもギクシャクしてしまう
その日一緒に担当したのは、現在お話会の代表をされていて、3年生に在校生がいるおかあさんでした。子ども好きなとっても優しい雰囲気を持ったおかあさんで、子どもに話しかける姿が柔らかで、いつも「すごいなあ」って感心していた
彼女はわたしの苦手な導入部分が得意なので、彼女と組むときはなんの不安もなく、こちらものびのびとできる
その日も「てあそび」歌から始まって、それに繋がる紙芝居を読んでもらい、最後に「インタビュー」と称して、子どもたちに「将来なにになりたいですか?」というような質問をしました
アイドル、ケーキ屋さん、漁師さん・・・・救急車の運転手になりたいという女の子もいました。そしてお約束、学習室の先生方に「子どもの頃、なにになりたかったですか?」と聞いた
サッカー選手、警察官、学者・・・・小学校の先生と夢を叶えた先生もいらっしゃいました
そんな中、子どもたちの将来の夢を聞きながら、ふと考えた。わたしの将来の夢はなんだろう…と。なんとなくそのとき浮かんだのは「美魔女」という言葉でした。50にもなって今さら「将来」もないものだと思いながらも、これからの目標は「美魔女」か?と自分を失笑した。でも、わたしの考える「美魔女」というのは、世間一般にいうようなキラキラとした美しい奥様でもなければ、若返りたいわけでもないんだよな…と
現状Dietをしているわたしは、とりあえず「動きやすい体」になりたいということと、この先の人生を病気もせず「健康に過ごすこと」である。そういう将来も「美魔女」といってもいいのではないかと思ったのでした
「将来の夢」と言われてその先のことを考える自分を、随分「どん欲」だと思いながらも、いくつになっても願望はあるものだなと今さらながらに気付いた。日々の生活の中、たまには「旅行に行きたいな」とか、雑誌やテレビで見た「美味しいものが食べたいな」とか、小さなことから大きなものまで「目標」や「夢」というものは尽きない。それが生きているということなのかなと、改めて考えさせられた時間でもありました
別にこれからでも「将来の夢」を持ってもおかしな話ではない。それが生きる糧でもあるし、目指すものがあればそこに向かって「頑張らなければ!」とも思う。それは子どもの将来でもいいし、老後の楽しみでも、もちろん自分のことでもいい。そう思ったらなんだか、こんなわたしもただ生きてるだけじゃないんだわと改めて思った。ま、そりゃそうだよね
楽しく生きよう。やりたいことをやろう。まだまだ夢を見てもいいのだ
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