書く、危機感
最近、歳のせいか、アイディアを温存できない
あ~なって、こ~なって、よし!
いざパソコンに向かうと・・・・
あれ? あれれれれ…?
まっしろ・・・・な~んもでてこない
な~んてことが頻繁に起きている!
致命的じゃない?
これって、老化なのかしら
それともやる気の問題かしら
例えばベッド、寝ようと思った瞬間にもくもくもく~
例えばお風呂、コメントチェックしている合間にもくもくもく~
例えばエステ、施術の途中「いたた…」って言いながらもくもくもく~
アイディアが浮かんでくるのは大いに結構!
ちょっと物忘れが過ぎるような気がしている
現在執筆中の『オスカルな女たち』は当初「昼顔」のような不倫重視のどろどろな物語を書いてみたくて始めた。その過程でいろんなエピソードを集めるわけなのだが、自分が「同窓会」に行って感じたことや、年齢を重ねて感じる自分の「体調」それに基づく身内や知人の「病歴」や親の「介護」友人から見聞きしただれだか知らない他人の「噂話」などで構成されている
それをこね繰り合わせ「子どもが欲しいのに持てない」「結婚生活が不和」「男嫌い」「人に言えない性癖」などを交え、いろんなキャラクターを作った。もちろん、なんとなく似せてるモデルもあったりなかったり
小説を書くということは実に孤独な作業であり、ひとり紙面に向かったり、ひたすらタイピングというのが今のスタイルだろうか。その中でちょっと感想が聞きたいとか、こんな時どうするなんて意見を親しい友人に委ねてみたりもする。本来ならインタビューやら取材といった形をとるのが適当なのだろうが、わたしはプロではないし今はネットがあるためある程度のことは机の上にいてもなんとかなるし、実体験にかなうものはない。そういった会話の中で「それいいね」「こんなパターンもある」なんて言いながら、登場人物の人物形成やエピソード、更には新しいキャラクターが生まれたりするのだが・・・・
楽しく会話して、いざパソコンに向かうと・・・・あれれれれ?
な~んてことになったりするのだが、だからといって『ヤギさん郵便』よろしく「さっきのネタの内容なあに?」とは聞き返せないもので、悶々とすることも増えてきたということ
すぐにパソコンに向かえばいいのだろうが、眠かったり、運転中だったり、抜け出せない場合はそうはいかない
以前「ボイスメモ」なるものも試してみたのだが、なにせ訛りもあればイントネーションもあやふやで、思うように読み取ってもらえずに挫折。わたしは記憶力の良さだけが唯一の強みだったのに、歳は取りたくないものだ。今だけ調子が悪いと思いたい