見出し画像

千円にぎっておもいで食べて

ここ最近、というか今年はいろいろなことが重なり最寄りの神社に参拝することが増えた
普段は「初詣」で出掛けて行くだけの場所だが、ごく稀に「厄落とし」とか「お祓い」とかで出掛けて行く。それも数年に一度の話

初詣なんかで出掛けて行くと、出店が出ているね
お参りしたあと、わたしと子どもたちはそれぞれ1000円ずつ握りしめ、自分の好きなものを買って帰るのが恒例になっていた。だからここ最近は、参拝のたびおみくじを引いたり、御朱印帳を書いて貰ったりしている
出店じゃなくても、なんとなく神社でお金を使うことがいいような気がしているからだ

越してきた頃「これからお世話になるところだから」と、最初にお参りに連れて行ってくれたのは旦那さまのご両親だった。義父母は祝日(旦那さまは仕事なので)になるとよく、わたしたち母子をいろんなところに連れて行ってくれた
義母はいつもわたしたちと出掛ける際、子どもたちだけでなくわたしにもポチ袋を手渡し「好きなものを買いなさい」といった。日帰りだろうが泊まりだろうがとにかく、一緒に出掛けるたびにポチ袋を準備していてくれて、自分のための「お土産を買いなさい」といった
そんなことがきっかけになり、なんとなく神社では「1000円握って~」がお約束になった。まるで祭りに出掛けて行く子どものようだが、それが楽しみでもある

子どもたちも大きくなり、義父母と出掛けて行くことはなくなったが、なんとなく習慣で、神社で御札をいただいたりお守りを買ったりと、次の年に繋がる行動をするようになった。いいきっかけだったと思う。なんとなくそうやって「ご縁」ができていくのかな~と思うから

わたしも自分に孫が出来たら、そんな風にしてあげたいなと思う。出来るかどうかは解らないけれど、お金の使い方もおしえられるかなと

こういう時って性格が出るよね
全部使い切るか、ちょっと使って財布に残すか、またはオーバーして借りるなんてことも、子どもたちはそんな風にしてお金の使い方やありがたみを覚えた
ちなみに、わたしは使わずに財布に入れるタイプだ

でもね、出掛ける先で自分のために買うお土産は、結構いい思い出にもなったりする。そういうの忘れがち
修学旅行とか旅先で「だれかのお土産」を買おうと思うと、お土産のことばかりが気になって、楽しいことを忘れちゃったりすることなかった? わたしは結構あるんだよね。だから「自分のためのお土産」ってすごくいいなって思ったの
特に修学旅行なんかでさ「だれかのお土産」気にしてたら「自分のお土産」を買い忘れるなんてこともあったから、ここ数年はまず、自分のものを買うことを優先している。ほしいものがなけりゃそれでもいいんだけどね

毎年恒例のというわけじゃないけれど、初詣に行くと必ず食べるものがあって、しかも毎年同じ場所にあって、そういう繰り返しがこの頃は嬉しかったりするんだよね
子どもたちが成人すると、そういう年中行事も別行動になったりするけれど、お店を見かけると「よく食べてたな」「これ好きだったな」って、ほっこりするんだよね




いつもお読みいただきありがとうございます とにかく今は、やり遂げることを目標にしています ご意見、ご感想などいただけましたら幸いです