餅つき:記録
お正月明け最初のイベントになります
今年は久しぶりにやるというので、まったくの部外者でありながらも、母持参で参加した「お汁粉会」の模様を、備忘録的にここに記しておきたいと思います
前回から4年も経っているのですねぇ…その間に、いつもわたしと餅つき要員として欠かせないわたしの母親ももうまもなく80歳を迎えますので、もう今年はしんどいから「行かない」と言われてしまい(T_T)
しかしながらわたしも、4年ぶりでいきなりひとりで仕切るというわけにも行かないので、なんとか拝み倒して説得!「マッサージを2回」連れていくことで渋々参加してもらうことに成功致しました~
なのでわたしは、今年はしっかりと母について餅つきの1から10を写真に収めて来年以降に備えようと意気込みました(*^^*)
今回は50人分のお雑煮、お汁粉、その他を作ります。いない間に随分と小学生が増えたらしく、大所帯になってました( *´艸`)
この他、みかんやりんご、お漬物等いろんな準備がございますが、わたしはあくまでもお餅要員なので、お餅に集中していきたいと思います
1. もち米を2キロずつ、ざっと洗ってひたひたの水に3時間程度漬けておきます。バケツがあるといいのですが、大きめのボウルでも可能
2. もち米を冷やしている間に、お雑煮、汁粉の仕込みをしておきます
:お雑煮…寸胴(27リットル用)で沸騰させたお湯にネギの青い部分と鶏ガラを入れ煮立たせ、灰汁を取った後、お鍋3つに分けます。3つに分ける理由は、寸胴のままだと持ち運びが危険ということと、温め直しが不便なので、小分けにします。鶏ガラは食べれるところをフォークなどでそぎ、鶏肉、ひし形にカットした大根、油揚げをそれぞれ3つの鍋に分けて入れ、出汁醤油で味をつけていきます
:お汁粉用はしゃばしゃばになるよう、火にかけながら水で溶いておきます
3. その他の仕込み
:磯辺用の醤油はバットに出すだけなので、その他の準備としては、
:辛味餅の冷凍大根おろしは前の晩から解凍し、当日キッチンペーパーを引いたざるにて水切りをしておきます。餅が出来上がるころ醤油を足して仕上げます
:きな粉は、味を見ながら砂糖、塩を混ぜてバットに広げておく
:ネギ餅用にネギを縦4等分にして刻んでおきます。こちらも餅が出来上がる頃に鰹節と醤油を混ぜます
4. もち米を蒸かしていきます。蒸かし鍋の下にお湯を張り、布を引いた鍋をのせます。アルミホイルが巻かれているのは、隙間から蒸気が逃げないようにするためです
5. 水切りしたもち米を静かに入れ、全体が蒸けるように真ん中にくぼみを作り蓋をします。だいたい30分くらいでしょうか
6. 箸をさして下の方までしっかりと蒸けているか確認し、出来ていれば餅つき機でついて行きます
7. まわりの布を1か所に手繰り寄せ・・・・
8. 機械を回しながらもち米を入れていくので、布が巻き込まれないようにうまいこと入れていきます。入れたら、蓋をしてしばらく回します
9. 時々様子を見る・・・・別段いじらなくても勝手に丸くなっていってくれるけど、もち米がうまいこと蒸けてないと偏ったりするので、その時は少量の水を加えつつ、へらで形を整えていく。つき過ぎるとべたべたになるので加減が難しい(>_<)
10. 米をあげた布は水で素早くぬめりを取って下準備。蒸かし鍋のお湯も減っているので水を足して、お湯がわいたら次のもち米を入れて蒸かしていきます
11. 餅がつきあがる頃、大きなボウルに水を準備して、
12. だいたい10~15分くらいかな~? つきあがったら、手酌でまわりに少量の水を回してはがれやすくし、これまた回ったまま素早くひきあげます。ちょっと回ってる部分に餅が残っちゃうかもしれないけど、それは機械を止めてから丁寧に剥がせば問題ないです。引き上げたあとは、機械の表面を軽く拭いておきます
13. 素早く引き上げたあとは水の中に餅を入れ、即座に丸めていきます。磯辺、きな粉、辛味、ネギ…とそれぞれ準備しておいたバットにちぎっては入れ、ちぎっては入れして、それぞれをまぶして手早く仕上げつつ、お皿に盛っていきます。ここからは人員も要します
14.どんどん次に参ります・・・・1~13を繰り返し、最後はお雑煮とお汁粉用の餅を丸めていきます。だいたいひとり2つくらいの割合で、肉団子程度の小さいまるを作り、餅とり粉に絡め、別なバットにくっつかないよう並べて行って準備完了。食べるときにお椀にふたつづつ入れて汁をかけていくという仕組み
これが大体のお餅作業の流れ…来年以降、ひとりで仕切ることになると思うので、おさらいしながら備えたいと思います
わたしの子どもが小さい頃は、先輩お母さん方がたくさんいて、お餅を丸めるひとも充分間に合っていたのですが、今その時のお母さんで残っているのはわたしを含め3人だけ。あとは若いお母さんたちなので、来年以降は徐々に覚えて行ってもらおうと思います。年に一回のことなのでね、なかなかすぐには無理でしょうけれど、意外と「お汁粉会」はみんなが楽しみにしているので、できる限りは続けたいと思っています
開始時間は稽古上がりの19時からでしたが、今年は人数が多いということで、余裕をもって12時からの仕込みになりました。なので、準備している間にもち米を水に浸けるところからできたのです
餅の仕込みを始めたのはだいたい16時から…時間が余ったら「みんなでお茶でもしようね」と言っていたのですが、そんな余裕はなかった(T_T) 結局最後は駆け足で、無事に時間通りには始められたけれど、なかなかに忙しい日になりました
本当はね、できるお母さんが減った時点で、お餅も出来合いの切り餅にして、お餅の種類も減らしてってすればいいのだろうけれど、年に一度のことだし、みんなが楽しみにしているから「ついたお餅でやりたい」とのことで、お手伝いにはせ参じたというわけです。しかも、若いお母さんたちから充分に「夕飯として食べれるように」との申し出もあり、いつもより多めに作りたいとの要望で、今年はもち米も8㎏準備しました
それと、おまけ・・・・
こちら、TOP画で使っておりますが、なんだか解りますか? ↓ ↓ ↓
これはヨモギです。この状態にするにはどうするのかは知りませんが、母親が実家で餅つきを行った際に余ったヨモギをコケ玉のようにして持ってきてくれたのでした。お手伝いのお母さんたちに聞いたところ「食べたい」というひとがいたので、今年は特別に「食べたいひとだけ」というおまけ付きでこちらも準備しました
そんなに食べるひといないだろうと思っていたから、残ったら持って帰ろうと思っていたヨモギ餅(通称・草餅)ですが、なんと、わりと好きな人がいて、残ったあんこで絡めたものと、きな粉で作りましたところ、あっという間になくなったのでした。草餅なんてわたしには当たり前のものですが、正直「好きなひといるのかな~」と心配していたので、これにはびっくりしました。しかも柏餅以外で「食べたことがない」というひともいて、これまたびっくりΣ(・ω・ノ)ノ! そんなわけで大盛況のうちに終わりました
更に今回、調理に使用したお野菜は会の方の手作りの物をたくさんいただいていて、必要な大根、ネギのほか、にんじんやじゃがいもなんかも大量にあり「持って帰ってね」なんて話でしたが、さばききれないということで、お雑煮やお汁粉を仕込みながら、お汁粉会に必要のない余計なものも作ってました(^_-)-☆
まず、大根の葉っぱのふりかけ、にんじんのしりしり、そして段ボール一箱分のじゃがいもで芋もち~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾{あとから手伝いに来てくれるおかあさんたちにホットプレートやら韓国海苔を持ってきてもらったりしてね
あるものでしか作れないので、ちょっとずつ足りなかったりしたけれど、付け焼刃でもそこはうまいことやりくりしてね
大根の葉っぱと人参のしりしりは、お手伝いに来てくれた人へのお土産にして、材料がたりなかったけど思いのほかたくさんできた芋もちは、お皿にのせてお漬物と一緒に並べてもらいました。そしたら好評だったみたいで、あとから「レシピを教えてほしい」と言われたそうです。まぁなんと嬉しいこと! さっそくたゆ飯のレシピを切り張りして、LINEしました。本当はURLを送ってもよかったんだけど、なんだかブログの宣伝みたいでいやだから写真だけ貼り付けて説明書きを送りました
そんな感じで、今年最初の大仕事は終わったわけです。おつかれさまでした
「お汁粉会」の前日と翌日に、母をマッサージに連れて行き、気持ちよ~く帰っていただきました。だいぶ疲れたと思います。でも「久しぶりだね」「元気だった?」「変わりないね」なんて言われながら、なんだかんだ母も楽しかったと思います。だって「しんどかった」とは言わなかった。いい汗かいたし、わたしも達成感でいっぱいです
「あんたひとりだったら大変だったな」なんて言ってましたが、本音は来年も参加していただきたい・・・・無理のない程度で、とはいえ、またマッサージにでも行ってもらいながら来てもらっちゃおうかなと、もくろんでいるわたしです
長々とお付き合い、ありがとうございました