本当の味を知らない
みなさん、ちょっと記憶を小学校時代まで遡ってみてください。小学校の、給食のメニューって覚えていますか?
わたしの中には「揚げパン」「フルーツポンチ」「ミルメーク」などが浮かんできます。高学年になると、学校が2分されたので、新しい学校では近隣の学校では初の「ごはん」食が週に2回ありました
さて、わたしは婚姻を経て関東圏に越してきたわけですが、ある時友人に給食で食べた「チリコンカン」を作れないか…と尋ねられました。はて?
わたしの住んでいたところは、今でこそ中学校に給食室が存在しておりますが、わたしが現役中学生の時はお弁当だったので、そんなハイカラな名前のメニューはありませんでしたし、なんだったら子どもたちの学校給食だよりにあった「にゅうめん」とか「ムニエル」「ピカタ」なんてメニューも見たことがありません。記憶の中にあるのは「小魚の佃煮」だの「しゃばしゃばカレー」「冷凍ミカン」だのという昭和丸出しなおかずしか思い出せない
そこで助けてGoogleさん。調べてみました「チリコンカン」
材料を見る限りなんとか作れそう?…と、なぜかその時業務スーパー様にいたわたしは、携帯片手に材料を集め「じゃぁなんとかやってみる!」なぁんて安請け合い。ん? 安請け合いしてみたものの・・・・え? 待って
作るのはいいけど、味しらね~じゃんって話。作るのはいいけど、どうすんの? だって食べたことないんだものぉぉっぉぉっぉ…
前置き長いですね、今回。でも材料買っちまったからには、やるしかないのですよ。ぼちぼち行ってみましょうかね( ̄▽ ̄;)
*この時「たゆたい亭」の開催にあたり、お土産含めパーティ使用で大量に生産しております。それを踏まえて、材料の調節をしてくださいネ
《 材 料 》
玉ねぎ3個、ひき肉600~800g、レッドキドニービーンズ3缶、
ひよこ豆3缶、カットトマト3缶、大豆3袋、水煮れんこん300g、
チリソース(大)1本
1. まず、油を引かずにひき肉とざっくりみじん切りの玉ねぎを炒めていきます。これだけの量ですから弱火で蓋をして時々かき混ぜながら蒸し焼きにしていくといいでしょう
2. 玉ねぎが透明になるまで下ごしらえをして行きます。まず、豆の缶詰をすべてざるに開け、水切りします。上記のように「次、缶ごみいつ?」ってくらいにシンクが缶詰だらけになります(笑)
3. 厚さ5mm程度の水煮のレンコンを、つめの先ほどの大きさにカットします
4. はい、玉ねぎが透明になったらレンコン投入です~(*´▽`*) 面倒なのはここまで・・・・あ、カラフルなパプリカが入っておりますが、これはわたしのミスで、この日買った冷凍パプリカを冷凍庫に入れ忘れ、ビシャビシャになってしまったので急遽カットして混ぜることになりました。料理にはハプニングはつきものですね
5. ジャンジャン行きますね。水切りした豆を入れて、混ぜます
6. 混ぜるとこんな感じです。きれいですね~。おまめさんたちは缶詰なので、特に火の通りは気にしなくていいです。とにかくまんべんなく混ぜて行ってください
7. 写真がブレてしまいましたが、最後にカットトマトを汁ごと入れていきます
8. 極めつけがこれです。チリソース~どぶどぶと1本入れちゃいます。残っても面倒なので・・・・こちら800ml入りだったかと思いますが、小さい280ml入りもございますので、そちらはお好みとご家庭の加減で調節してください。多分こんなに入れなくてもいいかもしれません(無責任)
9. 全部入れたら、弱火で放置して構いません。そうだなぁ~とりあえず全体に火が通ったらいいと思います
10. 放置しているとこんな感じに汁が上がってきますので、時々混ぜながら、とにかく焦げなければOKです。火を止めてからしばらく放置しておくと、おまめさんたちが汁を吸ってくれるので落ち着いてきます。あとはタッパーに入れて冷蔵庫に保管するなり、冷凍するなりして保存も聞きます。もちろんこのまま食卓へどうぞ
できあがり~
こんな風にオムレツと一緒にいただいたり・・・・
パンにつけてもおいしいですよ(*´▽`*)
冷凍する場合は、ジップロックが基本ですが、お弁当用にこのように小さいタッパーにホイルを並べ、小分けにして冷凍しておくと便利ですよ( *´艸`)
我が家では「チリコンカン」って言っちゃってますけど、多分違うかもしれません。初めに言ったように、わたしは本当の「チリコンカン」の味を知りません。だからこれはなんちゃってです!
たゆ家にはわりとこのなんちゃってが多く存在しますが、おいしければいいよね(^_-)-☆ってことで、お許しください