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対話の中で見つけた、2021年にやりたいこと

2/14のバレンタインデーの日に、ともいきcafeを開きました。

緊急事態宣言中ということで、地域の方や友人を中心に、おだやかな1日を過ごしました。

ともいきcafeではここ数カ月、閉店後にお店を貸し切って夕食会兼対話会を開いています。
先日のcafeでも「私の2021年」をテーマにカレーを食べながら話す会を開きました。

実は、2/11にも同じテーマでともいきな仲間たちと対話をしました。
2/14は2/11に参加したメンバーも一部参加し、1回目の流れを汲んで対話してみようと試みました。

それぞれメンバーはこんな方々です。

2/11 参加メンバー
【うっちーさん】ともいきcafeのオーナー?さん、普段は人材系の会社で働いている。新しい働き方を模索して、会社に週4日勤務を持ちかける。
【ねえさん】インターナショナルスクールの小学校に勤める。アートに興味があり、アートセラピーを勉強中。アートを通じて、その人の本質を引き出したいと思っている。
【やまのうち】家業を継ぐための勉強をするため、東京の同業の企業に就職。5月から故郷の愛媛に戻り、家業に携わる予定。自分の興味のある分野と家業をどうすり合わせるか悩んでいる。
【ぐで】note筆者本人。「ともいき」探求家。会社員として働きながら、仕事と生活を統合し、仕事を生業として、自分は小商いとして生きる道を模索する。
2/14 参加メンバー
【なおさん】起業家のコミュニティを運営する社長さん。常識にとらわれず、自分の道を歩む人を増やすことを第一に、コミュニティの在り方を模索しながら奮闘している。
【ひとみさん】SEから半年前に独立・起業したワンマン社長。事業を成長させようと数字にこだわって仕事に打ち込む一方で、それだけでいいのかとも迷っている。
【ひいちゃん】大学卒業後、自分のやりたかった仕事に就くも、ポジションがずれてしまい、自分の「雇われ感」に悩む。大学生の頃から、友人と自分との間の違和感の正体が、「リスクを負っても相手と関わっているか」にあると気づき、行動し始める。
【のんちゃん】安定して穏やかな生活を歩めていると思う一方で、友人が結婚を機に北海道で農家になるというエピソードを聞き、自分も今より一層充実した生活を送ろうと決意する。
他に【うっちーさん】【ぐで】も参加

「私の2021年」を話したいと思った背景として、実は私が2021年の明確な目標ややりたいことがなく、みんなの話を聞きながら自分の2021年について思いはせたいと思っていたのです。

実際に話し始めてみると、みんな予想以上に自分の2021年についての抱負を持っていて、うらやましく思いました。
それと同時に、たくさんのエネルギーをもらって、私も自分の2021年の目標が少しずつ見えてきました。

今日は決意を込めて、ここに書き残したいと思います。


わたしの2021年

突然ですが、みなさんは「ストーリーとしての競争戦略」という本をご存知でしょうか。
(筆者が優れた競争戦略に共通して感じる言い難い何かを言語化しながらつづられる、ほかのビジネス書にはないアプローチが面白い本です。おすすめです。)

この本の主張を一言でいえば、「優れた競争戦略には人に話したくなるような面白いストーリーがある」というものです。

今年は、私も、今からつらつらと書き連ねる私の人生のキーポイントを統合して、一つの物語として語れるようになることが目標です。


キー①:職場で我を出す

対話の中で気づいたことなのですが、私はとても上司に恵まれていると思います。
上司は私に何かを押し付けることはせず、むしろ私の中から出てくるものを待ってくれているように感じます。

実際直近の面談で、このようなことを言われました。

「仕事はよくやってくれている。自分で仕事の意義や意味を見つけて、それを提案したり、自分なりに工夫して実現しようとしてくれている。一方で、もっとぐでさんの我というか、主体的な欲求が出てきてくれるといいなと思っています」

職場で、自分のやっている仕事は、人生のテーマである「ともいき」とつながっているなと思いながらやれています。
いつか、ともいきの住人がなにか実現したいことがあったときに、そのやりたいことの大小を問わず広くテクノロジーの力で助けられる人になりたいと思っています。
ともいきの世界では、なにも大きなものを持たずとも、自分のやりたいことを実現できるような世界になればいい。それをITの力で支えられる、ITよろず相談窓口みたいになれたらいいですね(笑)

そういう意味で、ありがたいことに、私は自分の仕事が「ブルジットジョブ」から遠く離れたものだと感じています。
一方で、それは仕事を通じて自分に還元されているものとか、自己成長の意味合いが強く、実際に仕事で出しているアウトプットそのものに対して意義を感じているかという話とはまた別問題だということにも気づきました。

上司からのフィードバックに対しては、仕事のアウトプットに対して、(できれば頑固なくらい)こだわりを持って取り組むことで応えたいです。そのためには仕事のアウトプットに対しても、単にチームや上司、もしくはお客様の要求に応えるたけでなく、自分の人生の文脈とつなげて、どんな価値を世の中に対して出したいか、考えていく必要があると思います。
もしそれがうまくいけば、職場のメンバーにとっても、お客様にとっても、自分にとっても意味のある、ともいきなアウトプットが出せるんじゃないかなと思っています。

ゆくゆくは、会社にもともいきな価値観を分かち合いたいですね。それが最終的な我を発揮した状態な気がしています。


キー②:自分の場を温める

もともとやっていたcafeの場を起点に、最近は自宅を栃木に移し、その家そのものも新たな場として活用しようと思っていたり、公式LINEやオンライン通話などのオンラインの場も増えるなどして、着実にともいきな価値観を表現する場を広げているなあと感じています。

その甲斐あってか、似たような価値観、同じような価値観を持った人との縁もつながっています。

これからはその人たちに、どのように「ともいきの豊かさ」を届けられるかを考えていきたい。そのためにはどんな場が必要なのか考え、実際にそんな場を温めていきたいです。


キー③:小商いになる

最近、ともいきのパターンランゲージを作ろう、なんていう話が出ましたが、ともいきと切っても切れない関係にあるのが「小商い」という生き方です。
小商いとは、簡単に言うと、生活と仕事が密着していて、自分の生業を持って何かをつくって生きている人、といったところでしょうか。

ともいきな人々は、共生しようとすると必然的に、小商いになるような気がしています。(あまりここの道筋はうまく説明できないのですが…)

なんとなく、ともいきな世界では、価値の分配はなく、価値の交換で成り立つような気がしていて、(つまり、"富 = 豊かさ"は誰にも平等)すると、だれしも交換するための生産者でいなければならない気がしています。
どこかの会社との雇用関係のある、雇われている人も、その傍らで(副業とか?)なにかを生み出している。
そういう世界になると、みんな生きることと働くことが少しずつ融けて、無理なく過ごせるような気がしています。

なにかを生産するって、地に足がついていていいなあと思っています。
今年は野菜を育てる、料理を作ってふるまう、自分のサービスを世の中に出すなどから実践してみたいです。
いつも「作る人」でいたいです。


ここまで3つのキーを出しました。

少し概念的で抽象的な話が多くなってしまいましたが、少しずつ咀嚼していきたいと思います。

これらが統合して、どんな自分になれるのか。そして、みなさんにどんな豊かさを分かち合うようになれるのか、今から楽しみです。


ではでは、みなさんにとっても豊かな2021年でありますように。


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ぐで@ブックカウンセラー
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