【冒険の物語No.231】ChatGPTでは英語は話せない
【冒険の物語No.231】ChatGPTでは英語は話せない
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「ChatGPT Advanced Voice」
巷で、すごいと言われていますよね。
私も、ChatGPTで音声入力は使っていましたが、
あそこまで、レスポンスが早いと感動ものですね。
早速、英会話でもしようかと、
英語での会話をお願いしたのです。
でも、全然ダメでした。
だって、私全然、英語喋れないので。
結局、私が喋らなければ会話は続かず、
そっと電源を落としました。
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ChatGPTがすごい進化をしていたので、
自分も英語をしゃべれるようになったと錯覚したのですね。
お恥ずかしい限りです。
だから、Voiceの話はここでにして、もう一つの進化の方を書きたいと思います。
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ChatGPT 4oがChatGPT o1-previewが選択できるのご存じですか。
その性能アップ比較をしてみました。
何をやったかというと簡単な計算問題です。
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皆さんも、「4つの数字で10を作るゲーム」は知っていますよね。
車のナンバープレートなどで、よくやっていた覚えがあります。
「4つの数字で10を作るゲーム」とは
提示された4つの数字を使って、四則演算(+、-、×、÷)や括弧を組み合わせて計算結果を10にするパズルです。数字は一度ずつ使用し、数字の連結は許されません。計算の順序を工夫することで、さまざまな組み合わせが可能です。
これを、試してみました。
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例として 1, 3, 4, 6 の4つの数字を使って10を作る答えを考えてもらいました。
GPT 4oは
(6/3)+4+1=10
と回答してきました。これ間違っています。
間違えを指摘しても、合っている答えを導けなかったです。
今度は
o1-previewでやってみると
(6/3)*(4+1)=10
と正解を導けました
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さらに、難問としてよく知られる、1,1,9,9で10を作ってもらいました。
GPT 4oは(9/9)+(1+1)=10
と全然だめな回答でしたが、
o1-previewでは
9x(1+(1/9))=10
と正解が出てきました。
かなりの進化だと思いました。
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o1-previewは高度な推論を使用して答えを導きます。
時間は通常よりもかかりますが、
精度が良い答えになりました。
文章を作るというより、計算問題などに力を発揮しそうです。
でも、でも、ダメな例を見つけてしまいました。
それは、また明日にします。