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【冒険の物語No.226】

初めての登山:立山で得た新たな挑戦

昨日、立山の頂上まで歩くウォーキング大会に参加してきました。

私にとって100キロウォーキングは日常です。歩くことへの不安はあまりありません。でも、今回は違いました。登山。つまり、「登る」ということ。これが私の中で大きな壁でした。

朝、準備をしながら考えていました。「100キロ歩けても、登るのは別物かもしれない」と。不安と期待が入り混じる気持ちで、スタート地点に立ちました。

登り始めると、やはり普段のウォーキングとは違う難しさを感じました。傾斜のきつい道、不安定な足場。体力以上に、バランス感覚や集中力が必要でした。時々立ち止まっては、周りの景色を眺めます。少しずつ高度が上がるにつれて、見える景色が変わっていくのが不思議でした。

途中、何度か「これ、本当に頂上まで行けるのかな」と思うこともありました。でも、一緒に登っている人たちの姿を見て、勇気をもらいました。みんな同じように頑張っている。その光景が、私の背中を押してくれました。

そして、ついに頂上に到着。そこで見た景色は、言葉では表現できないほど素晴らしいものでした。360度に広がる山々、遠くに見える雲海。今まで見たことのない世界が、目の前に広がっていました。

「ああ、来てよかった」

心からそう思いました。100キロ歩く時とは違う、新しい達成感がありました。今までにない高みに立ったという実感。それは単に物理的な高さだけでなく、自分の中の何かが一段階上がったような感覚でした。

山を下りながら考えました。私たちの人生って、こんな感じなのかもしれない。慣れ親しんだことを続けるのも大切。でも、たまには未知の領域に足を踏み入れてみる。そうすることで、新しい自分に出会える。新しい景色が見える。

今回の経験で、「挑戦することの大切さ」を改めて感じました。慣れないことは不安だし、怖いです。でも、その先にある感動は、何物にも代えがたいものがあります。

みなさんも、日々の生活の中で「ちょっと怖いけど、やってみたいな」と思うことはありませんか?それは仕事かもしれません。新しい趣味かもしれません。人間関係の中での新しい一歩かもしれません。

今日、私から皆さんへのメッセージは一つです。

「挑戦してみよう」

その先に何があるかは分かりません。でも、きっと素晴らしい何かが待っているはずです。新しい自分に出会えるかもしれません。

さあ、あなたの「立山」は何ですか?今日から、その山に向かって一歩を踏み出してみませんか?

私は、次はどんな山に登ろうかな。そんなことを考えながら、今日も100キロを歩き始めます。

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