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より良い思考の技法 第6章

放送大学教養学部『より良い思考の技法』のノートです。

第6章 誤った論法を知る
1.日常の推論を誤謬(ごびゅう)から分析する
(1)誤謬と詭弁
(2)演繹の論理にかかわる誤謬
(3)さらに三段論法の誤謬
(4)それは本当に説明になっているのか
(5)二つに分けて片方を消去する そこに誤りはないか
(6)論理の評価も、認知バイアスに引きずられる
2.論理のすり替えによる誤謬
(1)論証の筋道がズレてしまう
(2)権威は本当に権威なのか
(3)相手をわら人形にする
(4)否定する証拠がない、が証拠
(5)事実と価値を切り離す
3.クリティカル・シンキングへ応用する
(1)帰納的推論を評価する規準
(2)誤謬を知るのは第一歩
以上に学習課題がある。

ごびゅう【誤謬】(考え・知識などの)あやまり。「―を犯す」

まず、誤謬を「ごびゅう」と読むことを定着させたい。

問:誤謬と言う語を使って短文を作れ。
答:財務省は三十年以上もの間、国債(国庫利付債券)のことを「国の借金」との誤謬を犯し続けてきた。だから、日本はデフレ景気のままなのであり、国民は貧困に喘いでいるのである。


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