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大機小機 2024.10.16.

2024年10月16日•水曜日。「大機小機」は、日本経済新聞19面である。
タイトルは「今こそアベノミクスの総括を」だ。 

第一段落。「『アベノミクス』とは一体何だったのか、その功罪についてきちんと評価すべき時期が来たのではないか。」と石破茂氏が著書で書いているのだそうだ。

そうか、アベノミクスの総括をするんだな。楽しみだ。

第四段落。「本来は第三の矢が政策の中核であるはずなのに、裏方の役割であるはずの第一の矢、第二の矢が、むしろ前面に出てしまった。」

全くの的外れではないかい。第三の矢は全く打たれることがないまま放置されてしまった、というのが本当のところだろう。

民間投資を喚起させる成長戦略と言うのが、第三の矢なのだが、そのための政府支出はされることなく、消費税だけは上げられてしまった。第一の矢、第二の矢が前面に出たのではなく、第三の矢は撃たれることなく、消えてしまったというのが正しいと思う。

第五段落。石破氏は、異次元の金融緩和を「延々と10年続けてしまったこと」が、「国家財政と日銀財務が悪化」したとしているらしい。あぁ、この方は、「僕は国家財政、金融想像、複式簿記はできませ~ん。」と言っているようなものではないか。国家財政が悪化したところで、何も起こりませんよ。

第六段落。円安修正を促す日銀の金融政策の正常化を支持、財政健全化の推進の二点。前者は、日銀の仕事ではなく、財務省の仕事だ。後者は、財政の健全化と言うザイム真理教にどっぷり染まっているのが、まるわかり。

第七段落。「アベノミクスの三本目の矢であった成長戦略につながる構造改革を大々的に実施して」いや、構造改革をするのではなく、各分野に必要な予算を付けて、しっかり政府支出することである。間違えてはいけない。

政権発足後の石破政権は、……。選挙後の結果を見てみましょう。

取り戻せ積極財政。消費税廃止!ストップインボイス! そして、サラリーマン増税大反対!

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