
大機小機 2023.07.28.
2023年7月28日・金曜日。「大機小機」は、日本経済新聞19面である。
タイトルは「何でも財務省の陰謀なのか」だ。
またもや、貨幣観の大間違いにより、評価が真逆になっている。
「財務省の陰謀」かどうかは、この際どうでも良い。
それでは、突っ込んでいこう。まずは第四段落から。
少子化対策の規模は最後の最後になって3兆円から3兆5千億円へと、いきなり5千億円も官邸の主導で積み増しされた。
そこだけ見ても駄目だろう。どっか他所を減らしてるんだろ。減らしたところがないか調べてみてくれ。次は第五段落。
消費税にしても、3%の税率で導入されたのは1989年。(途中省略)今ごろ消費税率は20%になっていても不思議ではない。
いやいや逆でしょう。しなくても良い増税を30年かけて、消費の度に10%も国民に払わせいている。それも、国民への説明は嘘まみれだ。
・直間比率の是正。→いや、消費税は「直接税」なんでしょ。
・消費税は、「預り金的性格」。→そんな性格はないんでしょ。
・消費税は、「社会保障」の財源。→2割しか充ててないよね。
そもそも「財政の健全化」を政治家が発言するのは、国家経済の滅亡への誘導と同じことなのに、何を言っているのか?
そう、こんな記事を書く日経さん、あなた方こそがおかしい。
取り戻せ積極財政。消費税廃止!ストップインボイス!
そして、サラリーマン増税大反対!