できないに再会した秋

可愛い女の子が教室に行ってる話を聞いて、おじさんみたいな助言してる自分は何も習ってないことが気持ち悪くなった。自分も何か習った上で助言するかっこいい人がいいと思って1年前に花道を習いはじめた。

一年も花をしている。この一年で十回は花の展示に行った。月3回はお稽古に行っている。家で自分で花を買って練習もした。もちろん件の女の子の家に花もいけた。

今年の文化祭は自分で出す花を考えろと言われた。一年の自負がある。ロゴやWebサイトのデザインとかもしてた。花の展示以外にも美術館にも通ったりしてた。やってやろうじゃないかと息巻いた。考えた案を絵にした。そこそこそれっぽい絵が描けた。

満を持して、先生とその友達に見せた。

まぁ、微妙な反応なこと。こりゃダメだ。落胆はした。それでもすぐに我に返った。今まで何かを始めてすぐに上手くいった試しなんてない。それでも落ち込む。

考えてみれば、時間をかけて人にダメ出しされたことなんて最後はいつだったんだろうか。苦手な人間関係は切るに切って。やり慣れた仕事をして、ゲーミングチェアに踏ん反り返る。勉強不足の人の揚げ足を取っては報酬を貰う。そんなバカみたいな態度をしていたことすら忘れていた。

ハッカソンというITエンジニアが短い期間に集まってものを作るところでも、形になればそれでいい。みたいな自分が得意な価値観で取り組んでいた。その時も逃げていた。同じ失敗をしてたんだと思った。

まとまりのない文章。だめだこりゃ。

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