見出し画像

KATAMARI LIFE - 亀甲竜の播種 -

今回は「亀甲竜を播種」について書こうと思います。
成長記録を更新していきたいので、記事を追記していきます。

亀甲竜とは

Dioscorea elephantipes (ディオスコレア・エレファンティペス)は南アフリカの乾燥地帯に自生する冬型の多肉植物で、塊根ブームの影響もあり、最近は園芸店やホームセンターでも見かけるようになりました。メキシコ原産で夏型の「メキシコ亀甲竜(Dioscorea mexicana)」もあります。

本来なら種まき時期は9月頃が良かったのですが、他の植物の世話が忙しく手が回りませんでした。(言い訳です笑)

とにかく休眠期に入る春先までに塊根部を大きくしたいです。

軽石とオリジナルブレンドソイル
腰水管理中の亀甲竜

種まきの手順

種まきする前に種を12時間、メネデール100倍希釈水につけておく。

プレステラ90に軽石+オリジナルブレンドソイルを8割程度入れる。

硬質赤玉土(極小)を2割程度入れる。

上から水をかけ微塵を抜いていく。(底から濁り水がでなくなるまで)

種が重ならないように6粒まく。(プレステラ90の場合)

日陰に置いて、腰水(メネデール100倍希釈水+ベンレート1000倍
 希釈水)にして土が乾燥しないようにし、芽が出るまでは蓋をして湿度を
 高めに管理をする。

芽が出たら、それ以降は表土が乾いたら水やりを行う。

*今回は発芽率100%でした。種が新鮮だったのと、使用した容器を殺菌
 消毒したのがよかったようです。
 まあここからが勝負なのですが、、、。

育て方・管理

冬型の植物なので、秋口(9月上旬)から春先(5月上旬)がもっとも成長する時期になります。気温の上昇とともに葉が枯れ、休眠に入ります。
日頃の管理方法としては水はけの良い土を使用し、しっかり乾いたらたっぷりと水やりします。(休眠期は断水しましょう)

日当たりと風通しのよい場所で管理します。ただし、塊根部は直射日光に長時間当てると表面が傷んでしまうので、葉にはしっかり日を当てる一方、塊根部は遮光気味に管理します。
我が家では実生5年目くらいまでは土に埋めておこうかと思っています。
亀甲竜は冬型ですが、極端に寒い状況では枯れてしまいます。僕は最低気温が8度を切ったら室内管理をするようにしています。夏の休眠期はできるだけ風通しが良い涼しい環境に置きましょう。

亀甲竜は過ごしやすい気温を好みますので、日当たりのよい室内で育てるのがよいでしょう。乾燥に強く、管理方法も他の塊根植物に比べると簡単なので初心者にも育てやすい植物だといえます。

●追記 R4.3.26
1月に播種してから約2ヶ月が経過しました。
塊根部も3~4mm程度に成長しました。
表層に硬質極小赤玉ソイル、下層部に小サイズのオリジナルブレンドソイルを設定することで、段階的に根の安定化を図ることができました。
初夏まではしっかり腰水を行い、休眠に備え塊根部を成長させたいです。

それではまた次回

素敵なKATAMARI LIFE をお過ごしください。

いいなと思ったら応援しよう!