お笑いとは想像を超えるギャップの産物
出っ歯の電波通信 vol.182
山口です。
電波通信を最近見かけないと
知り合いからお声をいただき、
お、ちょっと書いたるかと思い
今日も続けて投稿をさせていただきます。
今日のお題は「お笑い」について
書いていこうと思います。
お笑い
お笑いについて、最初に断りを入れておきます。
言い訳ともいえるでしょう。
ぼくはお笑いに詳しくありません。
これは紛れもない事実です。
・間
・テンポ
・スキル
・スピード
・センテンス
挙げ出したらキリがありませんが
おそらくいろんな要素をくみ上げ、
強みを最大限活かせる手法で
お笑いに昇華させているのだと思います。
ぼくは有難いことに
いじっていただくことが多いです。
進んでいじられるに行っているわけではないのですが、
どうにも的にされやすいことは自分でも気づきます。
ぼくとしてはいじられるということは
少なくともその瞬間の話題の中心に
自分がいるということで満足を覚え
嫌な気はしないどころかおいしいとさえ思っております。
ただ、最初からいじられキャラだったのかと言うと
そういうわけではありませんでした。
最初はいじられキャラではありませんでした。
キャラというのは些細なきっかけで
大きく変わるものだと僕は体感しております。
ぼく自身、人を笑わせることは好きです。
笑顔にさせたらこっちのもん
みたいな考えがずっと前からあります。
物心ついたときくらいから
笑わせることは好きだったと思います。
きっかけ
恐らくきっかけは
転校です。
ぼくは親の仕事の都合で
引っ越しを度々繰り返しておりました。
小学校入学時に1回目
小学校6年生に上がるときに2回目
中学校2年生に上がるときに3回目
卒業、入学、高校、大学と
環境が大きく変わる節目が
他の方よりも3回は多いということになります。
特に1回目と2回目の転校が
大きなきっかけだったと思います。
小学校の転校生って
一瞬人気者になるじゃないですか。
小学生特有のクラスのみんなは友達意識が
強く働くことによって、すぐに馴染めます。
小学生に男女という性別の垣根は
あってないようなもんです。
その一瞬の人気者の時に
どれだけ周りと馴染めるか。
その大きな分岐点がぼくにとって
「お笑い」でした。
周りの笑いのツボにヒットしたら
すぐに友達ができる。
ここでミスしてしまうと、ちょっと距離を置かれる。
転校生にとって運命の分かれ道のような瞬間です。
この一瞬をほかの方よりも論理的にではなく、
体感的に会得できたことが
とても大きなぼくの財産になっていると思います。
コツ
ぼくが今までの経験の中で見出した
お笑いのコツみたいなものがあります。
大前提、お笑いとは
1人で作れるものではありません。
必ず2人以上によって作られます。
ボケとツッコミ、
もしくはボケて笑ってくれる人。
必ず、お笑いには双方の関係性が
重要になってきます。
この関係性や距離感を図り違えると
空気が読めないちょっとイタイ人になってしまいますが、
そこは経験を踏んでください。
安心してください、ちょっとイタイくらいなら
まだまだかわいいものです。
そして、お笑いの失敗はスベるという形の
着地があります。
果敢にスベりに行きましょう。
ぼくが編み出したコツというのは
何なのかと言うと
受け入れるということです。
突っぱねないでください。
自分にとっては耳が痛く、
自尊心を傷つけられることがあるかもしれません。
よほどのことを言われた場合は反論したほうが良いですが、
ある程度は場が盛り上がることに繋がることが多いため、
突っぱねずに受け入れましょう。
ぼくもそこから大きく変わりました。
どんなことが変わったのか。
コンプレックスというものが
自分の武器になります。
例えばぼくで言うと
・前歯(ちょっと出てる)
・容姿(桃屋のつくだ煮のキャラ)
・メガネ(人体構成比の約90%)
この3つについてぼくはいじられることが多いです。
恥ずかしい、隠したいという思いは消え、
今ではいじられることで喜びを感じます。
受け入れ、笑いに変える。
笑いに変えるには、これは正直、
ボキャブラリーの数がモノを言います。
どれだけ自分の引き出しを用意するのか。
引き出しの準備に関してはその人の努力としか言えません。
この言葉をこのタイミングで使ったら面白いだろうな
というワードをストックするのです。
ぼくが今まで聞いてきた中で
トップ10に入るツッコミワードがあります。
すっとこどっこい
このワードを使える瞬間に立ち会ったら
ぜひ使ってください。
たぶん8割~9割で笑いを生み出せます。
笑わせるうえで、毒舌というスキルもありますが、
あまりぼくはお勧めしないです。
さばききれなかった場合、ちょっと空気が悪くなる可能性があります。
諸刃の剣ですし、これこそ関係性がすごく大切になります。
最後に
双方の関係性が成立しているのであれば、
年齢関係なく踏み込んでみるのもおもしろいです。
お笑いとは想像を超えるギャップから生み出されます。
まさか、そんなことが、そこで、うそでしょ
こういった感情がお笑いに結びつくと考えます。
ぼくは芸人さんのネタだと
・ノンスタイル
・和牛
・ネルソンズ
この3つの芸人さんが大好きです。
センテンス、ワードで言うと
・山里亮太さん
・島田紳助さん
・宮川大輔さん
このお三方が大好きです。
別にお笑い芸人になろうなんて、
恐れ多くて思いませんが、
知り合いから、まぁぐっちはおもしろいほう
で認知されるならうれしいなと思います。
おもしろい人の周りには
人が自然と集まってくると思います。
ぼく自身、周りから飽きられないよう、
努力し続けます。
それでは今回はこの辺で。
ありがとうございました。