見出し画像

Bad teeth cycle

 後悔先に立たずということわざがあるが、どれだけ経験を積めば後悔は先に立つのだろうか。

 子供の頃はよく親に「歯を大事にしなさい」と散々言われたのにも関わらず、歯磨きをせずに寝たり、適当に磨いて済ませたりしていたのをよく覚えている。

 中学生の時には受験期に虫歯の痛みで夜も眠れず苦労した記憶があり、高校生になってからはお小遣いを使って歯医者に通ったりと散々だった。

 その結果歯磨きをする際は汚れがよく取れるように力を入れて強く歯を擦るように磨いていた。

 大人になってからは歯の痛みで病院に駆け込むということはほとんどなくなっていたが、たまにはと思い近くの歯医者に検診に行ってみることにした。

 実のところ、1箇所の歯が物を噛む時に痛くなっていたが、何もしないと痛くないので放っておいたり、痛みはないが黒くなっているなという歯が2箇所くらいあったりと、本当は自覚症状があったので、3箇所くらいは言われるかなぁと思っていた。

 そして当日、検診の結果を何故か申し訳なさそうに話し始める歯科医。

 「虫歯が14箇所ありまして…」

 小さい虫歯も含めての数だったが、結局全て治療することになった。まさか大人になってから約1年も虫歯で歯医者に通うことになるとは…

 通院している時に教えてもらったのが
・歯磨きは強く磨かないよう適度な力加減にすること
・電動の歯ブラシ等は3ヶ月に一度くらいでヘッドを交換すること
・歯間ブラシで歯と歯の隙間も磨くこと

 驚愕だ。歯ブラシはほとんど交換しないし、歯間ブラシは持ってないし、なんなら意識的にめちゃくちゃ力入れて強く歯を磨いていたのだから。

 この3つはいい歯のために改善するべきだと思うし、いつか子供ができたらちゃんと教えてあげたいと思う。

 今は治療も全て終わり、歯間ブラシもその歯医者で直ぐに購入し、電動歯ブラシの替えも用意し、万全の状態にしてある。



 しかし不思議なもので、ヘッドを変えることは疎か歯間ブラシは洗面所の棚に箱のまま保管されている。

いいなと思ったら応援しよう!