苦しい時間を迎えつつある町田
今日は町田対新潟の戦いが面白かった。
結果は1-3で、新潟の勝利だった。
町田が3失点で敗戦するのは、今シーズン初のことらしい。
このゲーム、外出先からスマホでつまみ観戦だったが、前半序盤は圧倒的に町田ペースだったところを前半中盤に差し掛かる24分に新潟:小見のゴラッソで、新潟先制となる。何となく、前半序盤から町田左サイドを新潟が狙っている感じと、町田も新潟のビルドアップに対して、左サイドはケアが甘い感じがしていたが、これはボールを持ち上がってゴールを決めた小見が見事だった。
なお、この直後となる27分にカウンターから町田はすぐさま同点に追いつく。
それから、前半終了間際となる45分に新潟:谷口が放ったシュートがリフレクションして、ゴール前に詰めていた新潟:藤原がそのボールを流し込み、1-2と新潟リードで前半を折り返す。
後半に入り、町田は藤本→ナサンホを投入し、前への圧力を強める狙いは見えたが、それでもどちらかと言えば新潟ペースでゲームは進む。
そして、迎えた52分に新潟FKを町田:チャンミンギュがオウンゴールしてしまい、1-3と新潟のリードを許してしまう。このFKが決まった後に、コーチと抱き合って喜ぶキッカーの秋山の様子を見て、準備してきた形なんだろうな、と思った。
その後、町田は攻撃的な交代カードを切ってゴールへ迫るが、惜しいシュートがありつつも得点に至らず、1-3でゲーム終了となった。
このゲームの後、フラッシュインタビューで、町田:黒田監督が守備陣に対して厳しいコメントをしていたが、個人的には、15本のシュートを放って枠内シュート3本の攻撃陣の方に課題を感じた。少なくとも2本くらいは決まってもおかしくないシュートがあったが、キーパーの正面だったり、ポストだったりというシーンがあった。
一方で、小見のゴラッソや相手DFのリフレクション、オウンゴールと、計算外のところで決まったゴールであったように思う。
これまで町田に吹いていた風が、このゲームにおいては少し逆風になっているようだった。
また、前節の浦和もそうだったが、攻守において少しずつ町田がやりたいことをやらせないという対策が各クラブともに取られて来ているようにも見える。
チームの調子が落ちつつある中で、各クラブから町田対策を取ってくると言う苦しい時期近づいているように感じたゲームだった。