事実を集めることで道筋が見える
今日はメンバーの昇格論文に付き合う。
元々、論文を書くのが苦手、と言っているメンバーだが、この土日に休日出勤しながら、論文を書いている。
あらすじのストーリーは見えているが、どのような事実に基づいて、論を展開していくかがポイントである。
ある程度書き上げて、部門長も交えてディスカッションすると、論文の粗や論理展開とそれに基づく事実が足りないことに気づく。こう言う時、3人寄れば文殊の知恵とはよく言ったもので、2人では出なかったアイデアがどんどん出てくる。何かアイデアが必要な議論は、3人でやるに限るな、と気づく。
そんな訳で、指摘されたことの事実を調べて、まとめたり、整理したりしていくと、無理に論理展開していた部分が、すんなりと流れるようになってきた。もちろん、論理を展開するために仮説を立てて事実を集めているので、必然的に論理は展開するのだが、違った視点で言うと、事実を集めれば集めるほど、道筋が見えてくることもあるのだな、と思った。
ビジネスにおいては、いつも全ての事実を集めることはできないが、できる限りの事実は集めるべきである。
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