インスタグラムの基礎

今回は、一般に”インスタ”の名称で親しまれているインスタグラムが、集客にとても有効であるということをお伝えするための記事です。


インスタグラムについての前に、まずはSNSについて説明していきます。

1、SNSとは

SNSとは、Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略で、利用者同士をつなげるサービスです。
現在、日本の国民の4人に1人が利用していると言われています。
また、利用者の統計を見てみると2012年に時点では20代以下が80%であったのに対し、現在では30代以下が60%、30代以上が40%と利用者の年齢層は徐々に高くなってきているようです。

インスタ利用者 円グラフ

また、80%の人がSNSを見て商品の購入やお店に足を運んだことがあるとも回答しています。
SNS上にないものは、認知してもらいにくい社会になってきていると言えるかもしれませんね。

また、SNSが社会に与えた影響として大きいのは、なんといっても情報の拡散スピードでしょう。
SNSが普及する以前は、Aさんが仕入れた情報を数日後にBさんに伝え、Bさんはまたその数日後にCさんに伝え、、、といった具合に情報が広まっていたのに対し、現在ではAさんが仕入れた情報をSNSで発信することで、あっという間にその情報が拡散していきます。
数年前に一躍大人気となったピコ太郎さんは、自身の芸をSNS上で発信したことで、日本中どころか世界中に拡散されていきましたよね。


2、SNSとマーケティングの関係

マーケティングには、『オークション型マーケティング』と「クオリティマーケティング』があります。

オークション型マーケティングとは、高い広告掲載費を払えば上位に表示され、より集客しやすくなるマーケティングのことです。高い広告費を払うことができない中小企業や、個人店ではうまく集客につなげられないのよう媒体です。

クオリティマーケティングとは、名前のとおり『質』で集客するマーケティングです。面白いアイデアや投稿の質によって、勝手に拡散されていくので、多くの予算を持っていなくても取り組むことができます。

インスタやTwitterなどのSNSを使用したマーケティングは、このクオリティマーケティングにあたります。


3、なぜインスタグラムが集客に有効なのか

インスタが集客に有効な理由として、ユーザー数の急増とアクティブユーザー数の多さが挙げられます。

①ユーザー数の急増
2015~2018年の国内でのTwitterやFacebookのユーザー数の増加が300万人だったのに対して、インスタは同じ期間で倍の600万人ものユーザーが増加しました。とくに50歳以上のユーザーが増え、今や若者だけでなく中高年にも浸透しているSNSと言えるでしょう。

②アクティブユーザーの数
アクティブユーザーとは、1ヶ月間で最低一回アプリを開くユーザーのことを言います。TwitterやFacebookが約60%、LINEが85%、インスタはそれらを上回る86%となっています。
メッセージアプリであるLINE以上のアクティブユーザーがいるというのは、驚きですね。

つまり、インスタを利用する人の数自体が増え、インスタから情報を得る人が増えた、ということがインスタグラムが集客に非常に有効であると考えられる理由です。

4、インスタグラムでできること

インスタの機能、できることといえばすぐに思いつくのは
・ストーリー機能
・ライブ配信
・写真と文章の投稿
・DM(ダイレクトメッセージ)
・場所、物の検索
ですが、ほかにも例えば投稿の服についているタグをクリックすると、購入サイトに飛べる機能や、飲食店のアカウントから予約できるといった機能もあります。
これまでは、SNSで気になったお店や商品をGoogleマップやAmazonで検索する人が多かったようですが、今はインスタから調べて直接予約や購入まで済ませられるようになっているのです。

口コミサイトなどでお店を調べると、サクラややらせコメントなど信用できないコメントが見られることもありますが、インスタは簡単かつ直感的な口コミが多く、信頼しやすいです。

企業側は、インスタのこのような機能を使いこなすことで、広告費をかけずに幅広い年齢層に認知してもらい、集客につなげることができます。
インスタの具体的な運用についてはまた、別の記事でお伝えします。

まとめ

・SNSは今では、若者だけでなく中高年にも浸透している。
・これからのマーケティングは、”クオリティマーケティング”の時代
・多くの人がインスタから情報を仕入れている
・インスタでショッピングやお店の予約ができる


最後まで読んでくださりありがとうございました!

それではまた次回の記事で!


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