「人にレッテルを貼る」という行為

こんにちは!
今日は、最近読んだnoteや本を足がかりに
表題の「人にレッテルを貼る」行為について考えたいと思います。

おつきみさんやきほさんの記事を読んだ時に 
最近読んだ、上記の社会学の本の内容に
「通じるものがある」と感じました。

それは、一言で言えば
「人にレッテルを貼る」という行為に
対する違和感
だと私は思いました。

「レッテルを貼る」というのは、相手の事を自分の中の考え方、尺度で決めつけてしまうことで、上記の本の中で以下のようなやりとりがありました。

(著者が昔、部落差別のあった集落の人々に聞き取り調査した時の一幕です。)

・「受けた差別を教えて下さい」と言う質問

これは、被調査者が生きている日常が差別されているという前提で行う失礼で傲慢な態度

・「決めつけ」を押し付ける失礼

自分のイメージに見合う言葉や理解を
「聞き取ろう」、「探し出そう」という姿勢

「あたりまえ」をうたがう社会学より

この事から自分が感じた「レッテルを貼る」という問題点は、「レッテルを貼る側の人間」が自分の理解出来る言葉に、相手を
当てはめて誘導しようとすることです。

これは、つまり相手が「本当に感じている
気持ちや考え方」を考慮していない恣意的な発言になるのかなと思います。

そうやって考えてみると、私の中で
人付き合いにおいて1番大切なことは
「レッテルを貼らないこと」ではないかと
いう結論に至りました。

相手の事を「こういう人間だ」と、自分の
思い込みや価値観で判断を下すのではなく
あくまで個人個人、複雑な思いを抱えた1人の人間として、その人自身にまっすぐに向き合うことが大切なんだと思います。

そして、人の考えや価値観は時間と共に変化していくものだから、会う度に新しい人間だと思うぐらいの気持ちで接した方が、付き合っていく中でその人の新しい価値観や大事にしている考えが見えてくるのではないかと思っています。

そうやって、自分自身の考え方が絶対と思わずに、他者のことを尊重する姿勢が互いに気持ちの良い人付き合いに繋がるのかなと思いました✨

ただ、自分の経験から過去に嫌な印象のあった人は、中々自分の中で変わらなかったことも経験しています。

なので、そういった印象を受けた人に関しては、「もしかして、こういう意図があって
言ったのかな?」🤔と、改めて時間を置いて考えてみること。

また、逆に自分が相手にそういう印象を
与えないように価値観や考え方の押し付け
はせずに、余白のある言い方を心掛けたいと思いました!☺

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