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コロナショック以来の調整局面到来か?
米国雇用の予想外の悪化を契機にした今の全面安は、なんとかショックがコロナ以来到来したという感じです。なんとかショックは、株などのリスク資産のバーゲンセールなので、絶好の買い時なんですが、底値がどこになるのかが、いつも悩みどころです。
以下過去のなんとかショックの時の米国株・日本株の下落率をみてみましょう。現時点2024年8月5日時点の日経平均の下落率はー12%ぐらいなので、まだまだコロナショックのー15.7%には届いていません。
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最悪の2007年世界金融危機の時は、日本株はー56.2%、米国株は−59.7%です。でもこの25年の過去実績を見ても、株価がおおよそ半分になってしまうのも7〜8年に一回は起きているわけで今回はコロナショック以来4年ぶりの調整局面ということです。
後付けで理由を探すのも、もちろんいかようにも理由があるので、そのあたりは参考は参考として、ここで大切なのは、株価というのは、数年に1回は大暴落する時がある、という過去実績です。
もちろん将来はどうなるかわかりません。チャートの動きはまったくのランダムだということが、各種研究で明らかになっています(興味のある方は以下ベストセラー読んでみてください)。
いつ暴落が起きるのかは、ランダムなんですね。そのランダムが今回やってきてその規模感はまだ、誰にもわからない、ということです。
ただ、積立投資で一番儲けが出るのも、こういう大暴落の時にこそ継続して買い続けること。
私の場合は、積立は継続しつつ、現金使って、ちょっとずつ買いを入れる、といういわゆる仕込みの期間となります。
商売は安く仕入れて高く売るのが一番で、株式もそうなんですが「いつが買い時か、いつが売り時か」は誰にもわかりません。
今回のショックの底値はわからないわけで、リーマンぐらいに今後下落率が50%ぐらいになるかもしれないのです。
したがって大暴落時は、ちょっとずつ買って底値を探る、というようなタイミング。ただし現金持っていない場合には、そのまま積み立てを継続し続けて、ほったらかしにするのがベター。
一番良くないのは、怖くなってここで積み立てをやめてしまうことではないかと思います。
以下の表ご参考まで。。。。
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なお、以上は私の個人的見解。投資は、自己責任で判断→投資願います。