私が国際協力に興味を持った理由
最近、国際協力や社会貢献に関して友人や知人、仲間と話しているなかで、
そもそも、私自身が国際協力に興味を持った理由って、何だったのかとふと思ったことがある。
そのため、今回は、国際協力に興味を持った理由について振り返りをしてみようと思う。
私が国際協力に興味を持った理由
結論を述べると、4つある。
①ある本がきっかけであること
②国際協力師の存在
③大学の基礎ゼミ
④マジック
この4つが大きく興味を齎したことになる。
次に、それらについて細かく述べていくこととする。
ある本がきっかけ
僕が国際協力という言葉を知ったのは、この本がきっかけだ。
その本とは、国際協力を仕事にしたり、国際協力に一度でも関心を持ったことがある人なら聞いたことがあるかもしれない国際協力業界の入門書と言えるNPO法人宇宙船地球号代表 山本敏晴さんの著書『国際協力師になるために』。
この国際協力師という言葉は山本敏晴さんが命名されたものでもある。
この本には、これから国際協力を目指す若者や国際協力に励む人々へのキャリア指標をあらゆる形で明記している。
また、イラク戦争時のPKO活動についても少し言及しているなど、現場でどういうことが行なわれているかも明記されている。
国際協力に興味を持っている人には是非、必読な書籍と言えるが、ただ2006年と今から16年前の情報なので、情報が古いものもある。そのため、最新の情報はフリーランス国際協力師である原貫太さんのYouTubeチャンネルであったり、国際ジャーナル開発社が毎年発行している国際協力キャリアガイドを目を通すのが良いだろう。
♦️原貫太YouTubeチャンネル♦️
♦️国際協力キャリアガイド♦️
国際協力師の存在
私が国際協力に関心を持った2つ目の理由はフリーランス国際協力師である原貫太さん、ネパールで孤児院のパパとして活動されている竹中俊さんの存在である。
竹中俊さんとは2回、お会いしたことがある。1つ目は大学のゼミで特別講演会を開いた際にお話を伺ったこと、2つ目は竹中俊さんのイベントが広島市中心部で開かれた際に参加し、世界で起きている環境問題や貧困問題などについて意見を語り合った時のことである。
原貫太さんとは対面ではお会いしたことはないが、オンラインで数回お話する時間を頂いたことがあるが、今でも忘れられないほど今後のキャリアを考える上で貴重なアドバイスであるとも言える。
大学の基礎ゼミ
国際協力に興味を持った理由の3つ目として言えるのが、大学の基礎ゼミである。
今から2年前、国際協力に興味を持つ前のことであった。2018年11月。そろそろ来年度(2019年度)の大学の基礎ゼミを履修するために考えていた時、渡された資料をペラペラとめくり、ふと目に入った言葉が『国際協力』だった。
その資料には、国際協力のケースを学びゼミ生と議論し、チームとしての発表をするというアクティブラーニングを導入した面白そうな要項が書かれていたのを今でも鮮明に覚えている。
その基礎ゼミでは、前述した通り、国際協力を実際に行なっている事例をもとに、この状況下で皆はどのように取り組むのかをゼミ生と話し合い、各グループが発表する内容であるが、このケースが非常にインパクトあるものだった。
そして基礎ゼミの最終回には、実際にネパールで活動されている竹中俊さんをお招きし、私は国際協力に対して心を動かされた。
マジック
大学2年の2019年5月から半年間、私は大学のマジシャンズグループとして活動していた。
最初は自分からやりたいというものではなく、友達が加入したから、やってみようという軽い気持ちでやったのだが、練習を重ね、マジックショーで高齢者の方々や子供たちにマジックを披露していくなかで喜ばれる姿は僕にとって大きなものを考えさせられた。
人のために何かを全力で行うのって楽しい
こう思えるようになったのは非常に大きな経験でもある。
今となってはマジックは全く出来ないが、誰かのために技を見せられる、そんな人で在りたいと思い、これからも苦手だと思えるものにチャレンジしていきたい。
今はボールを落とさずに蹴り続けるサッカーのリフティングを少しずつ地道ではあるが取り組んでいる。いつかはフリースタイルフットボールも出来るようになりたいが遠い目標より、まずは苦手な右足での蹴り方に慣れることが重要ではある。
さて、話を戻して私が国際協力や社会貢献に対して興味を持った理由は、以上であるが、これらの転機が無ければ国際協力や社会貢献に関心を持たなかったのかもしれない。
人それぞれ国際協力に対する思いや熱意は違うだろう。でも、どんな熱意や思いであったとしても、『他者に寄り添い、現場の目線で物事を考える姿勢』は大事である。
今日は以上です。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。