気分が乗らない時は、好きなカレーライスを食べよう4
こんにちは、僕です。
カレー、食べてますか?
平成最後の不定期連載。
今回もカレーについて語ります。
だからという訳ではありませんが、
あなたの価値観が変わった
きっかけカレーってなんですか?
はい、これいきなり何言ってんだという話なんですが、これ思い返してもらえば結構出てくるもんなんですよ。
家族や恋人が作ってくれたカレー。
学校給食のカレーだったり、賄いや社食のカレー、はたまた旅先で食べたカレーとか。
今回は僕のカレーの価値観を変えたカレー、
カリーライス専門店エチオピア
について語りたいと思います。
創業昭和63年。御茶ノ水駅から駿河坂下交差点へ下る途中にあるカレー専門店です。
名物はインド風カレー。インド風カレーなのにエチオピア? となるのも分かります。
公式サイトによると、元々小川町にできた一号店はカレーとコーヒーの店として始まり、エチオピアコーヒーが人気であった為、店名をエチオピアにして"しまった"とのこと。
そんなやや安直なネーミングの店はやがて、カリーライス専門店に変わり今に至ります。
東京に出てきたばかりの頃、カレーライス専門店に行きたく、休みに秋葉原から神保町をフラフラ歩いていた時に初めて入りました。
とにかく衝撃的な事だらけでした。
細い階段の途中にある2階席。縦長に細い店内の両壁に沿うようにテーブルが並んでいること、意外と豊富なカレーメニュー。
そして辛さ調整や突出しのジャガイモ。
恐らく僕がカレーライスの食べ歩きを始めたのは、エチオピアのカレーに端を発したのだと思います。
僕の中でカレーといえば、野菜ゴロゴロ。肉は少しの所謂一般的な昭和の家庭カレーでした。
(参考までに、実家の晩飯に出てくるカレー)
またはココイチや、前回語りました五車堂のカレー。よくある欧風カレーやそれに近いものでした。
エチオピアはそれとは明らかに違います。
写真は「えびカレー」です。
見えているのは小エビ、タマネギ、そしてピーマン。小麦を使わず、スパイスたっぷり。異国を感じる香りはまさに「インド風」カレーです。
海老が苦手な方は、定番のチキンカレーをオススメします。
チキンカレーにはゴロゴロ沢山の鶏肉。タマネギ、ピーマンというシンプルさ。鶏肉は食べ易い柔らかさ。スパイシーなカレーも舌と鼻孔をくすぐる美味さです。
野菜をトッピングすれば、見た目も楽しく、カレーの風味も引き立ちます!
さてこのエチオピア。辛さが選べます。
その度合いは0倍から70倍です。
0倍は一般的な中辛とありますが、それじゃあピンと来にくいですね。
「バーモン◯カレー」の辛口「ジャワカレー」の甘口の辺りがそれに当たるかもしれません。
僕は普段、25倍から30倍で食べます。
結構辛いです!汗かく辛さ!
汗だくで辛い辛いと言いながら、結局最後まで食べきってしまいます。
食べ終わった皿の底には……。
そんな30倍で手こずっている隣で、50倍60倍と注文する人を見る度に世の中広いなあと思います。
しかしこれで驚くのは早い。どうやらこの辛さ調整100倍くらいまでいけるみたいなんです!
70倍は匂いだけでむせる僕ですが、70倍が平気ならお試しを……
※注:残したり遊びでのオーダーはお店にもカレーにも失礼です。絶対にやめましょう。
平日ランチタイムはアイスが付いてくる等のサービスもありライス少なめもできるので、ちょっといいカレーを食べたい時には行きたいカレー屋ですよ。
時代を超えて愛されるカレー。
是非一度行ってみては?
というわけで今日はここまで。
令和時代も良いカレーに出会えますように。