アムステルダムで行ったカフェ、パン屋、イタリアンまとめ
8月初旬、僕はオランダのアムステルダムにいた。ヨーロッパの中の高円寺か?て思うほど街並みが整っていて、人もオシャレだし、良い匂いが街中を漂っていた。
オランダはヨーロッパの中じゃGDP成長率高いし、そういう人も金も集まる場所には美味い飯が多いに違いないと勝手に解釈した。事実、宿代も飯代も他のヨーロッパ地域と比べてかなり高いほうだ。北欧ほどではないが。
オランダはイタリアやスペインほど飯に充実していないと思っていたが、来てみたらこれだったので、飯はケチらないことにした。
そこで行った飲食店を紹介しようと思う。
カフェ
ここは雰囲気も綺麗で良かったし、コーヒーがめちゃくちゃ美味かった。
エチオピアの豆のフィルターコーヒーとシナモンロールを食べたけど、コーヒーは浅煎りで紅茶みたいで最高だったし、シナモンロールは生地がずっしりしていてコーヒーと良く合う甘さが良かった。クロワッサンやパンオショコラや、他にもランチなど色々あったのでまた来てもいいと思えるカフェだった。
ここは雰囲気が良かったが、飯が普通だった。
コーヒーはフィルターコーヒーを頼んだが、ポットに入ってて入れ立てではなかったし、パンも前の店の方が美味しかった。
ここも普通だった。グーグルの評価が高いだけに期待したが。
クロワッサンとシナモンロールが美味いらしいので頼んでみたが、シナモンロールは美味いんだが生地がネッチョリし過ぎてたし、クロワッサンはスーパーで買ったのと同じような味だった。コーヒーは若干キャラメルのような風味で美味しかった。
ここが1番美味いパン屋だった。隣のピザ屋が休みだったからたまたま入ったけど、大当たりだった。
クロワッサンが群を抜いて美味い。外のサクサク感と中のふわふわが絶妙。カヌレも食ったけど、明らかにナチュラルローソンのカヌレより美味い。味も美味いけど、そこの焼きたて感と中のもちもちが素晴らしい。パンオショコラもアイス入りのパンもあるらしいから、そっちも食べたくなってしまった。
飯
ピザ一切れ、マルガリータが3.5ユーロで、ペパロニが3.99ユーロ。安いし腹ごしらえにちょうどいいと思って食ったらやばかった。
まずピザはグリルで焼かれてから提供されるので熱々である。そしてチーズがバカ美味い。オランダはチーズが有名だがここで感じるとは思ってもいなかった。
さらに生地も美味い。ニューヨーカーピザなのに、生地がフォカッチャみたいにフワカリなのだ。アメリカのドミノピザやリトルシーザースよりも美味い。
聞いてみると店主がイタリア人らしくて、生地もちゃんとこだわっているそうなんだ。看板はニューヨーカーでもイタリア人の誇りが味わえてなぜだか感動してしまった。
この日は誕生日だったし、良いものが食いたくてこの店に決めた。街を自転車で走っているとイタリアンのいい香りがしたからだ。
だが夜は予約のみで入れない、と断られてしまい出ていったのだが、20時の予約まで1席空いてるから30分だけならいいよ、と言われ通してくれた。この臨機応変な対応ができるホールスタッフはバンビーノ!でも読んだやつだと思い、非常にワクワクした。
すぐできるパスタがおすすめと言われ、トリュフのタリアテッレ(黒トリュフの卵パスタ)を頼んだ。黒トリュフが香る美味いパスタです、良いチョイスですね、となぜかホールの人に褒められた。
来た。トリュフをこれでもかというくらい削ってくれた。実食。まず麺が美味い。平打ちびろびろ麺は、本田麺業を思い出させる。この麺がトリュフとチーズの旨みたっぷり汁に絡んで美味い。パスタというより自分の中では、まぜそばに近い感じであった。こんなに濃厚で美味いパスタは食ったことがなかったのでかなり衝撃だった。パスタで麺が美味いと感じたのは初めてだったので、パスタマシンの購入を決意するほどだった。
奥のフォカッチャはサービスでもらった。塩気とオリーブオイルがベストマッチでいくらでも食えた。秋葉原のヴェルデレガーロの店長に試食させてもらったフォカッチャも似たような味だった。シンプルだが生地そのものが美味い。
ティラミスも美味かった。中のクリームが濃厚で練乳のようだった。生地はスポンジが入っててコーヒーはそんなに濃くなかった。
以上です。
アムステルダムで飯食う人の参考になったら幸いです。
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