二日酔いからの学び
今年の正月ごろ、久々に二日酔いになった。
翌日に現場仕事があったため、辛い体を引きずりながら電車に乗り、「乗り換えってこんなにつらいのか、、、」と絶望し、乗り換え先の電車のトイレでめちゃくちゃ吐いて、走れないほど辛かったので歩きながら現場に到着した。途中で始業時刻に間に合わないことが分かったため、遅れる連絡をして、30分遅刻したがなんともなかった。
現場仕事は90分くらいで終えたが、飯が食えないほど衰弱してたので最寄り駅まで車で送ってもらった。
帰ってからもしばらく吐いていたが、このまま苦しみが続いてくたばってしまえ、なんてことは一切思わなかった。早く楽になっていつもの状態に戻りたい、そう願いながら便器にもたれかかっていた。
つまり、人間、本当につらいのは嫌なのだ。痛みのレベルも精神<身体なので、精神的に病んでしまった場合、まだ我慢できるのでそのまま孤独で死んでしまおうなどと考えるが、身体の痛みはマジで痛い。身体の痛みを感じると、痛みを回復させようと、対策しようとする意思が出るのでポジティブになるし、相対的に精神の痛みなどカスだと思って忘れてしまう。これを考えるとリスカする人の気持ちがわからんでもないが、リスカは跡が残るので登山に行くのをおすすめしたい。登山以外にも、極限まで飢えたり、めちゃくちゃ寒いとこにいたりするのも似たようなもんだと思う。
自分は身体に精神が引っ張られて良くなったり悪くなったりすることはあるけど、精神が悪くても体調が悪くなったりするのは滅多にないので、あまり自分のメンタルを信用しないことにしている。
精神が良かったり悪かったり、身体が良かったり悪かったりするのが日常なので、自分で自分の状態を把握してコントロールできるようになりたい。
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