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陽の橋【自由詩】
水面に 風は畝りを上げ 波の山が立つ
煌めき輝く 波紋は 夏へ続く道を作る
流れに一歩 踏み込むと 爽やかな薫風
海猫が 戯れの挨拶に 飛んで来て鳴く
橋脚の鉄部に 耀う様 陽光が反射する
暫く水上を歩き 下を覗けば 魚の群れ
見上げ眺めば 積雲が浮いている 蒼穹
強めに水を蹴って 波を跨ぎ 越えれば
広々とした 大海原に 辿り着いて見る
太陽の輝きに 幾つもの生命の 揺らぎ
- 完 -
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水面に 風は畝りを上げ 波の山が立つ
煌めき輝く 波紋は 夏へ続く道を作る
流れに一歩 踏み込むと 爽やかな薫風
海猫が 戯れの挨拶に 飛んで来て鳴く
橋脚の鉄部に 耀う様 陽光が反射する
暫く水上を歩き 下を覗けば 魚の群れ
見上げ眺めば 積雲が浮いている 蒼穹
強めに水を蹴って 波を跨ぎ 越えれば
広々とした 大海原に 辿り着いて見る
太陽の輝きに 幾つもの生命の 揺らぎ
- 完 -