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サッカーの仕組み(本質)が分かってないサッカー関係者(協会、解説者) しかいない件

負けてるチームが得点後に士気が爆上がりして
凄まじい戦闘力を手にする姿は誰もがよく目にする光景
高いレベルで攻守に影響
失点した側は勢い付いた相手に対して
個々に曖昧になる
この現象は意思統一によるもので
人間だから起こるサッカーあるある
この凄まじい破壊力と危うさを
もしコントロール出来たら最強だと思いませか?

ロボットなら戦術だけでいいが
人間がやるサッカーにおいては
意思統一(士気)がチームの火力となる
戦術効果が1になるか10にはなるかは意思統一が関わり切り離せない
戦術だけが一人歩きしてはいけない
守田が提示(ハッキリ)して欲しいと言ったのは
サッカーの本質で意思統一の絶対条件
意思統一は負けてれば簡単で
同点やリード時ほど難しい

イラン戦はリードした状態で後半丸々時間が残っていることが最大のポイント

本田がスペイン戦の解説で
上手く言えないけど早い時間に日本が先制しなくて良かったとコメント
自身もコートジボワール戦で痛い目みてて
南アのカメルーン戦もシュート25本以上浴びた筈
他にドイツのオーストラリア戦
ロシアのコロンビア戦の前半は10人に押込められ失点
これらに共通するのは早い時間に得点して
得点後はただただ相手のペースで受けているということ
イラン戦もクロアチア戦も同様

皆んな簡単に先制点を口にするけど
それは得点後に意思統一出来ればの話
サッカーには先制したらしたなりの難しさがあって
W杯ドイツ戦の前半と後半が分かり易いけど
ドイツが先制したから後半があの内容(意思統一)になるんだということ


ドイツやスペイン戦みたいに
失点して追い込まれた状況の采配は目的がハッキリしているので難しくない
負けていれば選手の矢印も同じ方を必ず向くから
戦術と矢印(意思統一)が自然と一致する
迷いなくやる事がハッキリする=凄まじい破壊力

本当に手腕が問われるのは
イランやクロアチア戦みたいにリード時や同点時で
時間があることがポイント
攻めるも守るもハッキリさせることが難しい状態=
意思統一が不十分
守田の言っていることは
この宙ぶらりん状態を解消する為に提示してくれってことで
采配と意思をハッキリさせることがサッカーの本質(仕組み)
こういう試合でこそ本当の評価をしなくてはならない

どっちつかずのサッカーと開き直れた時(ハッキリ)のサッカーではチームの火力がまるで違う
日本はハッキリ言わないハッキリさせないが美徳の文化
開き直ることが下手で悪い意味で捉えがち

意思統一こそが1番難しい部分であり1番の旨み(凄まじい戦闘力アップ)なのに
その重要性を語っているサッカー関係者(協会、解説者)を自分は見たことがない
口を開けば戦術でサッカーの本質(心理)を理解していない

監督の仕事は自分が責任を負うからと
自分の考え(指示)を選手全員に伝えチームを1つにすること
監督の成否はこの信頼関係に尽きる
ハッキリさせる事が重要で
あやふやなのは自殺行為

監督にも自分達の良さを先に考える人や
相手に良さを出させないを先に考える人もいたりと人それぞれ
選手にも1人1人に必ず考え(意思)があって人それぞれ
先制した側の心理を簡単に言えば
時間があるので1点では厳しいって思っている人もいれば
今は耐えることが重要だって人もいる
ポジションによっても人それぞれ
一方、負けてる側は開き直れて迷いがない
どちらの意思統一(火力)が上かは明らかですね


イラン戦もクロアチア戦も
三笘を失点して相手の士気が爆上がり時に投入して個の優位性をわざわざ潰しているが
相手は負けていて
同じ矢印(意思統一)で点取りに来ることは容易に想像付くこと
逆手にとって後半頭から三笘で優位性作って相手のスムーズさ(意思統一)を消すことを何故考えないのか・・・何の為の個のレベルアップ要求?
単純にトドメを刺せる確率が上がること
仮にトドメ刺せなくても相手は対応に追われる(矢印が変わる)のでスムーズさが消せる
攻撃やり切れない=悪い形で失う=ロングボール喰らう
先手を打つことで防げる失点もあることを知った方がいい

何故先手を打つ必要があるかというと
強いと評判の日本が攻めて来ない状態で時間がある
自分がイラン選手だと仮定すれば
このチャンスを逃すものかと士気は上がり続けるだけ=地獄
日本を倒せると信じて疑わない状況が完成

イラン戦の検証の殆どは3バックとかロングボールの出所を押さえる的な意見が大半
これは臭いものにフタをする考え方で
時間が短ければ我慢出来ますが
根本的な解決にはならない

大事なのは相手選手の意思統一(同じ矢印)を消すにはどうすればよいかを逆算して手を打つ事

後半頭からっていうのがポイントで
この時点では本当に日本を上回れるか
まだ相手は半信半疑
士気は高いが、まだ得点していないので爆上がり状態ではない
そこにやっぱりダメかも(日本は強い)を植え付けることが重要

もしそれで優位性を作れなければ3バックも考えればいいだけの話
同じく運ぶドリブル鬼の伊東がいないので
相手は三笘だけに集中
南野や堂安はいい選手だが1人で優位性を作れる選手ではない
運べて1人でも仕掛けられる久保で相手の集中を分散させる
あくまで優位性を作り相手の士気を下げることに拘ることがポイント


押し込まれる相手や押し込める相手
特に一発勝負は
先制したりされたりシチュエーションでも固められたり前掛かりになったりと極端も多い
真逆のシチュエーション=多様性=シチュエーションごとの意思統一が必要

日本という国は
前哨戦やコンフェデクラスだと失うものがないので
世界に力を示そうと一致団結攻撃意識の方が勝ったりするけど
W杯では真逆で失点したくない意識が勝ったりする
同じ戦術で行こうと言ったところで
選手の攻撃意識や守備意識は前哨戦とは真逆で同じにはならない

日本人ならではの真面目さ(開き直れない、責任感、リスクは冒さない)が勝ち過ぎて
失うものがない試合と失うものがある試合で
やるサッカーが真逆になるのが日本という国
W杯では失点したくない意識が勝ち過ぎて
予め決めておかないと日本の攻撃は個に頼ったものになる
失点して開き直った時は素晴らしいのに勿体ない

具体例を挙げると
ロシアW杯のコロンビア戦の前半と後半が分かり易くて
前半早々得点したあと
片方は行く
もう片方は行かないみたいなパス(考え)のズレが10人相手に多発
3人目の動きなんか尚更で
ただタッチライン割るシーン何回あったか分からない
4年前のコートジボワール戦も全く同じ

行く行かないが人それぞれ
攻撃やりきれず悪い失い方からまた攻められる悪循環で結局失点
さすがに10人には勝ちに行こうとハーフタイムで意思統一され開き直った後半は素晴らしい内容
失点喰らったのがポイント(きっかけ)での意思統一
ドイツやスペイン戦も失点して追い込まれ
やるしかない状況で意思統一出来ているだけ

2006年の代表は
前哨戦でこの直後W杯3位になるドイツを敵地で試合内容で圧倒している(失点を恐れていなかった)
でも本番初戦ではただただ失点を恐れただけの試合内容

惜しい監督にありがちは

盤上で戦術がよく練られていても選手の立場に立ってないと独りよがりのサッカーになる
そもそも戦術は自分達の心理や相手の心理までも踏まえ擦り合わせて考えるもの
コイツ今何考えているとかまで分かるようじゃないとただのサッカー詳しい人で終わる

戦術は勿論大事で肝
でもサッカーに限らず何の仕事でも
戦略のことしか語れない人に信頼を置くのは危険で
戦術だけで問題を解決しようとする様な人は人で失敗する
プレーヤーがロボットなら話は別

今の代表は多様性に必要な種類の駒が揃っているけど
シチュエーションで特化させるには
シチュエーションごとの意思統一が必要で
そこを鍛えて極めて行かないと
負けの許されなかったドイツに4-1で勝利しても
結局W杯では受け身の試合になりかねない
恐れるのは戦術だけが一人歩きして
意思統一を突き詰めて行かないこと


W杯前ドイツやスペインには勝てない
アジア杯も日本に勝てる国はないと決めつけていた
人が解説者含め大半ですけど
それって誰がビッグクラブにいるとか
リーグレベルだとか
CLがだとかブランド
個人のネームを見て勝ち負けを判断している人が大半なんです

よく皆んなで同じ絵を描くっていいますけど
日本がドイツやスペインに意思統一で後半上回った様に
完全にイランは日本を意思統一で後半上回っていました
肩書きだけで判断出来るほどサッカーは単純ではない
個のレベルアップは優位性を作る上で必要不可欠ですが
あくまでチームとしてどうかって話ですね

因みにW杯で日本選手に守備守備いうのはマイナスでキレイ好きにキレイにしろ的なムダ
結局攻撃やり切れなくて悪い失い方からピンチ増
日本人が開き直る=守備力低下だと思っている人がいるなら大間違い
根本的なことが分かっていない


森保さんは大事な試合ほど
何かあってからしか動けない
相手主導(リスペクト)の人は
勝ちに行くサッカーじゃなくて負けないサッカーなので
勝ち切れなくてPK戦はあるある
結果論じゃなく確率で考えないといけない

クロアチア戦なんかが分かり易くて
オープンな展開で高い位置に三笘を置ければ優位性を作れるのに勿体ない
W杯で上を目指すには強みを活かし優位性作って相手のスムーズさを消すとか先手も必要
守るだけが失点を防ぐ手段ではない 
森保さんは来る攻撃をただ受けて防ぐしか出来ない
動かず(ラク)してW杯を勝つとか甘い考え


森保さんがわざわざ難しくしている試合はいっぱい有り過ぎて
前回アジア杯とその直後のベネズエラ戦からずっと指摘して来たけど
正直、解任が正解かは分かりません
ハッキリ言って1つの得意料理しか出来ない外国人(型にハメる)監督よりは森保さんの方がずっとマシだからです
上には上があるように逆も予想出来る


クラブとは違い
代表に求められる資質は冷蔵庫にある食材での激ウマ料理
材料何あるか見る前に先に料理決めて激ウマを作るとか(ハリルやトルシエなど)はある意味博打で運
一発勝負は
押し込まれる相手や押し込める相手
先制したりされたりシチュエーションでも固められたり前掛かりになったりと極端も多い
真逆のシチュエーションもあるあるで多様性が重要
それ1つだけに拘る監督は代表じゃなくクラブで自分の型に合う選手獲得してやってくれって話

そういう意味では選手(W杯ドイツ戦の鎌田など)が意見出来る森保監督下の代表の方がマシなんです
人の意見を聞く度量があることが自分中では大きなポイントで
選手が思っていることを言えるなら森保さんは全然有りです

試合展開での采配、意思統一について

必ず心理の専門家を入れて考えてたことを吐き出すことがポイントで
イラン戦の試合開始後、得点後、後半開始後、失点後、監督含めた全員のその時に何を考えていたか
意思統一出来なかった原因を議論して知れれば
チーム練習なんかよりずっと戦闘力が上がる

親善試合も一発勝負も両方議論することが大切で
例えば選手なら守備の比重や攻撃の比重を残り時間の経過と共にどう感じていたかなど
監督なら采配の何が悪かったのか
監督自身が迷っていて提示出来なかったのか
このままで行けると思って提示しなかったのか
手段が分からなかったのか
これを知れればある程度シチュエーションで決め打つことも可能なわけです

日本人特有の心理もあるので
シチュエーションごとに采配だけじゃなく意思の持って行き方も擦り合わせておく
予めある程度決めおくことは開き直りが下手な日本人にとって必須

日本人特有の心理

普段の代表は攻撃意識高くプレー(失点を恐れていない)
一発勝負では守備意識高くプレー(失点を恐れている)
この差が世界一極端な国が日本
親善試合(前哨戦)が本番のサッカーに直結しない国No.1

ここまで自分の勝手な意見を長々と最後まで読んで頂いた方は
本当にサッカーが好きで日本サッカーを良くしたいと思っている人だと思います
勿論自分の言ってることが100%なんてことはありませんが
少しでも共感して頂けましたら幸いです
このサッカーの本質については
サッカー関係者に読んで頂きたくて投稿しましたが
どうすればサッカー関係者に読んで頂けるのかを
自分は無知なので教えて頂きたく思います







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