ひとり一人のかけ合わせがでっけーものを生む
劣等感につぶされた社会人2年目
教育•福祉畑から突如、WEBマーケティングの世界に突入してはや2年。
コンテンツマーケティング•クラウドソーシング•メディアの3つの事業を行っている東京のWEBベンチャーに新卒で入社。
全く知らない世界。
でもそこには高学歴な人、大学から起業していた人、自分でプログラミングをゴリゴリしていた人など「できる人」がたくさんいた。
それに比べて自分は「右も左もわからん」「同い年、年下の人が成果だす傍ら、自分は基礎の基礎からスタート」で何もできなかった。
そんなぼくは周囲の人と比べて
何もできない現実に押しつぶされる日々。
「こっから、こっから」と言ってくれる上司や同世代。
何もぼくの心には届かなかった。
なぜなら、劣等感に押しつぶされていたから…
自分がバカだと教え子に気づかせてもらえた
大学時代に勉強を教えていた高校生と再会。
その男の子が
「先生!サッカー部でオフェンス下手だから、ディフェンスめっちゃ練習してたんだけど、ついにディフェンスの要になれて、この前大会で優勝したよ!」
とうれしそうに報告してくれた。
それを言われて自分がバカだった、ちぃせー男だと気づかせてもらえた。
自分ができないことをできるように努力することも大事だが、
できることを伸ばしてで誰かの力になれればいい。
そう心から思えた。
何をおれは自分のできないことばかりをみて、それを他人と比較して落ち込んでるんだ。
教え子は自分にできることをみつけて、そこを伸ばし、チームに貢献しているっていうのに。
ひとり一人のかけ合わせ
自分がバカだとおもったと同時に
人間ひとり一人性格も違ければ、得意なこと、不得意なこともちがう。
それは、互いができること、好きなことをかけ合わせて、大きなことを生み出すためにあるもんじゃないかと。
たとえば、
サッカー部で優勝するためには、
ドリブルがうまい人
センタリングがうまい人
ディフェンスがうまい人
スローイングがうまい人
などそれぞれのスターが集まり、協力するからこそ優勝できる。
誰かひとりの力で優勝はできない。
これは仕事でも同じだなとおもった。
WEBマーケティング(ぼくのメインはseo、ソーシャル広告)のコンサルで、分析のスペシャリストがいても、クライアントに伝えられなかったら事は前に進まない。
あるいは、分かりやすい資料をつくれなかったら、そもそも分析した内容をみてもらえないかもしれない。
それぞれの得意なことが合わさって、大きな成果を生み出すんじゃないかな。
こうやって考えられるようになってからは、
劣等感に押しつぶされなくなり(厳密には押しつぶされそうになったら、このことを思い返している)、「自分にできることをやろう」と思い、目の前の仕事に集中することができた。
その結果、ぼくがコンテンツ•広告の企画制作分析をしている発達チャンネルという動画メディアで成果を出せたのかとおもう。
ひとり一人のかけ合わせだからこそ、
でっけーことを生み出せる。
これからもこの考え方を見失わずに生きていく。