「社会で生きていくには、大人に媚びを売ることも大切だよね」
「社会で生きていくには、大人に媚びを売ることも大切だよね。」と言われた。
20歳なりたての私は、初めて大人の世界を知った。
何事にもひたむきに、1歩1歩しっかり真面目に努力してきた。自分なりに。
この努力が結果となって、上司に認めてもらえていると信じていた。
しかし、現実はそう甘くない。
実力・成果を自分の目で見ていないのに、上司のちょっとした気分で結果を出している。
要するに、上司に気に入られるか。が昇給の鍵なのだ。
私は失望した。
この世の中、真面目に謙虚に努力してきた人間が損をする世界もあるものだと。
私は疲弊した。
努力しても結果が伴わなかったら、それは真の努力とは言わないとマイルールで決めていたが、この結果には納得いっていない。
そんな、結果だとか努力だとか機嫌とか。
生きていると、自分が予想していないショックな出来事ってたまにある。
でも、自分が折れないように、あの音楽をきいて、あの歌詞に縋って、「あぁ、自分と同じ気持ちの人がいる。」とか思って、それが虚像でもいいから。なんでもいいから。
「私を助けてください。」って心のどこかでいつもお願いしている。
私は歌詞に縋りすぎている。
作詞者は自分の思いしか書いていないのに。
それに同感しすぎて、自分を見失っているとも言える。
そんな歪んだ思考を受け止めてくれる読者さま、ありがとうございます。生きる糧になります。
今は全ての経験が自分を高める最大の成長だと思って、前を向いています。
なんだか、壮大な文章になりましたが、また読んでいただけると嬉しいです。
tsumugi